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■かるかん>ニューヨークの恋人|マジェスティック |
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ニューヨークの恋人 時を越えるロマンチック・コメディ |
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Kate&Leopold 監督、脚本:ジェームズ・マンゴールド ケイト:メグ・ライアン|レオポルド:ヒュー・ジャックマン|チャーリー:??? |
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うん、そつのない面白さでした。『ソードフィッシュ』でカッコよかったヒュー・ジャックマンに期待してたんだけど(もちろん、貴族役もよかったのですが)、やっぱり彼は小汚い方が魅力的です。私は、ブラッド・ピットも小汚い役の方が好きなんですよね〜。 メグ・ライアンの弟チャーリー役の人、どっかで見たことあるのですが、この人が気に入って見ていました。 メグ・ライアンは、Sサイズの服をプレゼントされるのですが、それも肯けるスレンダーさでした。彼女の辞書に中年太りという言葉はなさそうです。 高知東宝3 2002/06/23 |
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マジェスティック |
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The Majestic 監督、共同製作:フランク・ダラボン ジム・キャリー|マーティン・ランドー|ローリー・ホールデン |
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後で知ったのですが、この映画は2時間半以上もあったのですね。そんな長さをちっとも感じさせないおもしろさでした。ジム・キャリーが受けの演技がうまくて惹きつけられたし、フランク・キャプラ監督&ジェームズ・スチュアート主演映画をほうふつさせられました。 ●ネタバレ感想 第二次世界大戦で多くの若い戦死者を出したローソンの町。この戦死者が守ったアメリカの精神を生かそうと、投獄を覚悟で熱弁を振るうジム・キャリーには、やはり心を動かされました。下手をするとアメリカ万歳の国粋主義的映画になってしまいますが、この映画は、戦死者が守ろうとしたものを生き残った者が守ってこそ、死者が浮かばれ、遺族も「息子は犬死にではなかった」と思えるのだということを言っているので、その点がよかったと思います。 ただし、あまり感心しなかったことは、ジム・キャリーをノンポリという設定にしたことです。これは何だかずるいと思いました。本来は観客の意思が「彼が共産党の集会に参加しても思想信条は自由だ。投獄するのは理不尽だ。」という方向に行くべきところ、彼がノンポリで女の子を追いかけていただけだということを強調するあまり、「共産主義者ではないのだから、無罪放免で当然だ。」という方向に引っ張られそうで、どうも感心できません。 でも、そうしないとハッピーエンドには持って行けないからやむを得ないでしょうね。それに、ジム・キャリーが放免されても、彼の身代わりに赤狩りされる人がいることを示していたので、赤狩りの理不尽さは一定描かれているようには思います。 ラストシーンは、ジム・キャリーがローソンの町で歓迎されて、めでたしめでたしです。しかし、歓迎に集まった人の多くは、彼が町の者ではないとわかりFBIに逮捕されたときは、手のひらを返したように去って行った前科があります。それが今度は熱烈歓迎会ですから、私といたしましては少々興ざめでした。ここは静かにローリー・ホールデンだけに出迎えてほしかったな〜。そうすると、フランク・キャプラじゃなくて『炎のランナー』になっちゃうんですけどね(笑)。 高知松竹3 2002/06/23 |
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