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2023年の良かった映画 投稿者:四ッ谷 投稿日:2024/01/07(Sun) 20:37 No.2389  
お茶屋さん、こんにちは。
一年があっという間に過ぎていきます。
今年も、この場をお借りし2023年の良かった映画を発表させてください。

映画館で観たのは一本だけ。それがイマイチだったので、↓は全てDVDで観た作品です。

『ザリガニの鳴くところ』
女性主人公の強さと美しさを描いたサスペンスの佳品。アメリカ南部の湿地帯の映像が美しい。もう少し泥や汗を感じさせる描写があれば、もっと臨場感が出たと思う。主人公が小綺麗なのも気になった。もっと薄汚くて、でも肉感的で蠱惑的な俳優さんを使って欲しかった。

『不思議の国の数学者』
素晴らしい。予告編を見た時から楽しみにしていたんだけど、予想を超える出来だった。特に円周率を楽譜にしてピアノを弾くシーンがいい。数学は苦手で、公式や定理が出てきても何のこっちゃだったけど、このシーンで数学の美しさが実感できた。

映像もきれいだし俳優の演技も良かった。韓国映画は、出演するアイドルやタレントで客を呼ぼうとせず、作品そのものの力で勝負するのがいいのだと思う。

『コーダ あいのうた』
良かった。やっぱり音楽と映画の相性って最高。主人公のルビーがコーラスをやらなくても映画として十分成立したと思う。でもエンターテイメントとしては絶対必要な要素。脚本家か監督か分からないけど、その決定を下した人物に拍手を送りたい。合唱を聴いてる途中で音が消え、ろう者の世界を体感させる演出も秀逸。

アカデミー作品賞を受賞したのもすごい。映画祭の観客賞むきの作品だと感じたけど、よくぞ選んでくれました。

『シー・セッド』
映画ももちろんだけどNYタイムズの記者、そしてなにより証言した女性たちがカッコいい。マスゴミ、マスゴミと言うけれど、NYタイムズやBBC、週刊文春のような存在は絶対に必要。

『M3GAN ミーガン』
AI人形の不気味さを通奏低音に、両親を亡くした少女の心の揺れやSF的ギミック、人がまるで物のように切り刻まれる恐怖を描いていて、ほぼ完璧な作品だった。普段あまり映画を見ない人に勧めるなら2023年ナンバーワン!

では今年もよろしくお願いします。


Re: 2023年の良かった映画  - 2024/01/08(Mon) 08:44 No.2390  

四ツ谷さん、いらっしゃいませ(^_^)。
お待ちしていましたよ。
1年は加速度的に過ぎていきますねぇ。今年、92歳になる父は目が覚めるたび朝だと思っているので、1日に3回くらい朝が来ています。これじゃ、あっという間に百歳かも(笑)。

『ミーガン』、どうしようかと思ったのですが、恐かったら嫌だなと思いパスしました。見ればよかったな。
『ザリガニの鳴くところ』は、時間が合わずパスしました。
『シー・セッド』『不思議の国の数学者』はノーマークでした(^_^;。
以上は、時間を見つけてDVDか動画配信ですね。

『コーダ』は、本当によかったです!確か、見た年のベストテンに選んでいたと思います。ろう者の世界を体感させる演出にもハッとさせられました。ここ、聴きたいところですもんね。
啓発的な作品を予想してパスした友だちに「下ネタ満載やったで」と言ったところ、思い込みで観る観ないを判断したらいけないねと悔やんでいました。
でもまあ、どうしても何につけてもバイヤスが掛かってしまいますよね。いかにニュートラルでいられるか、バイヤスを修正していけるか、年を取るにつけ身体も頭も固くなるので気をつけたいと思っています。

初映画館はあたご劇場で『高野豆腐店の春』に行く予定です。
見落とし見逃しもDVDなどで落ち穂拾いして行きたいです。
今年もどうぞよろしくお願いします(^o^)。


2019年上半期の良かった映画 投稿者:四ツ谷 投稿日:2019/07/03(Wed) 20:35 No.2368  
お茶屋さん、こんにちは。庭に何か植えてもあっという間にカタツムリに食べられてしまいます。
この場をお借りし、今年も2019年上半期の良かった映画を発表させてもらいます。

『グリーンブック』
天才ピアニストでありながら、はぐれ黒人として生きるシャーリーの孤独と悲しみ。黒人差別との闘い。旅を通してじょじょに深まる二人の絆。素晴らしい演奏。随所に笑えるシーンがありコメディ映画としても成功していました。アカデミー賞作品賞にふさわしい映画だったと思います。

