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宗家の三姉妹 1:30/4:10/7:00 美術館ホール |
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餓鬼草紙 16:30/18:30升形平和資料館草の家 |
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コリン・マッケンジー 15:35/18:50シンプル・プラン 13:15/16:30/19:45 グリーンホール |
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アンディ・ウオーホル特集 美術館ホール |
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アンディ・ウオーホル特集 美術館ホール |
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コキーユ貝殻 18:20/20:10 グリーンホール |
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運動靴と赤い金魚 6:15 風が吹くまま 7:50 グリーンホール |
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ウエイク・アップ!ネッド 18:20/20:10グリーンホール |
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グロリア 13:50/18:00タンゴ 15:50/20:00グリーンホール |
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グロリア 13:50/18:00タンゴ 15:50/20:00グリーンホール |
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宗家の三姉妹 2月4日(金)1:30/4:10/7:00 美術館ホール
宗家に生まれた三姉妹は、それぞれ財閥の御曹司、孫文、蒋介石と結婚します。
贅沢な暮らしを維持したい財閥の御曹司、素足の子供たちが革靴を履ける世の中にしたいという孫文、そして、軍事力によって国を治める野心に燃える蒋介石。夫同士が対立する立場であれば、幼い頃、なかよく遊んだ思い出を持ち、愛し合っている姉妹であっても別々の道を行かざるを得ません。
史実に基づいていることといい、三姉妹の子供の頃から数十年の月日を激動の時代を背景に描いていることといい、まぎれもない中国の大河ドラマです。(中国返還前の香港と日本の合作で97年の作品です。)
餓鬼草紙 2月5日(土)16:30/18:30 升形平和資料館草の家
チラシの解説によると、セリフと音楽をまったく使用しない白黒スタンダードとのことですので、まるで無声映画のようです。
1973年マインハイム映画グランプリ作品だそうですが、マインハイム映画って???
出演者は僧侶と寺に住む老婆、そして、寺に舞い込んで来た少女とハンターである青年のたったの4人。
愛し合う二人を目撃した僧侶は…というお話。
たいそう静かな独特の雰囲気を持つ作品のにおいがいたします。
チラシのまま引用します。
「世界初のトーキー映画はこの男が?ハリウッドを凌ぐ巨大セットがニュージーランドに?謎の天才監督コリン・マッケンジーの数奇な人生を『乙女の祈り』のピーター・ジャクソンたちが追う。映画への愛と、遊び心あふれる"モキュメンタリー"!」
'96年のニュージーランド映画。53分。『シンプル・プラン』と同時上映。
シンプル・プラン 2月9日(水)13:15/16:30/19:45 グリーンホール
『コリン・マッケンジー』と同時上映されるこの映画は、『ダークマン』『死霊のはらわた』『クイック&デッド』などでおなじみのサム・ライミ監督作品です。いつもは嬉々として映画を撮っているのが画面に現れるサム・ライミですが、今回はごく普通の人々を描くため淡々とした演出に徹しています。ただし、いくら
"おすまし" しても、ライミ印が刻印されたシーンがあったりして、ファンはニヤリとさせられるのではないでしょうか。
