■かるかん＞少林サッカー｜アイ・アム・サム

少林足球
監督、脚本、主演：周星馳（チャウ・シンチー）

どひゃひゃひゃひゃ。かなり笑わせていただきました。そのお礼に「今、何がおもしろい？」と尋ねられたときは、もれなく『少林サッカー』と応えています。
どひゅぅーん！あんなに球が蹴れたら気持ちいいでしょうね〜。私も少林寺拳を習おうかしらん（笑）。

Ｉ ａｍ Ｓａｍ
監督：ジェシー・ネルソン
サム：ショーン・ペン｜リタ：ミシェル・ファイファー｜ルーシー：ダコタ・ファニング
アニー：ダイアン・ウィースト｜ランディ：ローラ・ダーン

う〜ん、おもしろくないことはないのですが、何か釈然としないのです。７歳の知能の父親に８歳になる子どもが育てられるかどうかで裁判になるお話なのですが、７歳まで育てられたのなら大丈夫なんじゃない？７歳までが大変でしょう？という思いがずーっとありました。だから、私には裁判の行方はどうでもいいというか、サムとルーシーの父娘関係にはたいして心引かれるものがありませんでした。（←ちょっと、げっぷが出そうでした。）
むしろ、バリバリキャリアウーマンで幼い息子との関係がしっくり行っていないリタや、父親との関係が災いして（？）引きこもりになってしまったアニー、そして、子どもがほしくてルーシーを養子にしたいランディの、それぞれの苦しさや哀しみが伝わってきて、この映画は彼女たちに救われたと思います。