『否定と肯定』
見応えありました。レイチェル・ワイズが良かったですね。美貌を武器にコメディや恋愛映画でデビューし人気が出てもそれで満足せず、何とか中身のある作品に出演しようと挑み続ける姿勢がすごい。日本でもこういう映画が作られたらいいのに。でも無理だろうな、と思っていたのですが……。

『主戦場』
邦画と言っていいのかどうかは分からないけど日本の映画界にとって大きなニュースであり収穫でした。両論併記的な内容ではなくちゃんと監督自身が信じる側の立場に立って描いていたのが立派。スクリーンを通してちゃんと伝わってくるもんなんですね。インタビューを受けたそれぞれの人たちが、この問題にどれだけ真剣に取り組んでいるのかとか何のために闘っているのかなど。これの鑑賞を全国の中学校で必修にすればいいのに。

なぜでしょう。不作の半年でした。後半はたくさん出会えますように。


Re: 2019年上半期の良かった映画  - 2019/07/14(Sun) 19:34 No.2369  

四ツ谷さん、いらっしゃいませ(^o^)。

『主戦場』、ご覧になられたのですか。いいですね。当地での上映は叶うであろうか!?

>両論併記的な内容ではなくちゃんと監督自身が信じる側の立場に立って描いていたのが立派。

そうだったんですね。作家としては当然ですよね。
ほとんど口コミでお客さんが増えていったと思うのですが、裁判沙汰になってかえって宣伝になったんじゃないかなぁ。見たい映画です。
あと『新聞記者』も見たいなぁ。

『肯定と否定』は上映されたにもかかわらず、見れませんでした(ToT)。レイチェル・ワイズ、好きですのに。

『グリーンブック』は私もアカデミー作品賞にふさわしいと思いました。これぞアメリカ、アメリカ映画のよいところが盛りだくさんでしたよね。

四ツ谷さん、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』はご覧になっていませんか?私は怪獣に思い入れはないので見る気はないのですが、評判がものすごくいいので、四ツ谷さんの上半期入りするかと思っていました。


ところで、私の上半期というか、これまで見た中で今年のベストテンに入りそうな作品も聴いてくださいまし。m(_'_)m

なんと言っても『半世界』。日本映画がマイ・ベストテンに入ることは珍しいのですが、ベストワンになりそうです。それから7月に入って見たのですが『凪待ち』。アルコール依存症の話かと思って避けていたのですが、映友に強力に勧められて見たんです。アルコール依存症じゃなくてギャンブル依存症だったことは置いといて(^_^;、依存症だけじゃなかった。家族の映画であり、津波の後の凪待ちでありました。『半世界』の稲垣吾郎も『凪待ち』の香取慎吾もよかったので、SMAPは解散してよかったです。
あとは『ロンドン、人生はじめます』『50年後のボクたちは』は入りそうです。
そして、『X−MEN ダーク・フェニックス』、やっぱり面白かった〜!このシリーズは好きなのでムビチケを買っていたのですが、予想に反して不入りらしく、あっという間に夜1回上映となり危うくムビチケが無駄になるところでした。

というわけで、下半期の期待作はあたご劇場で上映予定の『バーフバリ』。いきなり後編のみ上映です(笑)。
『トイストーリー4』『ワンスアポンアタイムインハリウッド』『愛がなんだ』など。
あたごで『パドマーワト』も上映してくれないかな。
吾郎ちゃんも慎吾君もよかったので剛君の『台風家族』も見てみたいな。
とそんな感じです(^_^)。


2022年、良かった映画 投稿者:四ッ谷 投稿日:2023/01/07(Sat) 21:38 No.2381  
去年も数えるほどしか観られなかったんだけど、とりあえず、この場をお借りして2022年の良かった映画を発表させてください。


『ブラックボックス: 音声分析捜査』
フランスのスリラー映画。旅客機の墜落事故の原因を究明しようとする音声分析官が、孤立し、暴走していく様が観ていてヒリヒリした。キャリア志向の妻の言動が物語に厚みを加えている。

『トップガン マーヴェリック』
マッチョすぎるし白すぎるんだけど、1986年版でライバルだったパイロットが昇進して、今作では主人公を守ってくれるとか、ストーリーが良くできていた。でも主人公に感情移入するにはトム君、特殊過ぎるんだよな。ま、大ヒットしたのは納得。

『ディア・エヴァン・ハンセン』
DVDが届いたときはミュージカルというのを忘れていて、主人公が唐突に歌い出した時は驚いて観るのをやめようかと思った。でも、2022年の映画で一番心に残ったかも。赤の他人に手を差し伸べようとするアメリカ人って何? 善きサマリア人の教えの影響もあるんだろうか?

