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長江哀歌
疑問符いっぱい

仕事帰りの疲れた心と体には、きつい映画でありました。これがキネ旬ベストワン???うっそ〜ん。

画面からの情報量は多く、携帯電話などの小道具から長江の景色まで現代中国の様子がわかって、その点では面白かったです。だけど、音の情報量も多くて、ロックや演歌(?)はまだいいとして、常時、工事の音やら何やかや現場の音がそのまんま録音されているのには、騒音嫌いのお茶屋にはつらいことでありました。映画はゆるゆると進むので眠くなるしねー。

眠ったせいでわからないのかもしれませんが、様々な建物の解体作業は何のためなのでしょう?ダム湖に沈むなら解体せずともよい様な気がしました。ダム湖に沈むのじゃなくて、新しい都市計画があるのでしょうか?
解体作業は発破も掛けていたようですが、主に人力で解体しており、効率的でないような気がしました。失業対策にわざと人力の解体作業を多くしているのでしょうか?

酒、タバコ、お茶とわざわざ文字で強調する意図もわかりませんでした。ところどころ差し挟まれる非現実的なカットも奇をてらったように感じました。
着メロの音がする方へ辿っていくと友達が死んでいたというのも唐突でした。あのシーン(と着メロ紹介場面)の他に友達に電話するシーンがありましたっけ?それがなかったような気がしたので、わざとらしく感じたのでした。もしかしたら、とっても長く居眠りしたのかもしれません(汗)。

眠った映画についての感想を書いて公衆の面前にさらすのはいかがなものかと我ながら思いますが、疑問点に回答いただければとてもありがたいです。スッキリすると思うーーー。

間借り人の映画日誌『長江哀歌』(Still Life[三峽好人])をめぐる往復書簡編集採録もぜひお読みください。

シネマ・サンライズ 高知県立美術館ホール 2008/2/27
 
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