2022年、良かった映画 投稿者:四ッ谷 投稿日:2023/01/07(Sat) 21:38 No.2381 | |
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去年も数えるほどしか観られなかったんだけど、とりあえず、この場をお借りして2022年の良かった映画を発表させてください。
『ブラックボックス: 音声分析捜査』 フランスのスリラー映画。旅客機の墜落事故の原因を究明しようとする音声分析官が、孤立し、暴走していく様が観ていてヒリヒリした。キャリア志向の妻の言動が物語に厚みを加えている。
『トップガン マーヴェリック』 マッチョすぎるし白すぎるんだけど、1986年版でライバルだったパイロットが昇進して、今作では主人公を守ってくれるとか、ストーリーが良くできていた。でも主人公に感情移入するにはトム君、特殊過ぎるんだよな。ま、大ヒットしたのは納得。
『ディア・エヴァン・ハンセン』 DVDが届いたときはミュージカルというのを忘れていて、主人公が唐突に歌い出した時は驚いて観るのをやめようかと思った。でも、2022年の映画で一番心に残ったかも。赤の他人に手を差し伸べようとするアメリカ人って何? 善きサマリア人の教えの影響もあるんだろうか?
『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』 コメディ映画が好きなんだけど、意外と公開される数が少ない。なので、年いちペースで公開されるフィリップ・ラショー監督の作品は貴重。今作はアメコミのヒーロー物のパロディがメインで、そこそこ楽しめた。
『モガディシュ 脱出までの14日間』 韓国映画を観るたびに、そのレベルの高さに驚かされる。ソマリアの内戦に巻き込まれながら、辛くも脱出に成功する韓国大使館の職員とその家族。ソマリアのシーンはモロッコで撮影したらしいんだけど、言われなければ欧米製作の映画と見間違うほどの迫力と臨場感。北朝鮮大使館との緊張感やドライな協力関係も見どころ。繋がりたいけど繋がれない、もどかしさが良い。 |
| Re: 2022年、良かった映画
- 2023/01/08(Sun) 15:48 No.2382 | |
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四ッ谷さん、いらっしゃいませ。 良かった映画の発表、ありがとうございます。 挙げていただいた中では『マーヴェリック』しか観てません。
>感情移入するにはトム君、特殊過ぎるんだよな。
わはは!確かに。受けました(^o^)。 でも万年青年のトムも人の子。特殊に老いたところがなかなかよかったです。
『ブラックボックス』はもしかしてあたご劇場で上映されたかも。 最近見逃し、見落としが多いんです。 その他はタイトルさえ初耳です(^_^;。『モガディシュ』、面白そうですね。 映画館通いはワタシの場合、運動になっています。今年もやめられません。 なんとか旅に出たいのですがねぇ。 |
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2021 良かった小説 投稿者:四ッ谷 投稿日:2022/01/08(Sat) 21:00 No.2379 | |
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お茶屋さん、こんにちは。昨年後半は体調の都合で全く映画が観られませんでした。なので、たくさん読んだ本の中から良かった作品を紹介させてもらいます。
『マーダーボット ダイアリー・ネットワークエフェクト』
本作はマーダーボット ダイアリー 上・下の続編で、前作が中編四作品だったのが長編になりました。その分ちょっと冗長になっちゃったかなという気がします。
主人公の弊機ことマーダーボットは人の脳の一部や有機組織を持つので、ロボットというよりサイボーグの方が近いかも。彼のキャラクターがいいんです。コミュ障で人との接触を望まず、時に引きこもって連続ドラマ視聴に耽溺したりします。
そんなマーダーボットは高い戦闘能力と困った人を放っておけない優しさを併せ持ち、窮地に陥った人々を命がけで救おうとします。完ぺきではないがゆえに愛されるキャラクターです。本国でも日本でも大ヒットしたSF小説で、間違いなく映像化されるでしょう。
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』
こちらは大ヒットしたノンフィクションの続編。前作ほどのインパクトは無いけど、しみじみ良い。著者と息子君の関係が素晴らしい。愛情たっぷりなんだけどベタベタとペットのように可愛がるのではなく一人の人間として対峙している感じ。読むほどに悩みもがきながら成長していく息子君のことが愛おしく感じられてきます。
