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■かるかん>頭文字(イニシャル)D|嫌われ松子の一生 |
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頭文字(イニシャル)D 走り屋の青春 |
INITIAL D 監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック|原作:しげの秀一(2005年/香港/105分) 藤原拓海:ジェイ・チョウ|茂木なつき:鈴木杏|高橋涼介:エディソン・チャン|中里毅:ショーン・ユー|藤原文太:アンソニー・ウォン|立花樹:チャップマン・トウ|立花祐一:ケニー・ビー |
おもしろかったです。これはキャラクターの勝利。主人公、その幼なじみ、彼らの父親同士が、実にいいキャラ。主人公と、父親、幼なじみ、好きな女のそれぞれの関係もよく描けていて、カーアクション(大変見応えがあり)の迫力だけではない、爽やかな青春映画になっています。
私は主人公のキャラ(無口なんだけど、好きな女の子のことを思ってにやける表情や、彼女にリードされまくりな様子も可愛らしく、幼なじみの忠告に激怒したり、忠告どおりの彼女の裏切りに涙するところなんかも実に素直。ハンドルを握ったときの表情もイイ。)も気に入っていますが、彼の親父もイイ!ですね〜。
原作を香港の話に翻案して撮っているものとばかり思っていたら、そうでなかったのにビックリ。日本人の俳優は鈴木杏ちゃんだけ。台湾や香港の俳優が、日本人を演じています。(『インファナル・アフェア』のスッタッフとキャストなんだそうな。) DVD 2006/5/27 |
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嫌われ松子の一生 サバイバーは死なず |
監督:中島哲也|原作:山田宗樹(2006年/日本/130分) 川尻松子:中谷美紀|川尻笙:瑛太|川尻紀夫:香川照之|川尻久美:市川実日子|川尻恒浩:柄本明|沢村めぐみ:黒沢あすか|片平なぎさ:片平なぎさ|大倉修二:ゴリ(ガレッジセール)|教頭:竹山(カンニング)|八女川徹也:宮藤官九郎|岡野健夫:劇団ひとり|小野寺:武田真治|島津賢治:荒川良々 |
凄く面白かったです。描かれた内容は、生きることについての積極性であり、描き方は前作の『下妻物語』の乙女チックでロココ調な飛び具合が健在でした。(今回は唄付き!そして、松子の一生と平行してテレビが伝える昭和が挿入されているのもよかったです。)
「痛い思いをしても独りよりはいい」という松子の一生は、私にはありえない一生です。松子をうらやましいとは思いませんが、体当たり人生は消極的な人生より、豊かであることは確かです。
松子のその場しのぎの行動や思い込みの激しさが、こういう一生につながった面はあるけれど、誰でも追い詰められるとその場しのぎをしてしまうし、思い込みの当てが外れるなんて日常茶飯事ですからねえ。 TOHOシネマズ高知2 2006/5/28 |
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