お話は、ある日、400万ドル(5億円)の大金を拾った3人は、警察へは届け出ずネコババしようと話し合います。このちょっとした出来心が、やがてとんでもない大事件に発展していき…というもの。暗澹たる結末に涙する人もいるかもしれませんが、私はひたすら*タメイキ*でした。
七変化俳優ビリー・ボブ・ソーントンは、要チェック!『スリング・ブレイド』『アルマゲドン』の彼と見比べてください。
アンディ・ウオーホル展に関連して企画された上映会で、2月12日(土)から13日(日)にかけて
美術館ホールにおいて次の映画が上映されます。
解説はチラシから引用しました。
ライフ・オブ・ウォーホル(ジョナス・メカス監督) 10:30〜12:08
'90年35分。
「ジョナス・メカスが、1990年パリのポンピドゥ・センターで開催されたアンディ・ウォーホル回顧展のために制作した作品。1965年から82年までのウォーホルとファクトリーのメンバー連の素顔が納められている。」
ファクトリーの時代(ジョナス・メカス監督)日本初上映上記に引続き上映
99年63分。
「ジョナス・メカスが、1999年ウィーンで開催されたアンディ・ウォーホルの展覧会で、講演をする代わりに送ったビデオ。"ファクトリー"
について語るメカスの映像が中心。今回の上映のために日本語字幕(翻訳:木下哲夫)を作成した。」
スーパースター(チャック・ワークマン監督) 13:00〜14:26
90年86分。
「ウォーホルの素顔に肉薄したドキュメンタリー作品。ベールに包まれた彼の生い立ち、絵画、映画、30年間にわたるその時代のヒット曲、知人友人へのインタビューによって構成されている。デヴィッド・ホックニー、デニス・ホッパー、ロイ・リキテンシュタインらがインタビューに答えている。監督のチャック・ワークマンはアカデミー短編映画賞の受賞経歴の持ち主。」
I SHOT ANDY WARHOL(メアリー・ハロン監督) 14:40〜16:25
95年105分。
「ウォーホルを銃撃し、瀕死の重傷を負わせた実在の女性ヴァレリー・ソラナスを描いた作品。さまざまなスーパースターが彩ったウォーホル王国の"ファクトリー"に捧げるオマージュでもある。ヴァレリーは過激なフェミニズムの宣言書を発表するが、世間からは相手にされずウォーホルに接近する。しかし、ウォーホルも彼女の妄想と過激な思い込みに、"ファクトリー"
への出入りを禁止する。とうとう彼女は最後の手段に出た…。」
バスキア(ジュリアン・シュナーベル監督) 16:40〜18:27
96年107分。
「アンディ・ウォーホルなどの多くの人に愛され、輝かしい作品を残して、88年、27歳の若さで他界したバスキア。その知られざる生涯、ホットなNYアートシーンを、バスキアの親友にして、アート界のスター、ジュリアン・シュナーベルが愛情を込めて描いた作品。ウォーホルをデヴィッド・ボウイが演じている。」
特別企画入場無料(先着399名)3D立体映画
フレッシュ・フォー・フランケンシュタイン(ポール・モリセイ監督)
10:30〜12:06
(旧邦題:悪魔のはらわた)
73年96分。
「ウォーホル製作。『ドクトル・ジバゴ』などで知られるプロデューサー、カルロ・ポンティの要請により、チネチッタ・スタジオで撮影。従来のフランケンシュタインの物語にホモセクシュアルなどの新解釈を盛り込み、3D(立体映画)という上映システムを採用して見世物的な効果を上げ、初公開当時『70年代でもっともスキャンダラスなホラー』としてセンセーションを巻き起こした。今回オリジナル通りの3Dシステム(3D用偏光眼鏡着用)で上映。」
おことわり:簡易な3Dシステムのため、目に大変負担がかかります。
ニコ・イコン(スザンネ・オフテリンガー監督) 13:00〜14:12
95年72分。
「ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの一員として、ファクトリーのスーパースターであったニコ。ニコは、50年代から80年代にかけて、モデル、女優、ミュージシャンと様々なジャンルで活躍し、華やかな恋愛遍歴やドラッグ僻の一方で、多くのアーティストの才能を刺激し続けた。ニコの強烈な人生を、彼女と関わりのあった人の証言や様々な映像を駆使して描いた刺激的な作品。アラン・ドロンとの間にできた息子も登場する。」
ヒート(ポール・モリセイ監督) 14:20〜16:00
