「深い森の奥に弱々しい１本の木がひっそりと立っている。
果たしてこれを伐るのが正義なのか、守るのが正義なのか。
この気をめぐって対立する人々。
男がふらりと訪れた森とは、そういう闘争の場であった。
最初、人々はその木をカリスマと呼んだ。
やがて、人々はその男のことをカリスマと呼んだ。」
というのがチラシの文句でありまして、監督は黒沢清、出演者は役所広司、池内博之、大杉漣、 洞口依子、風吹ジュン。ホラーだそうです。

『オネーギンの恋』 は、ロシアが舞台の悲恋もの。
レイフ・ファインズとリブ・タイラーが恋人同士を演じるの？なんか、 似合わんような気が・・・（^_^；。でも、私は二人とも大好きな俳優 なので見届けに行くつもりです。特にリブちゃん、この大役を果たせる のでしょうか？どきどき（心配） 。

『フェリシアの旅』 は、恋人を訪ねてアイルランドからイギリスへ旅をする途中で知り合った人が 殺人者で・・・・というお話。
『スウィート・ヒアアフター』のアトム・エゴヤンが監督なので、また、何と も不思議な余韻が残る映画になっているのではないでしょうか。

私が見える？私が聞える？私は、ここよ。
『アンダー・ザ・スキン』 は、１９歳になったばかりのアイリスが、孤独と虚無感から行きずりの男たち とのセックスに身を投じ、救いを求めるというお話。

はじめて「罪」を感じるとき、少年は大人になる。
『イゴールの約束』 は、不法入国をして働いている男の死に目に合った少年が、 男の「妻と子どもを頼む」という遺言を果たせず悩むお話。 イゴールの父親は、男が死んだことを伏せて、死んだ男の妻を娼婦 として売り飛ばそうとするので、彼の葛藤はただならぬものでありましょう。

思い出のすべてが、あなたの未来の力になる。
『がんばっていきまっしょい』 は、７０年代の松山で、ボート部に女子チームはないと門前払いされた悦子 （田中麗奈）が、発憤して女子チームを作るが、集まったメンバーは全員運動部未経験、 コーチはやる気がなさそうで・・・・というチラシのストーリーを読むと、 なんだか『がんばれ、ベアーズ』みたい（笑）。私は爽やか青春映画だと予想していますが、 果たしていかがでしょう。楽しみです。