『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』
コメディ映画が好きなんだけど、意外と公開される数が少ない。なので、年いちペースで公開されるフィリップ・ラショー監督の作品は貴重。今作はアメコミのヒーロー物のパロディがメインで、そこそこ楽しめた。

『モガディシュ 脱出までの14日間』
韓国映画を観るたびに、そのレベルの高さに驚かされる。ソマリアの内戦に巻き込まれながら、辛くも脱出に成功する韓国大使館の職員とその家族。ソマリアのシーンはモロッコで撮影したらしいんだけど、言われなければ欧米製作の映画と見間違うほどの迫力と臨場感。北朝鮮大使館との緊張感やドライな協力関係も見どころ。繋がりたいけど繋がれない、もどかしさが良い。


Re: 2022年、良かった映画  - 2023/01/08(Sun) 15:48 No.2382  

四ッ谷さん、いらっしゃいませ。
良かった映画の発表、ありがとうございます。
挙げていただいた中では『マーヴェリック』しか観てません。

>感情移入するにはトム君、特殊過ぎるんだよな。

わはは!確かに。受けました(^o^)。
でも万年青年のトムも人の子。特殊に老いたところがなかなかよかったです。

『ブラックボックス』はもしかしてあたご劇場で上映されたかも。
最近見逃し、見落としが多いんです。
その他はタイトルさえ初耳です(^_^;。『モガディシュ』、面白そうですね。
映画館通いはワタシの場合、運動になっています。今年もやめられません。
なんとか旅に出たいのですがねぇ。


2021 良かった小説 投稿者:四ッ谷 投稿日:2022/01/08(Sat) 21:00 No.2379  
お茶屋さん、こんにちは。昨年後半は体調の都合で全く映画が観られませんでした。なので、たくさん読んだ本の中から良かった作品を紹介させてもらいます。

『マーダーボット ダイアリー・ネットワークエフェクト』

本作はマーダーボット ダイアリー 上・下の続編で、前作が中編四作品だったのが長編になりました。その分ちょっと冗長になっちゃったかなという気がします。

主人公の弊機ことマーダーボットは人の脳の一部や有機組織を持つので、ロボットというよりサイボーグの方が近いかも。彼のキャラクターがいいんです。コミュ障で人との接触を望まず、時に引きこもって連続ドラマ視聴に耽溺したりします。

そんなマーダーボットは高い戦闘能力と困った人を放っておけない優しさを併せ持ち、窮地に陥った人々を命がけで救おうとします。完ぺきではないがゆえに愛されるキャラクターです。本国でも日本でも大ヒットしたSF小説で、間違いなく映像化されるでしょう。

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』

こちらは大ヒットしたノンフィクションの続編。前作ほどのインパクトは無いけど、しみじみ良い。著者と息子君の関係が素晴らしい。愛情たっぷりなんだけどベタベタとペットのように可愛がるのではなく一人の人間として対峙している感じ。読むほどに悩みもがきながら成長していく息子君のことが愛おしく感じられてきます。

『警部フロスト』シリーズ

1970年から2008年までR.D.ウィングフィールドにより書き継がれたイギリスの小説。フロスト警部は、いつもだらしない身なりでお下劣なジョークを連発し書類仕事は大の苦手。他署への応援などで人手が取られ手薄な中、深刻な事件が立て続けに起きフロストは窮地に陥る。それでも悪戦苦闘しながら最後は勘とひらめきで全ての事件を解決します。

高齢の著者が数十年前に書いた話しなので女性の描き方が酷い。でも外連味たっぷりのストーリーは読ませるんですね。ほとんどの作品がミステリーベストテンでトップになったのもうなずけます。

今年は映画館に行くぞ!