『警部フロスト』シリーズ
1970年から2008年までR.D.ウィングフィールドにより書き継がれたイギリスの小説。フロスト警部は、いつもだらしない身なりでお下劣なジョークを連発し書類仕事は大の苦手。他署への応援などで人手が取られ手薄な中、深刻な事件が立て続けに起きフロストは窮地に陥る。それでも悪戦苦闘しながら最後は勘とひらめきで全ての事件を解決します。
高齢の著者が数十年前に書いた話しなので女性の描き方が酷い。でも外連味たっぷりのストーリーは読ませるんですね。ほとんどの作品がミステリーベストテンでトップになったのもうなずけます。
今年は映画館に行くぞ! |
| Re: 2021 良かった小説
- 2022/01/09(Sun) 16:04 No.2380 | |
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四ッ谷さん、いらっしゃいませ。 下半期のよかった映画の書き込みをお待ちしていましたら、そういうご事情だったのですね。どうぞお大事なさってくださいね。今年はたくさん映画をご覧になれますように。
よかったご本のご紹介をありがとうございます。 マーダーボットなのに人助けとは意外な取り合わせですね。一人のボットも色んな面があると言うことでしょうか。というか、やはりサイボーグなんですね、人間ぽいわ。映画化されたらきっと見ます(宣言)。
「ぼくは〜2」は、前編を読んでないのですが、ベストセラーはやはり読んでおくべきかなぁ?イギリスものだし。むかーし、リンボウ(林望)先生のエッセイは好きでした。イギリスも随分変わったでのでしょうね。
警部フロストってドラマ化されていますよね?私はミステリーがお好きな人をマジで尊敬しています。本で謎解きはちょー難しくてついて行けないのです(ToT)。そのくせ松本清張は読んでみたいと思っているのですが。シャーロック・ホームズもキャラクター小説として読んでいるんですよ(^_^;。 映画の『ナイブズ・アウト』は落ち穂拾いしようと思っているし、ミステリーも映像ならわかりやすく作ってくれているから何とか付いていけると思うのですが。
というわけで、SF、イギリスは好きなので、「マーダーボット・ダイアリー」「ぼくは〜」の初っ端を気が向いたら読むかもです。 |
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2020年下半期の良かった映画 投稿者:四ツ谷 投稿日:2021/01/05(Tue) 14:38 No.2377 | |
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お茶屋さん、こんにちは。今年後半に映画館で観た映画は、なななんと三本だけでした。映画業界、大丈夫なんでしょうか。では、この場をお借りし今年も2020年下半期の良かった映画を発表させてもらいます。
「ヒットマン エージェント:ジュン」 韓国のアクションコメディ。冒頭のシリアスなパートの仕上がりが緩いんだけど、あれもわざとそうしたのかなと感じさせるほど全体によく練られていてバランスがいい。観客を喜ばせるツボを心得ている巧みな作品。
なんと映画館で観た中で良かったのはこれ一本。残念な半年でした。あとはDVDで観た作品。
「新感染 ファイナル・エクスプレス」 公開時に話題になっていたけど、予告編を見てC級シチュエーションスリラーだと思い映画館で観なかった。深く後悔。いやー、面白い。よく出来ている。そして感動的。父親のソ・ソグが行ってしまうシーンを影で表現した、あのセンスが秀逸。「ヒットマン エージェント:ジュン」と、あまり間を置かずに観たので韓国映画のレベルの高さに驚いている。
「ビリーブ 未来への大逆転」 私にとってミミ・レダー監督と言えば「ペイ・フォワード」。あれほどの輝きは無いものの手堅くまとめられていた。ま、何と言ってもルース・ベイダー・ギンズバーグ氏の伝記なので、彼女のことを深く知れただけでも観て良かった。
「ジュディ」 途中、ゲイのカップルとの心温まる交流シーンがあってジュディ・ガーランドの映画らしくていいな、と思っていたらラストであのカップルが登場。そしてオーバーザレインボーを途中で歌えなくなったジュディに……。クーッ、憎い演出。
「ワイルド・ドライバー」 ニュージーランドが映画の撮影でよく使われることは知っていたけど、ニュージーランド映画は、多分初めて。そしてこれが掘り出し物。ロマンティックコメディの傑作。あまりに良すぎて、返却前にもう一回観てしまった。カーアクション一辺倒じゃなく列車旅を挟んだところがポイント高し。
