サークル>高知自主上映フェスティバル実行委員会

2000年を最後に活動を休止中。復活なるか!?

現在「高知シネマフェスティバル」(当初は「高知自主上映フェスティバル」。私は当初のネーミングの方が断然いいと思うのですが・・・。)を主催しているのがこの実行委員会です。1990年に自主上映サークルが束になって発足し、毎年秋に二日間に渡り、よりすぐりの5本を上映し、著名な映画関係者をゲストに招き1時間程度のトークも聴けるという、映画ファンなら垂涎のお祭りです。

当初はお客さんがよく入っていたように記憶していますが、93年から上映会場が美術館になったせいか平日だったせいか作品のせいか、ちょっと入りが寂しいですね。97年からはもとの県民文化ホールにもどりましたが、もっともっとお客さんに入ってほしいと思いました。(観客の立場からいうと、美術館は駐車場の心配がいらないのでグー。県民文化ホールは周辺に食べ物屋があるのでグーです。)

そして、2000年、大学生が実行委員になって、その活動には目を見張るものがありました。まず、上映作品は言うに及ばず、年間を通じて「シネフェス2000通信」を発行しホームページも開設しました。当日はロビーでATGのポスター展を催し、監督や出演者からメッセージも頂戴し、大変充実していました。
実行委員長が書いた新聞記事によりますと、実行委員は卒業して県外へ行ってしまうので、2001年にどうつなげるかが課題とか。陰ながら応援したいと思います。

2000年の上映作品

Keiko/日本の悪霊/曾根崎心中/書を捨てよ町へ出よう/絞死刑/股旅/肉弾/ガキ帝国/青春の殺人者/怪異談 生きてゐる小平次/ゲスト:井筒和幸氏

1999年の上映作品

猿の惑星(新訳版)/視線のエロス/カラー・オブ・ハート/アベック・モン・マリ/愛の渇き

1998年の上映作品

「日本映画でキレル!」
女の中にいる他人/身も心も/CURE/バウンス Ko GALS/鬼火

1997年の上映作品

「発光するドキュメント」
心の中/クラム/天安門/サワダ

1996年の上映作品

「ブレッソンと訪ねる映画の新世紀」
バルタザールどこへ行く/少女ムシェット/夜と霧/コールド・フィーバー/月の瞳/抵抗/ゲスト:景山理氏

1995年の上映作品

「えいが100年百花繚乱」
オリーブの林をぬけて/ジャンヌ愛と自由の天使/ジャンヌ薔薇の十字架/動くな、死ね、甦れ!/全身小説家/ゲスト:原和男氏

1994年の上映作品

「映画特急ハリウッド発、台湾行」
戯夢人生/リフ・ラフ/パーム・ビーチ・ストーリー/飾り窓の女/ウィリアム・テロル、タイ・ブレイク/ゲスト:萩野洋一氏

1993年の上映作品

青い青い海/マルメロの陽光/IP5/愛について東京/シンプルメン

1992年の上映作品

クーリンチェ少年殺人事件/恋愛小説ができるまで/バートン・フィンク/ギムリ・ホスピタル/アタラント号/ゲスト:佐々木敦氏

1991年の上映作品

ワイルド・アット・ハート/コントラクト・キラー/裸のキッス/アシク・ケリブ/あんなに愛しあったのに

1990年の上映作品

「90年代映画シーンを担う新進作家」
都会のアリス/恋恋風塵/ミステリー・トレイン/ウンタマギルー/生きるべきか死ぬべきか/ゲスト:梅本洋一氏