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■かるかん>暗い日曜日|愛しのローズマリー
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暗い日曜日
名曲と黄金の三角関係に酔える浪漫派エンターテイメント
Gloomy Sunday
監督:ロルフ・シューベル
イロナ:エリカ・マロジャーン|アンドラーシュ:ステファノ・ディオニジ|
ラズロ:ヨアヒム・クロール|ハンス:ベン・ベッカー

これいいです。好き好き!久々に酔える、浸れる、浪漫派エンターテイメントです。
どこかエキゾチックな魅力を湛えた美女イロナと彼女を愛する二人の男性。一人は生活力があって優しく明るいラズロ、もう一人は翳りのある二枚目で芸術家のアンドラーシュ。この黄金の三角関係が見物です。(アンドラーシュ役の人、『カストラート』で主演したときは単なる二枚目でしたが、今回はいいわ〜(^o^)。)
また、アンドラーシュが作曲した「暗い日曜日」が聞き物で、この曲には心の中に沈殿した澱を掻き立てられるような心持がします。この曲を聴きながら自殺する人が続出したという伝説も肯けそう。
そして、見物、聞き物の他にも、もう一つの見所があるのですが、これを書くとネタバレになるからな〜。機会があれば、ぜひご覧ください。舞台はハンガリー、主な時代背景は第二次世界大戦前となっております。

シャンテ・シネ(東京) 2002/06/09


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愛しのローズマリー
やっぱり美女が好き
Shallow Hal
監督:ボビー&ピーター・ファレリー
ハル:ジャック・ブラック|ローズマリー:グィネス・パルトロー

いや、やっぱ、笑っちゃうんです。ははは。
おいおい、福祉のボランティアしている女性に美女は一人もいないのか!?とか突っ込みをいれながらも、笑う私がここにいる(^_^;。グウィネスの見事なズッコケぶりにも笑っちゃいました。
また、太っているため傷つけられてきたローズマリーに同情して涙したり、外見より心が大事という予定調和的ラストにも嬉し泣きでした。
それから、ハルの友達は、他人のちょっとした身体的特徴に過剰反応し、差別的にふるまうですが、それは彼自身の身体のある部分に劣等感があるためだということがわかり、自分に自信がないと人をおとしめ勝ちになる心理をよく突いているな〜と感心しました。
デブやブス(その他もろもろ)の犠牲のうえにある笑いは、残酷なものだとわかったうえで作っているのではないかと思ったり、主演女優を見てもファレリー兄弟はやっぱり美女が好きだなと思ったりでありました。

渋谷ジョイシネマ(東京) 2002/06/10


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