2021年もいい映画とたくさん出会えますように。 |
| Re: 2020年下半期の良かった映画
- 2021/01/06(Wed) 15:21 No.2378 | |
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四ツ谷さん、いらっしゃいませ、お待ちしておりました(^o^)。 映画業界、大丈夫でしょう!幾多の危機を乗り越えて、幾久しく続いていくものと楽観しております。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』、感動のゾンビ映画でしたね。親子ものというのも泣かされるし。続編(?)の『新感染半島 ファイナル・ステージ』は只今上映中ですが、どうしようかなぁ。今はほのぼのしたい気分なんです。 それにしても韓国は国を挙げてエンタメ産業に力を入れているので映画も素晴らしいですよね。『ハチドリ』なんかも上映してくれたらいいのに。
あと『ジュディ』は、あのカップルがファンの鑑ですよね。歌も素晴らしかったし、上映されたら、ぜひ、見に行きたいです。
他の作品は見てないです(残念)。 挙げていただいた中では『ワイルド・ドライバー』を見てみたいと思いました。
今年こそ、『007』が上映されるはず。 健康に気をつけて(←膝を痛めているから言っているのですが;;;)、新型コロナにめげず映画を見ましょう!必要だし、上映が終わりそうなら急ぎますよね。DVDという手もありますが。 |
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2020年の良かった映画 投稿者:四ツ谷 投稿日:2020/07/04(Sat) 19:55 No.2375 | |
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お茶屋さん、こんにちは。最近、庭木のサンシュユをヒメシャラに植え替えずいぶんスッキリしました。ちゃんと根付くといいのですが。この場をお借りし、今年も2020年上半期の良かった映画を発表させてもらいます。
「パラサイト」 テーマになっている所得の格差というのは、どこの国でもあることだしほとんどのシーンがモダンな豪邸の中で展開され、よその国の人が観ても違和感がない。結果、普遍的な作品に仕上がっている。
なんと映画館で観たのはこれ一本。残念な半年でした。あとはDVDで観た作品。
「ヘイト・ユー・ギブ」 人種差別を描いているんだけど黒人にも悪い所はあるとか黒人を良く見せようとか変な作意が無くフラットでリアル。それでいて一人の少女の苦悩とその克服を描きエンターテインメントとして成功している。アメリカの人種差別に興味があるけど何を観たらいいか分からない、という人に最初の一本としてお勧めしたい映画。
「15ミニッツ・ウォー」 フランス最後の植民地ジブチで起きたテロ事件の映画化作品。子供たちを乗せたスクールバスがテロリストにハイジャックされ、それを特殊部隊が救出するというシンプルなストーリー。シンプルなだけに骨太で力強い。一応作戦は成功するがエンドロールで紹介されるとおり事件の15か月後にジブチはフランスから独立。この辺りの事情は調べてもよく分からなかったんだけど、もっと早くジブチが解放されていたらとやり場のない思いにとらわれる作品。
2020年後半はちゃんと新作が公開されるんでしょうか。いい映画とたくさん出会えますように。 |
| Re: 2020年の良かった映画
- 2020/07/05(Sun) 16:25 No.2376 | |
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四ツ谷さん、いらっしゃいませ。お待ちしていましたよ〜。 ヒメシャラいいですね。花も紅葉も楽しみですね。サンシュユって知らなかったので検索しました。
『パラサイト』、アカデミー作品賞受賞してよかったですね。アカデミーもやるじゃん、私の中でアカデミー賞の値打ちが上がりました。
『ヘイト・ユー・ギブ』も『15ミニッツ・ウォー』も初耳映画です。面白い映画がたくさんあるものですねぇ。ありすぎてなかなかフォローできませんねぇ。
私の上半期ベスト3は、やはり『パラサイト』『家族を想うとき』、そして、『ジョジョ・ラビット』が入るかと思いきや、『フォードvsフェラーリ』!いや〜、自分でも思ってもみなかったです。感想も書いてないような気がします。でも、目標を達成したときの歓喜と充実感と寂寥感のシーンが、今になっても胸に迫ってくるのですよ。
下半期の一番の楽しみは『007』です。きっと後悔されると信じています。観れるかどうかはともかく。何卒、鑑賞が叶いますように(-人-)、アマビエ様〜。
