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■かるかん>サウスバウンド|キングダム 見えざる敵 |
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サウスバウンド 家内安全は夫婦円満から |
監督、脚本:森田芳光|原作:奥田英朗 上原一郎:豊川悦司|上原さくら:天海祐希|洋子:北川景子|二郎:田辺修斗|桃子:松本梨菜|巡査:松山ケンイチ|校長先生:平田満|区役所のおばさん:吉田日出子|お祖母ちゃん:加藤治子 |
豊川悦司、サイコー(^o^)!悦っちゃんのベストアクトと思います(拍手)。悦っちゃんてば、演技力がないことはないけれど上手い俳優とは言いがたいと常々思っておりました。台詞回しが軽いんです。だから、シリアスな場面でも悦っちゃんのセリフで笑えることがあります。(例:NHKのドラマで宮沢りえと共演した「牡丹灯篭」(タイトルうろ覚え)。筏に二人で乗ったとき言った「立つと揺れますぅ」には妹と爆笑でした;;;。)だけど、その軽さがリアリティを発揮することもあります。『トイレの花子さん』(松岡錠司監督)で小学生の父親役で、強盗だか殺人鬼だかに襲われそうになったとき言った「ちょ、ちょっ(と待て)」は、咄嗟の一言は正にこんな風であろうと感心しました。(ちなみに『トイレの花子さん』は、とてもよい映画です。ちょっぴり怖くて面白くてハートがあります。小学生の兄妹の遣り取りなんか葛藤があっていいですよ〜。お茶屋の感想はこちら『トイレの花子さん』)
この映画は、二郎(小学六年生)の視点から描かれており、二郎から見た父親は東京では「どこへ出しても恥ずかしい」存在だったのが、沖縄へ来てみたら「かっこいい」存在に大変身。そりゃあ、働く父、正しいと思ったことを貫く父はかっこいいでしょう。
沖縄での一郎の戦いについて。
ラストについて。 余談ですが、この映画で一番好きなセリフは、「お父さん、固いこと言わないでください」。意表を突かれ笑いました。この沖縄の校長先生くらい人間がこなれると自由でいいなぁ。 TOHOシネマズ高知3 2007/10/6 |
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キングダム 見えざる敵 子どもが世界を結ぶ |
感動しました〜。渋いです〜。アメリカ娯楽映画の定石とも言える運びで、どういう結末になるかは見ているうちに見当がつきます。だけど、枝葉が見事だし、今日的なテーマだし・・・・・・、無駄に火薬を使っていません!爆弾、銃撃戦、カーチェイスあり。息詰まるような思いをさせられましたので、監督のピーター・バーグの演出力は大したものだと思います。 ●ネタバレ感想
殺されたFBI潜入捜査官、現地に飛んだ捜査官、現地でFBIを迎える憲兵、現役テロリストのそれぞれの家庭、元テロリストが社会奉仕している場所、いろんな場所に子どもがいます。子どもが殺されたり、子どもに殺させたり、もう、たくさんですよね。子どもが可愛いのは世界中どこでも同じ。子は鎹(かすがい)と言いますが、子どもは世界の鎹になり得るんじゃないでしょうか。 しかし、どこへ行ってもアメリカ人て自信満々だなぁ(笑)。ジェイミー・フォックスだから偉そうな感じはしないんですけどね。アラブ人アル・ガージー大佐がものすごく謙虚に描かれていて、世界中でアラブ人の好感度アップは間違いにゃい!おまけに憲兵になったのは超人ハルクがきっかけとは、ここまで徹底されるとアメリカの観客もアラブ人に親近感を持ってくれるでしょう! TOHOシネマズ高知6 2007/10/13 |
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