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きまぐれ日記10月14日
(映画作り)


映画を観るのって、ほんとに楽ちんです。 演劇やクラシックのコンサートも、座席で鑑賞するだけですが、 映画ほどくつろげるものは他にないでしょう。 本を読むのと比べても、断然楽。労力も根気もいりません。 だから、映画鑑賞は怠け者の私に適した趣味であり、 いくら映画好きが高じても、映画を作ろうなどという気はまったくありませんでした。

ところが、今日、甥っ子の運動会で親子競技のとき、 妹にビデオ撮りを任されて映画作りに目覚めたのです!
いや、まあ、その、映画を作ろうなどという、 怠け者にふさわしくない気は毛頭ありませんが、映画作りの楽しさを味わいました。

私が撮った方法は、

の四つでした。
角度をつけて撮るのは、できないことはないけれど、 今回の被写体は2歳に満たない子供だし、競技中は近づけないので、 下からあおるのはチト苦しく、俯瞰ぽく上から撮ろうと思ったけど、 ジャングルジムは子供が鈴なりだったのでやめました。
また、撮るものも甥だけでなく、観客や保育園の様子はもちろん、 時刻がわかるように時計を撮ったり、お天気がわかるように空を撮ったりしました。
録画したものは、さすがに編集まではしませんでしたが、 家に帰ってすぐに見て、なかなかよく撮れていたので、 また撮ってみたいという気になりました。

数年前、原将人監督が来高し、「映画の脚本は、紙に書くよりビデオで描けばいい。」 「ビデオのおかげで、みんな映画監督になれる時代だ。」とおっしゃったことを覚えていますが、 こんなに簡単に活動写真が撮れるとは、私も束の間、映画監督気分でありました。


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