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2020年の良かった映画 投稿者:四ツ谷 投稿日:2020/07/04(Sat) 19:55 No.2375  
お茶屋さん、こんにちは。最近、庭木のサンシュユをヒメシャラに植え替えずいぶんスッキリしました。ちゃんと根付くといいのですが。この場をお借りし、今年も2020年上半期の良かった映画を発表させてもらいます。

「パラサイト」
テーマになっている所得の格差というのは、どこの国でもあることだしほとんどのシーンがモダンな豪邸の中で展開され、よその国の人が観ても違和感がない。結果、普遍的な作品に仕上がっている。

なんと映画館で観たのはこれ一本。残念な半年でした。あとはDVDで観た作品。

「ヘイト・ユー・ギブ」
人種差別を描いているんだけど黒人にも悪い所はあるとか黒人を良く見せようとか変な作意が無くフラットでリアル。それでいて一人の少女の苦悩とその克服を描きエンターテインメントとして成功している。アメリカの人種差別に興味があるけど何を観たらいいか分からない、という人に最初の一本としてお勧めしたい映画。

「15ミニッツ・ウォー」
フランス最後の植民地ジブチで起きたテロ事件の映画化作品。子供たちを乗せたスクールバスがテロリストにハイジャックされ、それを特殊部隊が救出するというシンプルなストーリー。シンプルなだけに骨太で力強い。一応作戦は成功するがエンドロールで紹介されるとおり事件の15か月後にジブチはフランスから独立。この辺りの事情は調べてもよく分からなかったんだけど、もっと早くジブチが解放されていたらとやり場のない思いにとらわれる作品。

2020年後半はちゃんと新作が公開されるんでしょうか。いい映画とたくさん出会えますように。


Re: 2020年の良かった映画  - 2020/07/05(Sun) 16:25 No.2376  

四ツ谷さん、いらっしゃいませ。お待ちしていましたよ〜。
ヒメシャラいいですね。花も紅葉も楽しみですね。サンシュユって知らなかったので検索しました。

『パラサイト』、アカデミー作品賞受賞してよかったですね。アカデミーもやるじゃん、私の中でアカデミー賞の値打ちが上がりました。

『ヘイト・ユー・ギブ』も『15ミニッツ・ウォー』も初耳映画です。面白い映画がたくさんあるものですねぇ。ありすぎてなかなかフォローできませんねぇ。

私の上半期ベスト3は、やはり『パラサイト』『家族を想うとき』、そして、『ジョジョ・ラビット』が入るかと思いきや、『フォードvsフェラーリ』!いや〜、自分でも思ってもみなかったです。感想も書いてないような気がします。でも、目標を達成したときの歓喜と充実感と寂寥感のシーンが、今になっても胸に迫ってくるのですよ。

下半期の一番の楽しみは『007』です。きっと後悔されると信じています。観れるかどうかはともかく。何卒、鑑賞が叶いますように(-人-)、アマビエ様〜。


2019年の良かった映画 投稿者:四ツ谷 投稿日:2020/01/07(Tue) 20:17 No.2372  
明けましておめでとうございます。
と言っても初詣もまだだし雑煮も食べてませんが。一人暮らしだとイベントごとをスルーしがちになってしまいます。さて、今年もこの場をお借りし2019年の良かった映画を発表させてください。

上半期は『グリーンブック』『否定と肯定』『主戦場』を挙げたのですが、下半期これらに『ジョーカー』『ターミネーター:ニュー・フェイト』が加わりました。

『ターミネーター:ニュー・フェイト』
ターミネーター2が大好きな私にとって今年一番楽しめる作品でした。アーノルド・シュワルツェネッガーの演技は酷いもんだしリンダ・ハミルトンも浮いてましたが、この二人が出てなければ出てないで文句を垂れていたでしょう。ファン心理は複雑です。

『ジョーカー』
悪の誕生をこれほどリアルに完璧に描いた作品は過去に無かったのでは。ただ本当のジョーカーは楽しみながら悪事を働く同情の余地など無い究極のサイコパスなんじゃないかという気がします。

ここからはDVDで観た映画です。

『小悪魔はなぜモテる?!』
エマ・ストーン目当てで観たコメディタッチの青春映画。これがなかなかの拾い物。古典文学の名作、ホーソーンの「緋文字」がベースになっていて見ごたえありました。

『ローズ』
1960年代にブレークしたロックシンガー、ジャニス・ジョプリンをモデルにした映画。レディー・ガガ主演の「アリー/ スター誕生」によく似ていて驚いたけど、私は断然「ローズ」の方が好きです。歌うことでしか自己表現できない愚かさが愛おしい。主題歌の「ローズ」も素晴らしい!

