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■かるかん>犯人に告ぐ|パンズ・ラビリンス |
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犯人に告ぐ パッションって何だっけ |
悦っちゃん、カッコイーーー!!!
ところで、「passion」には、熱情と受難という意味があるのが昔から不思議でした。なぜ、似ても似つかない二つの意味を持っているのかと。それがこの映画を観て少しわかったような気がしています。巻島刑事(豊川悦司)の犯人逮捕に対する熱情は、自分だけでなく我が子の命を危うくする受難へとつながって行ったからです。 人物像で言えば、津田(笹野高史)もよかった〜!いっしょに渓流釣りする仲です(ニコ)。さすがの巻島も四面楚歌状態の捜査本部に一人で行くのは怖かった(?)。津田ちょーがいれば百人力です。私は津田ちょーが、巻島の味方をして他の刑事と取っ組み合いを始めたときは拍手喝さいでした。(ベスト・キャラ候補、現る!)
この映画では警察もマスコミも功名心やら上昇志向の人ばかりで、出世争いで人を利用したり蹴落としたりは日常茶飯事という風にえげつない組織として描かれていましたが、一方で24時間を6年間、容疑者を張り込みする捜査官も描かれており、そういう捜査官らには脱帽でした。 とさりゅう・ピクチャーズ 自由民権記念館ホール 2008/2/22 |
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パンズ・ラビリンス 従うばかりが能じゃない |
監督:ギレルモ・デル・トロ(2006年/メキシコ、スペイン、アメリカ/119分) オフェリア:イバナ・バケロ|母カルメン:アリアドナ・ヒル|ビダル大尉:セルジ・ロペス|メルセデス:マリベル・ベルドゥ|フェレイロ医師:アレックス・アングロ|パン/ペイルマン:ダグ・ジョーンズ |
匂う、匂うぞ!テリー・ギリアム監督と同じ匂いがするぞ!もちろん味は異なりますが、私はこういう匂いが大好きなのです。とても好きな作品ですが、感想は短い(笑)。
オフェリアは、地底の魔法の国(苦痛のない幸せの国)の姫君であることを証明するため、三つの試練を乗り越えなければなりません。証明できれば、魔法の国に帰れるのです。 ●いきなりネタバレ
おいしそうなご馳走がてんこ盛り。オフェリアは葡萄を一粒、二粒と口に・・・・・。待ってました!そうこなくちゃ(笑)。何が起こるかは観てのお楽しみ。いや〜、怖くて可笑しくて(サイコー)。
思えば、フェレイロ医師もビダル大尉の命令に背いて、拷問を受けたパルチザンを安楽死させたのでした。手当てして拷問を続けさせるより、殺してくれと言う相手の意に沿う方が情けと言うものです(涙)。そして、フェレイロ医師は、「命令に従うばかりが能じゃない」とつぶやき、ビダル大尉に撃ち殺されました。
ビダル大尉について。 TOHOシネマズ高知1 2008/2/23 |
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