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■かるかん>シュレック2|ビッグ・フィッシュ |
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シュレック2 怪物OK牧場 |
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SHREK2 監督:アンドリュー・アダムソン、ケリー・アズベリー、コンラッド・ヴァーノン(2004年/アメリカ/カラー/1時間33分)|デヴィッド・ボウイ「チェンジズ」 |
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やっぱり、楽しくておもしろかったですー。今回は、シュレックがフィオナのために男前になるというお話でしたが、必然性があまり感じられませんでした。このお話の弱さを出てくるキャラクター(妖精、チャーミング王子、長靴を履いた猫、フィオナの父王ほか)がカバーしていて、隙のない作りになっていました。 ミュージカルシーンも嬉しいし、フィオナの父王の悲哀なんかいいですねぇ。いろんな映画のパロディが楽しめるし、3作目もあるなら、また是非、笑いに行きたいです。 TOHOシネマズ高知5 2004/8/22 |
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ビッグ・フィッシュ ホラがなければ、この世は闇よ |
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BIG FISH 監督:ティム・バートン|脚本:ジョン・オーガスト|原作:ダニエル・ウォレス(2003年/アメリカ/カラー/2時間5分) エドワード・ブルーム:ユアン・マクレガー&アルバート・フィニー|ウィリアム:ビリー・クラダップ|サンドラ(だっけ?):アリソン・ローマン、ジェシカ・ラング|ヘレナ・ボナム・カーター|ダニー・デヴィート|スティーヴン・ブシェミ |
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おもしろかったです。うるうる来ましたねー。 昔『スモーク』という映画がありましたが、ラストはハーベイ・カイテルとウィリアム・ハートの度アップ、目が笑っていて見詰め合う二人。ハーベイ・カイテルが、クリスマスのとっておきの話をしてくれるのですが、この語り(映画の語り)が滅法うまく、じわーっと来ました。あのハーベイ・カイテル(オーギー)の話は、ウソかホントかわかりませんが、ああいう話(語り)が人は好きなんですね〜。 だから、語りのうまい『ビッグ・フィッシュ』の父さんは、みんなの人気者。浮世の憂さも、彼の話で晴れようというものです。でも、いくら面白い話でも百辺聞かされた息子はうんざり。法螺吹き親父を信じられなくなり、人気者の父をやっかみ半分で嫌いになちゃった。 父は陽気で外向的、息子は暗めで内省的。正反対のこの親子、父の今はの際に及んで、二人の関係は修復できるのでありましょうや!? やはり、お話がなければ、つまりませんよね〜。映画や芝居や小説など、創造世界がないとこの世は誠に味気ないと思います。それに、『ビッグ・フィッシュ』の息子は、父の話を全部ホラと決めつけていましたが、物語の全部が全部ウソとは限りませんよね。事実をとっかかりに脚色したり創作したりするのでしょう。当の息子だって「出だしを教えて」と言っていたように、無から創造することは難しいでしょうから。 あの息子の生真面目さ、私は結構好きなんです。父親は二重生活を送っていたのではと一人疑ったりして、映画の中で一人楽しめず、可愛そうでしたね。 彼の職業は何でしたっけ?ちょっと、集中力を切らしてまして(^_^;。もし、作家だとしたら売れるのは、これからでしょうね〜。 それにしても、ティム・バートンは、語りがうまいよねー!大雨で車が冠水して・・・・。あの水中シーンもいいけど、水が引いたシーンもいい(笑)。 久々のユアン・マクレガー、う〜ん、世界一チャーミングな男だ! Movie Junky 高知県立美術館ホール 2004/8/22 |
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