では今年もいい映画がたくさん観られますように。


Re: 2019年の良かった映画  - 2020/01/11(Sat) 17:42 No.2373  

四ツ谷さん、2019年の良かった映画、待ってましたよ〜。
・・・にしてはお返事が遅くてスミマセン。近年、パソコンを開くのは土日くらいになってしまいました。

『ローズ』!ベット・ミドラーですよね(^o^)。
私もDVDだかビデオだかで見て、(ToT)。
サントラの感想も書いています。
 ↓
https://cc-kochi.xii.jp/hotondo_ke/11082702/

レディ・ガガのもバーバラ・ストライサンドもジュディ・ガーランドも(その前もあるらしいです。)『スター誕生』は見てないですが、レネー・ゼルウィガーの『ジュディ 虹の彼方に』は是非見たいと思っています。『スター誕生』も見たかったんですけどね、何せ見れてないです。
今度の『ターミネーター』も予告編でリンダ・ハミルトンが出ると知り、見るつもりだったのに〜。
四ツ谷さんの「良かった映画」を拝見しても、あ〜見てない〜が多いです(^_^;。と言うか、見たのは『グリーンブック』と『ジョーカー』だけでした。『否定と肯定』『主戦場』は当地でも上映されたんですが。

>ただ本当のジョーカーは楽しみながら悪事を働く同情の余地など無い究極のサイコパスなんじゃないかという気がします。

その方が楽しめますよね。
私が好きなのはやはり「ティム・バートンのバットマン・シリーズ」の悪役です。ジョーカーもペンギンマンも(キャットウーマンも)可哀想をこじらせて「悪」になった人たちで、可哀想をこじらせて「善」側についたバットマンとは紙一重。稚気稚気バンバンで楽しかったな〜。

『小悪魔はなぜモテる?!』聴いたことなかったけど、飛ぶ鳥を落とす勢いのエマ・ストーン出演となれば見たくなりますねぇ。『バトル・オブ・ザ・セクシィーズ』も見たいです。
『女王陛下のお気に入り』はご覧になりましたか?とにかく凄かったです(驚愕級)。

初映画は行かれましたか?私は『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』に行ってきました。楽しかった〜!ジョン・ウイリアムズの音楽が素晴らしいですよね。オープニングで早わくわくしますもん。
4月には「007」(の音楽)でまたわくわくです。
『パラサイト』も公開されたし、期待作がいっぱいあるのは幸せですね。
こんな調子で、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


報告とお礼に参上しました。 投稿者: 投稿日:2019/07/23(Tue) 22:56 No.2370   HomePage
お茶屋さん、こんにちは。

先ごろ『50年後のボクたちは』を観た折にふと思い出し、
ファティ・アキンは、やっぱり『そして、私たちは愛に帰る』だよなぁと偲びに参りました(笑)。
ってなわけで、先の拙サイトの更新で、かるかんの頁をいつもの直リンクに拝借しております。

お書きのように、いろんな面で映画という表現の豊かさを堪能させてくれる作品でしたよね。
ポリ袋は、意図して舞わせたものに違いないと僕は確信しておりますが、
吹けば飛ぶように翻弄される儚き存在でも、それが舞ってこそ絵になるのですから、
生き難い世を弛まず生き抜いて行ってもらいたいものです。

そう言えば、逆縁ではありませんが、下にもお書きの『半世界』も心に沁みる映画でしたね。
これまで観て来た十本を超える阪本順治作品のなかで僕がイチバン好きなのは、
この作品のような気がしています。

どうもありがとうございました。


Re: 報告とお礼に参上しました。  - 2019/07/28(Sun) 18:17 No.2371  

ヤマちゃん、いらっしゃいませ。
リンクとコメント、ありがとうございます。

『50年後のボクたちは』よかったな〜。『そして、私たちは愛に帰る』の監督さんだったのですね。知らなかった〜。35歳で『そして、〜』を撮ったなんてすごいですね。60歳くらいの人の作品のように思っていました。年を重ねてからの『50年後〜』の瑞々しさ軽さも大したものだと思います。こちらも映画的な場面の連続でした。

