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ワールド・オブ・ライズ
祝・足抜け

リドリー・スコット監督とラッセル・クロウのコンビにハズレなし。振り込め詐欺とか産地偽装とか、お金儲けのための嘘がはびこる世の中、テロリストをあぶり出すためなら嘘どころか人殺しもOKなんて、そんなの嘘でしょ、嘘だと言って。娯楽映画で垣間見るCIAって、いつもひどいね。一生懸命働いているのにご苦労様とは思えない。秘密工作って本当に必要なの?早く足を洗いなさーい!

「事件は会議室で起きてるんじゃない」「現場の心、上知らず」で、現地工作員フェリス(レオナルド・ディカプリオ)の苦労たるや。いずこの国も雇われ人はつらいよ。
大企業の経営者は、会ったこともない従業員の首を切るのは平気なのだ(多分)。従業員と直に接している中小企業の社長さんはそう簡単には切れず、どれほど努力していることか(想像)。ハイテク機器で遠隔指令を飛ばすエド・ホフマン(ラッセル・クロウ)は、本当の首を飛ばしても平気だ。自分が手を下すわけじゃなし、逮捕されるわけでもないからね。
流石によく知るフェリスは救おうとするが、『スパイ・ゲーム』(トニー・スコット監督)のR・レッドフォードのようにはいかない。トニーと違って兄は厳しい。

娯楽映画としてホッとするのは、ハニ・サラーム(マーク・ストロング)がえらいスマートで男前〜ってことと、アイシャ(ゴルシフテ・ファラハニ)が美しい〜〜ってこと。それとフェリスに良心があるってことだ。願わくば、CIAに復帰せず真っ当に生きてほしいけど、機密解除された頃に暴露本くらいは出してもイイと思う(笑)。

TOHOシネマズ高知2 2009/1/10
 
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