君の名は。

う~ん、面白かったけど、世間の絶賛ぶりには乗れないっていうのは『シン・ゴジラ』と似ている。
いや~、途中までは笑えてよかったんだけど、SFちっくになって驚かされたのもよかったんだけど、時間は異なるけれど同じ場所にいて、声は聞こえるけど姿は見えないっていうあのシーン、あのシーンもうるるんときたんだけど、何でかなぁ。若者向きには嵌れないってことかなぁ。恋愛映画になったのが痒いっつうか、まどろっこしいというか。小さい話が大きくなって、どでかい話が小さくなったというか。まどろっこしく小さい印象。結局、この監督とは、とことん相性がよろしくないのだな。
(2016/09/10 TOHOシネマズ高知7)

団地

へんてこだー(笑)。市川崑監督の『竹取物語』もまっさお(笑)。
団地ってなんでもありってことなんだろうなぁ。それはナゼかとたずねたら、色んな人がいるから。
色んな人がいること、つらいことがあっても何とかなるから大丈夫ってこと、ヘソの緒は大事ってことを受けとめた(笑)。
ラストシーンで亡くなったはずの息子が団地に帰ってくる。夫婦(藤山直美と岸部一徳)は、息子が亡くなってから団地に引っ越してきたはずだから、観客は「???」となる。作り手は、観客の好きに解釈してほしいのだろう。私はパラレルワールドだと思った。『ラビットホール』もまっさおだ(笑)。
(2016/09/10 あたご劇場)

ラブ&ピース

『地獄でなぜ悪い』の長谷川博己、よかった!『進撃の巨人』(前編しか見てない。)の彼もよかった!そして、『ラブ&ピース』もよかった!おかげで「己」の読み方を覚える気になった。「巳=み」で「己=き」。ヘビに見えるのがヘビではないので、「ウリにツメあり、ツメにツメなし」式に覚えた。日記の「記」のつくりと覚えてもよし。
アホらしかったけれど楽しかった。
(2015年高知オフシアターベストテン上映会 2016/07/02 高知県立美術館ホール)