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■かるかん>花とアリス |
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花とアリス 乙女チック・センシティブ・コメディ |
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hana&alice 監督、脚本:岩井俊二(2003年 日本) 花:鈴木杏|アリス:蒼井優|宮本先輩:郭智博|アリスの母:相田翔子|アリスの父:平泉成|阿部寛|広末涼子|大沢たかお|テリー・伊藤 |
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岩井俊二監督の作品は、それほど好きではないのですが、見るといつもおもしろいです。そのうえ『花とアリス』は、繊細で抒情的でありながらコメディとして見てもおもしろくポイントが高いです。駅名や学校名のくすぐりもグーだし。 画質は悪いのに細やかな美しさを持った映像は、岩井監督の十八番になってきた感がありますね。 それにしても花が憧れる宮本先輩の優柔不断ぶりというか流されぶりは、何としたものか。歯がゆいやつじゃの〜。それにくらべて花とアリスの可愛らしさ、活きのよさ、清々しさよ。う〜む、世はやはり女性の時代である(笑)。 キャラクター的には、アリスはとても健気なよい子で、友情に篤く独立心がありながらも、どこか支えてあげたくなるような風情で、しかも同情させられる境遇です。でも、私はユニークな花が好きだな〜。おもろいキャラや。 二人の友情は、大人になっても続くかな?形を変えても続いて行ってほしいな。 でも、このきらめきは、今だけのものかもしれませんね。 十代の女の子のきらめきを、きれいな額で飾って壁に掛けてあるような、そんな映画でした。 あたご劇場 2004/3/21 |
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