ポリ袋の舞う映画、『アメリカン・ビューティー』もそうでした。意味は全然ちがうと思いますが。

『半世界』、よかったですよね!
久々に日本映画がマイベストワンになりそうです。


2018年の良かった映画 投稿者:四ツ谷 投稿日:2019/01/08(Tue) 15:30 No.2365  
お茶屋さん、こんにちは。
この場をお借りし、今年も2018年の良かった映画を発表させてもらいます。

前半でいいなと思ったのは『ギフテッド』『スリー ビルボード』『グレイテスト ショーマン』『シェイプ オブ ウォーター』『万引き家族』で、後半は……。

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
ストーリーと脚本が良くできていた。「ファイトー! 一発!」的なハラハラドキドキシーンだけでなくイーサン・ハントが道徳的ジレンマに陥るシーンもあったりして見応え抜群。もちろんスパイ物らしい虚々実々の駆け引きもあり全編通して緊張感が途切れることがなかった。

大勢を救うために少数を犠牲にしないという青臭い正義感や女性に捧げるひたむきな愛情など、イーサン・ハントの少年のような純真さも魅力的だった。

『ボヘミアン・ラプソディ』
ストーリーはミュージシャン映画によくある感じ。だけど音楽が圧倒的。ライブエイドでのパフォーマンスを再現したラスト21分は圧巻の一言。これを観て感動しない人などいないのでは。とにかく素晴らしい。

ブライアン・メイが辺野古問題で署名を呼びかけてくれたそう。ブライアン・メイいい奴じゃん!

『search/サーチ』
今年一番かも。ラストで泣いた。しかも嫌な涙じゃないのでポイント高し。

PCのモニター上で展開する実験的な作品と聞き、ストーリーはシンプルなんだろうと思っていたら、おっとビックリよくできてる。上質のミステリー小説を読んでいるかのよう。犯人も二転三転するんだけど取って付けたような強引さは無く、すごく自然に容疑者が浮かんでくる。序盤で張られた伏線が回収されると同時にストンストンと腑に落ちていく感じが心地良かった。

ネットの世界では、若い女性と会話していたはずがモニターの向こうに座っているのは実はシリアスキラーなんて言うことも起こりえる。そんな恐怖もよく伝わってきた。

DVDで観て良かったのは……。
『この森で、天使はバスを降りた』
久しぶりに再見。タイトルも本編も美しい。ラストは悲しいんだけど、やっぱり美しい。
『特捜部Q 檻の中の女』
影のある映像が事件の雰囲気に合っている。雰囲気のある北欧ミステリーを見事に映画化。
『ゲットアウト』
もっと暗い映画かと思っていたけどコメディ要素もあり楽しめた。TS、マザーファッカ―、A! には笑った。

今年もいい映画がたくさん観られますように。とりあえず『グリーンブック』を早く観たい!


Re: 2018年の良かった映画  - 2019/01/12(Sat) 14:29 No.2366  

四ツ谷さん、いらっしゃいませ。待っていましたよ〜!

『search/サーチ』『グリーンブック』、観たい観たい!!
『search/サーチ』はもう上映されていたのですね。もしかして見逃したのでしょうか。半年ばかりチェックを怠っていたからなぁ。泣ける映画とは知らなかった〜!かなり込み入った内容なのではと予想しています(ミステリーは苦手なので、ついていけるだろうかという心配もあります)が、舞台がほぼパソコン前というところに興味津々です。

『ギフテッド』、観ましたよ〜。女の子がものすごく可愛かった!
『ミッション・インポッシブル』は何作目になりましたかねぇ。今回はパスしましたが、トム・クルーズ、えらいわ。年を取るとイメージどおりに動けませんが、トムちんは日頃から鍛錬しているのでしょうね。体力的なものだけでなく「青臭い正義感や女性に捧げるひたむきな愛情」が似合うトムちんであり続けてほしいなぁ。

『この森で、天使はバスを降りた』、観たいですぅ(^o^)。
『ゲットアウト』、観たくないですぅ(ToT)。ホラーでしょう?ほんまに笑えますか???
四ツ谷さんに書き込んでいただいた『ドローン・オブ・ウォー』、もうもう今年こそ、絶対観たい!
あと『半世界』も観たいです。稲垣吾郎が炭焼きの父ちゃんを演じるのだそうな。『ラブ&ピース』を見て以来のお気に入り長谷川博己も出ているみたいなので(^_^)。

>今年もいい映画がたくさん観られますように。

そうですね!エンジン、かかってきました〜!


