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■かるかん>きみにしか聞こえない|市川崑物語 |
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きみにしか聞こえない 独りじゃないって気づくこと |
冒頭の長野と横浜の風景が大変美しいです。これでつかみはオッケー。横浜で暮らす相原リョウ(成海璃子)と長野で暮らす野崎シンヤ(小出恵介)は、誰かと話したいと思いながら話し相手がいませんでした。それぞれが孤独を抱えて同じ願いを持っていたら、ある日、回線がつながちゃった。離れていても頭の中で話せるって便利だなー(笑)。二人はささやかな遣り取りを重ねて、互いに掛け替えのない存在になっていきます。そして、涙のクライマックス。「そうか、このための1時間のずれか」と思わないではなかったけれど、涙が止まりませんでした。でも、これでリョウは大丈夫。独りになっても独りじゃないってわかったもんね。
●ネタバレ感想
原田さんは、リョウと回線がつながったということは、つらい時期だったかもしれません。そんなとき、過去の自分を振り返って励ましたり、「がんばったねー」と誉めてやるのはいいかも。大人の悩みって我が子のことや仕事や金銭のことだからさー(?)、頑張った自分を振り返るのはいいことだと思うよ(???)。←すごく適当(^_^;。まあ、自分を大事にしようということです。 とさりゅう・ピクチャーズ 自由民権記念館ホール 2007/9/8 |
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市川崑物語 好きこそものの上手なれ |
映画評でも感想でも作品に対する批判文を「そういう、貴方はどうなのよ」と突っ込みを入れられないように上手く書くのは難しいと思います。だから、小林秀雄でさえ「批評とは自分のことは棚に上げるものだ」と言い逃れを準備していたくらいでして(笑)。 数々の崑作品が紹介されていましたが、『ぼんち』と『炎上』、観たいー!市川雷蔵がいいわーーー!特に『炎上』。本当にどんな役でもできますね。 あたご劇場 2007/9/8 |
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