Re: 2021 良かった小説  - 2022/01/09(Sun) 16:04 No.2380  

四ッ谷さん、いらっしゃいませ。
下半期のよかった映画の書き込みをお待ちしていましたら、そういうご事情だったのですね。どうぞお大事なさってくださいね。今年はたくさん映画をご覧になれますように。

よかったご本のご紹介をありがとうございます。
マーダーボットなのに人助けとは意外な取り合わせですね。一人のボットも色んな面があると言うことでしょうか。というか、やはりサイボーグなんですね、人間ぽいわ。映画化されたらきっと見ます(宣言)。

「ぼくは〜2」は、前編を読んでないのですが、ベストセラーはやはり読んでおくべきかなぁ?イギリスものだし。むかーし、リンボウ(林望)先生のエッセイは好きでした。イギリスも随分変わったでのでしょうね。

警部フロストってドラマ化されていますよね?私はミステリーがお好きな人をマジで尊敬しています。本で謎解きはちょー難しくてついて行けないのです(ToT)。そのくせ松本清張は読んでみたいと思っているのですが。シャーロック・ホームズもキャラクター小説として読んでいるんですよ(^_^;。
映画の『ナイブズ・アウト』は落ち穂拾いしようと思っているし、ミステリーも映像ならわかりやすく作ってくれているから何とか付いていけると思うのですが。

というわけで、SF、イギリスは好きなので、「マーダーボット・ダイアリー」「ぼくは〜」の初っ端を気が向いたら読むかもです。


2020年下半期の良かった映画 投稿者:四ツ谷 投稿日:2021/01/05(Tue) 14:38 No.2377  
お茶屋さん、こんにちは。今年後半に映画館で観た映画は、なななんと三本だけでした。映画業界、大丈夫なんでしょうか。では、この場をお借りし今年も2020年下半期の良かった映画を発表させてもらいます。

「ヒットマン エージェント:ジュン」
韓国のアクションコメディ。冒頭のシリアスなパートの仕上がりが緩いんだけど、あれもわざとそうしたのかなと感じさせるほど全体によく練られていてバランスがいい。観客を喜ばせるツボを心得ている巧みな作品。

なんと映画館で観た中で良かったのはこれ一本。残念な半年でした。あとはDVDで観た作品。

「新感染 ファイナル・エクスプレス」
公開時に話題になっていたけど、予告編を見てC級シチュエーションスリラーだと思い映画館で観なかった。深く後悔。いやー、面白い。よく出来ている。そして感動的。父親のソ・ソグが行ってしまうシーンを影で表現した、あのセンスが秀逸。「ヒットマン エージェント:ジュン」と、あまり間を置かずに観たので韓国映画のレベルの高さに驚いている。

「ビリーブ 未来への大逆転」
私にとってミミ・レダー監督と言えば「ペイ・フォワード」。あれほどの輝きは無いものの手堅くまとめられていた。ま、何と言ってもルース・ベイダー・ギンズバーグ氏の伝記なので、彼女のことを深く知れただけでも観て良かった。

「ジュディ」
途中、ゲイのカップルとの心温まる交流シーンがあってジュディ・ガーランドの映画らしくていいな、と思っていたらラストであのカップルが登場。そしてオーバーザレインボーを途中で歌えなくなったジュディに……。クーッ、憎い演出。

「ワイルド・ドライバー」
ニュージーランドが映画の撮影でよく使われることは知っていたけど、ニュージーランド映画は、多分初めて。そしてこれが掘り出し物。ロマンティックコメディの傑作。あまりに良すぎて、返却前にもう一回観てしまった。カーアクション一辺倒じゃなく列車旅を挟んだところがポイント高し。

2021年もいい映画とたくさん出会えますように。


Re: 2020年下半期の良かった映画  - 2021/01/06(Wed) 15:21 No.2378  

四ツ谷さん、いらっしゃいませ、お待ちしておりました(^o^)。
映画業界、大丈夫でしょう!幾多の危機を乗り越えて、幾久しく続いていくものと楽観しております。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』、感動のゾンビ映画でしたね。親子ものというのも泣かされるし。続編(?)の『新感染半島 ファイナル・ステージ』は只今上映中ですが、どうしようかなぁ。今はほのぼのしたい気分なんです。
それにしても韓国は国を挙げてエンタメ産業に力を入れているので映画も素晴らしいですよね。『ハチドリ』なんかも上映してくれたらいいのに。

あと『ジュディ』は、あのカップルがファンの鑑ですよね。歌も素晴らしかったし、上映されたら、ぜひ、見に行きたいです。

他の作品は見てないです(残念)。
挙げていただいた中では『ワイルド・ドライバー』を見てみたいと思いました。

今年こそ、『007』が上映されるはず。
健康に気をつけて(←膝を痛めているから言っているのですが;;;)、新型コロナにめげず映画を見ましょう!必要だし、上映が終わりそうなら急ぎますよね。DVDという手もありますが。

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Modified by isso