2018年上半期の良かった映画 投稿者:四ツ谷 投稿日:2018/07/05(Thu) 16:06 No.2362  
お茶屋さん、こんにちは。雨ばかりで、まるで梅雨みたい。って梅雨ですね。
この場をお借りし、今年も2018年上半期の良かった映画を発表させてもらいます。

『ギフテッド』
泣ける。ありがちな話だけど細部の描写まで神経が行き届きひとクラス上の仕上がり。例えばセレブとして暮らす母と、ボート修理工をしている息子の会話シーン。一緒に暮らしている姪を取り上げようとする母との対決。声を荒げて怒鳴ってもよさそうなのに男はそうせず、彼がただのブルーカラーじゃないことを予感させる。

『スリー ビルボード』
三枚の巨大な広告板を使って警察へのメッセージを伝えるというアイデアが秀逸。署長と母親を、典型的な悪人と善人にしなかったのも見事。そんなこんなで途中までは凄く期待が持てたのに、後半の強引な展開がちょっと残念。有名な俳優の出てない地味な作品なのに、ちゃんとヒットしたのは良かった。

『グレイテスト ショーマン』
P・T・バーナムのことを美化しすぎなんじゃないかという前評判が気になっていたけど、金と名誉欲にかられたペテン師の部分も描かれていたのでOK。それにしても音楽とダンスが圧倒的! 観ていて、気分が盛り上がるし引き付けられる。特にキアラが歌う「ディス イズ ミー」のパワーは比類なし。

『シェイプ オブ ウォーター』
イライザを演じたサリー・ホーキンスが魅力的。作品賞はどっちでもいいけど、主演女優賞は彼女こそがふさわしいと思う。ウィキペディアによるとラストはこうだそう。『生物の驚異的な治癒能力で蘇生したイライザは、彼と共に海の中で幸せに暮らしてゆく』えっ、てっきりイライザは亡くなったと思っていた。いろんな解釈があるのね。

『万引き家族』
邦画は若者向けのアイドル映画か大人向けの大げさ過剰演技映画しかないと思っていたので、この作品は新鮮だった。リリー・フランキー、安藤サクラ、樹木希林の演技が素晴らしい。特に希林さん。彼女が引退したら代わりの務まる俳優さんはいるんだろうか。一点だけ、ラストに分かりやすく感動できるシーンを入れて欲しかった。

本作については伺いたいことがあるので、お茶屋さんの映画評アップを楽しみにしています。


Re: 2018年上半期の良かった映画  - 2018/07/08(Sun) 15:00 No.2363  

四ツ谷さん、上半期の発表、ありがとうございます(^o^)。

『ギフテッド』、見たい見たい!見たいリストに入れました。

『スリー・ビルボード』、ヒットしたんですね。アカデミー賞ノミネートのおかげでしょうか。それとも口コミかな。2回以上観た人の感想などを読むと、あらたな発見があるみたいなので(例えば、サム・ロックウェルが演じた暴力警察官と看板貸しの兄ちゃんは同級生とか)、DVDで再チャックしたいと思っているんですよ。

『グレイテスト・ショーマン』は、バーナムの妻役がミッシェル・ウィリアムズとは気がつかず、あとで知ってビックリでした。それと“特にキアラが歌う「ディス イズ ミー」のパワーは比類なし。”に同感です。キアラっていう人なのね。あとでググってみます。
数ヶ月経った今も色んなシーンが思い出されます。よい作品でしたね。

『シェイプ・オブ・ウォーター』、どっかで読みましたが、イライザの首の傷、あれでエラ呼吸が出来るとか。それを読んで、ポスターにもなったラストシーンは、作り手(と私)の願望と思っていましたが、ファンタジーではリアルなんだと気がつきました。

『万引き家族』、よかったですね。昨今の邦画は見る気さえ起こらない作品が多いですが、タイトルだけで「見たい!」と思いましたもん。子役も含めて俳優の皆さん、素晴らしい!(樹木希林の後は桃井かおりじゃないですか???)

>本作については伺いたいことがあるので、お茶屋さんの映画評アップを楽しみにしています。

なんと、嬉しいことを言ってくださる(^o^)。これは書かなくっちゃ。
台風よりもタチの悪い大雨で四国だけでなく西日本がえらいこっちゃになっていますが、当方は無事なので頑張って書きまする。

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