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■かるかん>ラフ|グエムル 漢江の怪物
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ラフ ROUGH
ラフスケッチのラフ
監督:大谷健太郎(2006年/日本/106分)
二ノ宮亜美:長澤まさみ|大和圭介:速水もこみち

えっへん!私の目に狂いはございませんでした。CMで速水もこみち君の自然な表情を見るたび、「いいな〜」と思っておりましたら、映画初主演を爽やかにキメてくれました(拍手)。
長澤まさみちゃんのハイレグ姿には、ドキドキ。セパレーツの水着もお似合いで、腰のくびれも美しい〜。
気の強い二ノ宮亜美と気弱な大和圭介のコンビネーションは抜群だし、水泳の先生、寮のおばちゃん、歌声喫茶のおじさん、亜美のパパと脇役も愉快。
また、圭介に親友が物申すところと、亜美に恋敵の女の子が物申すところが対になっていて、青春ど真ん中。いい年の私まで胸キュンでした。正にラフスケッチ(下書き)のラフ。自由で荒削りで発展性がいっぱい秘められていました。

私は、亜美が仲西兄ちゃんと圭介のどちらを選ぶかなんて問題はどうでもよくて、圭介が競泳で仲西を抜きたいのは亜美への思いからというのが面白かったです。自信を持てないと、なかなか告白できないもんね。それに全国制覇のためでなく、恋のために発奮するっていいわ〜。←マジ

蛇足ながら、本編では気になりませんでしたが、予告編の競泳シーンで乳首が水を切って行く映像に見とれ〜(笑)。乳首が水の抵抗になっているのを目の当たりにし、近年の競泳ではボディスーツ水着が幅をきかせている訳だと納得でした。

TOHOシネマズ高知4 2006/9/9


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グエムル 漢江の怪物
反骨娯楽
THE HOST 怪物
監督:ポン・ジュノ(2006年/韓国/120分)
カンドゥ(長男):ソン・ガンホ|ナムジュ(長女):ペ・ドゥナ|ナミル(次男):パク・ヘイル|ヒボン(家長):ピョン・ヒボン|ヒョンソ(孫娘):コ・アソン
下水溝で暮す怪人が、若い娘をさらう話じゃなくて残念(笑)でしたが、おもしろかったです。おしまいには、怪物がアメリカに思えてきて、そうか、アメリカをやっつける映画だったのかと思いました。でも、考えてみると、この映画で描かれた理不尽なことは全て怪物と言っていいかもしれません。そういうのを、負け組一家とホームレスがやっつけると思えば、スカッとできますね。とは言ってもそれは一瞬のこと。一家の痛手は大きいし、次なる怪物はいるだろうしと思うと、やはりスカッと爽やかな娯楽映画とは言えないなあ。おもしろかったけど、好きではないので、こんな感想になりました。
TOHOシネマズ高知2 2006/9/9
 
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