「アンディ・ウォーホル製作、ポール・モリセイ監督、ジョー・ダレサンドロ主演による、『フレッシュ』『トラッシュ』と並ぶ3部作の1本。この映画はハリウッド映画の傑作『サンセット大通り』の強烈で大胆なパロディであるのと同時に、70年代のけだるい雰囲気を堪能できる映画としても知られている。燦燦と輝く太陽の下で展開されるハリウッドのサイドストーリー。当時『キャンプ映画』と呼ばれた。」
ブラッドー・フォー・ドラキュラ(ポール・モリセイ監督)
16:10〜17:53
(旧邦題:処女の生き血)
「『フレッシュ・フォー・フランケンシュタイン』に続きアンディ・ウォーホル製作、ポール・モリセイ監督のコンビによるポップホラー第2弾。滅亡の危機に瀕したドラキュラ伯爵は、処女の生き血を求めてイタリアを旅し、花嫁を迎えようとするのだが…。ドラキュラの物語を踏襲しながら、ブラックなユーモア、喜劇的要素、悲劇、残酷があふれるように盛り込まれている。
もし、30年ぶりの同窓会で会った級友が、風吹ジュンのようないきいきとした可愛い中年女性になっていたら…。
もし、30年ぶりの同窓会で再会した初恋の人が、小林薫のように少年の面影を残したはにかみ屋の誠実な中年男性であったなら…。
それは恋も生まれようというものです。
でも、彼女には娘がいるし、彼には家庭があります。別々に過ごした30年の月日は、恋のゆくえに影響を与えずにはいないでしょう。淡く切ない結末が見えるようです。
バレンタインデーにラブストーリーとは、主催のシネマ・サンライズ、にくい上映会ですね。
風が吹くまま
2月16日(水)7:50 グリーンホール
『運動靴と赤い金魚』との2本立。
イランのアッバズ・キアロスタミ監督は、『友達のうちはどこ?』『そして、人生はつづく』『オリーブの林をぬけて』『桜桃の味』と着々と撮り続けていますねぇ。『風が吹くまま』は99年の作品でヴェネチア国際映画祭の審査員グランプリを受賞しています。
イランの片田舎の葬儀に、変った風習が残っていることを聞きつけ、その様子を取材に来たテレビの撮影隊。おばあさんが亡くなるのをひたすら待ちますが、亡くなりそうで亡くなりません。
人間の生き死には神のみぞ知る?そういうことなら風が吹くまま生きるがよろし。とまあ、そういう映画なのでしょうか?
そもそもイスラム教の「インシャラー(アラーの思し召しどおりに)」は、風が吹くままということでしょう。「ケセラセラ」「レット・イット・ビー」これがなかなか難しい世の中なんですけどね。ここは一つ、キアロスタミ流生き方を見物させていただきましょう。
ウエイク・アップ!ネッド 2月22日(火)18:20/20:10 グリーンホール
12億円の宝くじがアイルランドの小さな村に住むネッドに大当たり。ところが当たったショックでポックリ昇天。
ネッドになりすまし宝くじをネコババしようとするマイケルとジャッキーだったが、身元確認のため調査委員がやってくることになりさあ大変。
こうなったら村人総出でぐるになり、みんなで宝くじを山分けしようではあーりませんか。しかし、そう簡単に行くかな?
出演者のほとんどが高齢者。老人パワー炸裂なるか!?老人県高知在住の皆々様、アイルランドの知力、体力、老人力を見届けに行こうではありませんか。
高知市立中央公民館主催の市民映画会で、『タンゴ』と2本立ての上映です。
この映画はジョン・カサベテス監督、ジーナ・ローランズ主演の『グロリア』のリメイクであります。
上演後、人々の記憶にしか残らない演劇と違って、映画はくりかえし観ることができるので、あの名作があるのにわざわざリメイクする必要があるのかとか、作り直すからにはちゃんと新境地を開くことができるのかなどと、きびし〜い映画ファンのチェックが入るのであります。
というわけで、ジョロン・ストーン姉御がマフィアから少年を守ろうと銃を片手に、また、前作を汚さぬようにと必死カッパになっているはずですので、大目に見てやってください。
タンゴ
2月25日(金)〜26日(土)15:50/20:00
グリーンホール
カルロス・サウラ監督といえば、『カルメン』のフラメンコなのですが、今回は同じラテンの血が騒ぐタンゴです。
チラシによると「ブエノスアイレスでタンゴの撮影をしようとしている映画監督と、若くて美しいダンサーとの危険な恋が官能的なタンゴの調べに乗せて、華麗に描かれていく。」のだそうな。
タンゴといえば、98年9月の集中豪雨のただ中で上映された、サリー・ポッター監督の『タンゴ・レッスン』を思い出しますが、この作品はそれよりも濃厚でいかにもラテンでしょう。
撮影はビットリオ・ストラーロ。『グロリア』と同時上映です。