ホームへ
・映画情報→ ・上映中&予定 ・カレンダー ・グループ ・ピックアップ
・趣   味→ ・くりからもんもん ・鬼の対談 ・ベスト・キャラ ・かるかん
 
■かるかん>ウォンテッド|おくりびと
[←もどる] [すすむ→]
   
ウォンテッド
母はいずこに?

これは久々に面白い!暴力描写が濃くて胸のむかつきを覚えたし、主役のウェスリーを演じるジェームズ・マカヴォイは私の好みじゃないけど、それでもやっぱり面白かったです。
世に倦んだ冴えない若者(パニック障害の発作が可哀相)が、凄腕の暗殺者だった父の仇を討つため、1000年の昔から存在する必殺仕置き人組織で猛特訓をして・・・・という荒唐無稽な話が、アンジェリーナ・ジョリー、モーガン・フリーマン他の魅力的な登場人物を交えて描かれているのが面白いのです。悪役もカッコイイし。
アクションは、「マトリックス」タッチで、時にマンガチック。スケールも大きく、映画ファンの心をくすぐる描写あり。(2本の映画を思い出したんだけど、ネタバレになるから言うのは我慢します。)テレンス・スタンプも登場ですよ。びっくりした〜。手を変え品を変え、全く飽きさせません。

若者は古今東西、「自分が何者か」ということについて悩むものですが、アメリカ映画では父親の影響力が巨大です。この映画では母親の「は」の字も出てきません。そんなところも面白いですね。
「自分らしく生きる」ことをつかんだ主人公ですが、この結末には「おいおいッ」(笑)。いや〜、青少年向きじゃないです。私は若者には何かと悩んでほしい(?)ので、この映画は汚れちまった大人限定でオススメしたいと思います。

TOHOシネマズ高知7 2008/9/13
 
[うえ↑]
   
おくりびと
困ったことに美味い
良い台詞がたくさんありました。ツボってしまい声を上げて笑ったところもありました。いろんな家族の前で納棺の儀式を執り行うのですが、それぞれ味があってもらい泣きすることも度々でした。
本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、吉行和子、笹野高史、杉本哲太、それぞれ適材適所。
納棺の仕事がえらく蔑まれているのが現実的ではないような気がして違和感がありましたが、そういうことにしておこないと話にならないからでしょう。
死ぬこと、生きること、食べること、家族を失うこと、亡くなってからわかる故人の肖像、別れは悔いが残らないようにすること、事務的に仕事を進めないこと。良作でありました。
TOHOシネマズ高知5 2008/9/14
 
[うえ↑]
ホームサイトマップサイト内検索リンク自由|byお茶屋(連絡先)