ジュリアン
4月4日(水)18:10/20:05
高知県立美術館ホール
主催:
MOVIE JUNKY
この作品の監督ハーモニー・コリンは、衝撃作『KIDS』の脚本を若干19歳でものし、『ガンモ』では初監督、そして、今作は堂々の2作目であります。
盲学校の教師をしている青年ジュリアンは、飼い犬に異常な愛情をそそぐ祖母、エキセントリックな父親、未婚で妊娠中の姉、レスラーを夢見る弟と暮らしています。彼の心の安らぎである姉に悲劇が訪れるとき、彼は現実との均衡を失い・・・・。という、いささか重そうなお話を、軽やかな映像で見せてくれそうです。
主人公のジュリアンは、『トレインスポッティング』のスパッド役が印象深いユエン・ブレンナー。彼が主人公と聞いただけで、繊細で傷つきやすい青年の胸の痛みが伝わってきます。姉の役には、クロエ・セヴィニー。父親役に何と、ドイツの映画監督ヴェルナー・ヘルツォーク!『サン・ピエールの生命』ではエミール・クストリッツァがたいへん魅力的でしたが、ヘルツォークはいかに!?天は二物を与え給うたか、ヘルツォークファンは美術館へGO!
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ブラジル映画祭
定期上映会:春のテーマ「こんな国の映画も観てみたい!」
ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス特集
4月7日(土)
4月8日(日)
高知県立美術館ホール
主催:
高知県立美術館
ブラジルで1960年代に起こった映画運動"シネマ・ノーヴォ"の誕生と発展に寄与したサントス監督の特集上映です。ブラジルでは評論家のみならず、大衆にも愛されているのだとか。個人的には、ブラジルといえば、サッカーとカーニバルしか知らないので、かなり発見があるかもしれないと思っています。
今回の上映は、なんと監督自らの講演付き!はるばるブラジルから来てくださるのですね。
作品解説とサントス監督の紹介は、
高知県立美術館「ブラジル映画祭」へ
4月7日(土) |
午前10時 | 奇蹟の家 |
午後1時30分 | 人生の道−ミリオナリオとジョゼ・リコ |
午後3時25分 | 監獄の記憶 |
午後6時45分 | 第三の岸辺 |
4月8日(日) |
午前10時 | リオ40度 |
午後1時 | 乾いた人生 |
午後2時55分 | 講演:ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス監督 |
午後4時35分 | オグンのお守り |
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クロコダイルの涙
4月18日(水)18:15/20:10
県民文化ホール(グリーン)
主催:
MOVIE JUNKY
この映画は何といってもジュード・ロウでしょう(^o^)。わたくし個人的には、もうちょい関節が伸びやかな俳優が好みなのですが、彼の顔の美しさは見飽きることがありません。その彼が、自分を愛してくれる女性の血を吸わないと生きていけないヴァンパイアを演じるとあっては、見逃す手はないでしょう!まあ、きっとモテモテでしょうから、飢えることはないと思いますが、食糧とすべき女性を愛してしまい悶々とするようです。いや〜、どんなに苦しむのか楽しみです。イヒヒ。
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寺山修司映像パノラマ館
4月30日(祝・月)
5月4日(祝・金)
高知県立美術館ホール
主催:
高知県立美術館
高知県立文学館で開催される
寺山修司展「テラヤマ・ワールド−きらめく闇の宇宙」との関連企画で催される上映会です。
寺山修司は短歌、俳句、詩、小説、演劇、写真と様々な創作活動を行い、映画もたくさん作っています。(いずれも触れたことはないですが(^_^;。)
数年前、やはり美術館が定期上映会「劇映画ばかりが映画じゃない」で特集をしていましたが、私は見逃していますので今度こそ観たいです。言葉を選ぶのにも鋭さがある人なのでしょうね、題名を見ただけで面白そう!どの題名もそそられるものがあります。
作品の解説は
高知県立美術館「寺山修司映像パノラマ館」へ
4月30日(祝・月) |
午前10時 | 書を捨てよ町へ出よう |
13時20分 | <実験映画集1> 青少年のための映画入門 トマトケチャップ皇帝 蝶服記 ローラ 審判 |
15時 | ゲストトーク:森崎偏陸氏 |
16時 | 田園に死す |
17時50分 | 乾いた湖(篠田正浩監督) |
5月4日(祝・金) |
午前10時 | 涙を、獅子のたて髪に(篠田正浩監督) |
12時30分 | <実験映画集2> 檻囚 ジャンケン戦争 迷宮譚 疱瘡譚 消しゴム |
14時10分 | <実験映画集3> マルドロールの歌 一寸法師を記述する試み 二頭女−影の映画 書見機 |
15時45分 | さらば箱舟 |
18時 | 上海異人娼館 |
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