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2019年の良かった映画 投稿者:四ツ谷 投稿日:2020/01/07(Tue) 20:17 No.2372 | |
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明けましておめでとうございます。 と言っても初詣もまだだし雑煮も食べてませんが。一人暮らしだとイベントごとをスルーしがちになってしまいます。さて、今年もこの場をお借りし2019年の良かった映画を発表させてください。
上半期は『グリーンブック』『否定と肯定』『主戦場』を挙げたのですが、下半期これらに『ジョーカー』『ターミネーター:ニュー・フェイト』が加わりました。
『ターミネーター:ニュー・フェイト』 ターミネーター2が大好きな私にとって今年一番楽しめる作品でした。アーノルド・シュワルツェネッガーの演技は酷いもんだしリンダ・ハミルトンも浮いてましたが、この二人が出てなければ出てないで文句を垂れていたでしょう。ファン心理は複雑です。
『ジョーカー』 悪の誕生をこれほどリアルに完璧に描いた作品は過去に無かったのでは。ただ本当のジョーカーは楽しみながら悪事を働く同情の余地など無い究極のサイコパスなんじゃないかという気がします。
ここからはDVDで観た映画です。
『小悪魔はなぜモテる?!』 エマ・ストーン目当てで観たコメディタッチの青春映画。これがなかなかの拾い物。古典文学の名作、ホーソーンの「緋文字」がベースになっていて見ごたえありました。
『ローズ』 1960年代にブレークしたロックシンガー、ジャニス・ジョプリンをモデルにした映画。レディー・ガガ主演の「アリー/ スター誕生」によく似ていて驚いたけど、私は断然「ローズ」の方が好きです。歌うことでしか自己表現できない愚かさが愛おしい。主題歌の「ローズ」も素晴らしい!
では今年もいい映画がたくさん観られますように。 |
| Re: 2019年の良かった映画
- 2020/01/11(Sat) 17:42 No.2373 | |
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四ツ谷さん、2019年の良かった映画、待ってましたよ〜。 ・・・にしてはお返事が遅くてスミマセン。近年、パソコンを開くのは土日くらいになってしまいました。
『ローズ』!ベット・ミドラーですよね(^o^)。 私もDVDだかビデオだかで見て、(ToT)。 サントラの感想も書いています。 ↓ https://cc-kochi.xii.jp/hotondo_ke/11082702/
レディ・ガガのもバーバラ・ストライサンドもジュディ・ガーランドも(その前もあるらしいです。)『スター誕生』は見てないですが、レネー・ゼルウィガーの『ジュディ 虹の彼方に』は是非見たいと思っています。『スター誕生』も見たかったんですけどね、何せ見れてないです。 今度の『ターミネーター』も予告編でリンダ・ハミルトンが出ると知り、見るつもりだったのに〜。 四ツ谷さんの「良かった映画」を拝見しても、あ〜見てない〜が多いです(^_^;。と言うか、見たのは『グリーンブック』と『ジョーカー』だけでした。『否定と肯定』『主戦場』は当地でも上映されたんですが。
>ただ本当のジョーカーは楽しみながら悪事を働く同情の余地など無い究極のサイコパスなんじゃないかという気がします。
その方が楽しめますよね。 私が好きなのはやはり「ティム・バートンのバットマン・シリーズ」の悪役です。ジョーカーもペンギンマンも(キャットウーマンも)可哀想をこじらせて「悪」になった人たちで、可哀想をこじらせて「善」側についたバットマンとは紙一重。稚気稚気バンバンで楽しかったな〜。
『小悪魔はなぜモテる?!』聴いたことなかったけど、飛ぶ鳥を落とす勢いのエマ・ストーン出演となれば見たくなりますねぇ。『バトル・オブ・ザ・セクシィーズ』も見たいです。 『女王陛下のお気に入り』はご覧になりましたか?とにかく凄かったです(驚愕級)。
初映画は行かれましたか?私は『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』に行ってきました。楽しかった〜!ジョン・ウイリアムズの音楽が素晴らしいですよね。オープニングで早わくわくしますもん。 4月には「007」(の音楽)でまたわくわくです。 『パラサイト』も公開されたし、期待作がいっぱいあるのは幸せですね。 こんな調子で、今年もどうぞよろしくお願いいたします。 |
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