謝罪の王様

あほらし~(笑)。面白かったけど、長いので寝た~(笑)。この長さはセンスのなさの証明か!?
最後の歌と踊りは何だったんだろう。本編に登場してたっけ?
竹野内豊って素敵なお声~。
高橋克実と松雪泰子の元夫婦役が(^o^)。
岡田将生の肉食ぶりも(笑)。

監督:水田伸生
(2013/10/13 TOHOシネマズ高知1)

男優「玉手箱」

能書き

  • シャイア・ラブーフ『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』『ニューヨーク、アイラブユー』
  • ギャスパー・ウリエル『かげろう』
  • ヒース・レジャー『チョコレート』
  • ダニエル・クレイグ『Jの悲劇』『007 スカイフォール』
  • 永瀬正敏『息子』『隠し剣鬼の爪』『毎日かあさん』
  • 西島秀俊『帰郷』
  • オダギリジョー『血と骨』
  • 安藤政信『キッズ・リターン』『サトラレ』
  • イ・ビョンホン『JSA』『王になった男』
  • ソル・ギョンク『ペパーミント・キャンディ』『オアシス』
  • ソン・ガンホ『シークレット・サンシャイン』
  • ハン・ソッキュ『八月のクリスマス』
  • トニー・レオン『悲情城市』『インファナル・アフェア』
  • マックス・フォン・シドー『ペレ』
  • デンゼル・ワシントン『グローリー』
  • ヴィゴ・モーテンセン『インディアン・ランナー』『G.I.ジェーン』
  • レイフ・ファインズ『ナイロビの蜂』
  • ユアン・マクレガー『ムーラン・ルージュ』
  • エイダン・クイン『わが心のボルチモア』
  • サミュエル・L・ジャクソン『ジャンゴ 繋がれざる者』『愛する人』
  • ホアキン・フェニックス『グラディエーター』『サイン』
  • ヴァル・キルマー『トップ・シークレット』『ウィロー』『サンダー・ハート』
  • ジム・キャリー『マン・オン・ザ・ムーン』
  • マイケル・キートン『バットマン・リターンズ』『から騒ぎ』『ドリーム・チーム』『ザ・ペーパー』
  • ケビン・コスナー『ファンダンゴ』『アンタッチャブル』『パーフェクト・ワールド』
  • レオナルド・ディカプリオ『ギルバート・グレイプ』『タイタニック』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『華麗なるギャツビー』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
  • ジョン・マルコヴィッチ『プレイス・イン・ザ・ハート』『シェルタリング・スカイ』『シークレット・サービス』
  • ジョニー・デップ『ギルバート・グレイプ』
  • リバー・フェニックス『スタンド・バイ・ミー』『マイ・プライベート・アイダホ』
  • ミッキー・ローク『ランブル・フィッシュ』『ジョニー・ハンサム』
  • クリストファー・ランバート『ハイランダー』
  • ダニエル・デイ=ルイス『マイ・ビューティフル・ランドレット』『エイジ・オブ・イノセンス』
  • ゲイリー・オールドマン『プリック・アップ』『レオン』『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』「ダークナイト・シリーズ」
  • トム・ハンクス『ビッグ』
  • ジャッキー・チェン『ライジング・ドラゴン』
  • ジョン・ローン『ラスト・エンペラー』
  • ジェレミー・アイアンズ『戦慄の絆』
  • マーティン・シーン『白い家の少女』『カサンドラ・クロス』
  • クリストファー・ウォーケン『ディア・ハンター』『デッド・ゾーン』
  • デニス・クエイド『さよならジョージア』『エデンより彼方に』
  • デニス・クリストファー『ヤング・ゼネレーション』『フェイドTOブラック』
  • シルベスター・スタローン『ロッキー』
  • ジーン・ハックマン『スケアクロウ』『フレンチ・コネクション』『フレンチ・コネクション2』『クリムゾン・タイド』
  • アル・パチーノ『セルピコ』
  • ロバート・デ・ニーロ『タクシー・ドライバー』『ゴッドファーザーPART2』『フローレス』
  • アラン・ドロン『冒険者たち』(野沢那智の声で)

謝辞:間借り人の映画日誌のヤマちゃんの「我が"女優銘撰"」を真似っこさせていただきました。

アンナ・カレーニナ

なんか『つぐない』みたいだなーと思っていたら、同じ監督の作品だそうで(^_^;。
『つぐない』は、音楽にタイプライターの音を取り入れたり、ダンケルクでの引き揚げ船の場面なんかが、これ見よがしの演出だったけれど、ジェームズ・マカヴォイのおかげで(?)ワタクシ的にはギリギリOKだった。
しかし、この『アンナ・カレーニナ』は、創意工夫を凝らしたであろう演出がことごとく滑っているよう(というか「どうです?この演出、面白いでしょ。」とお話の進行を邪魔している感じ)に見え、どうしてクラシックな演出にしなかったのかと残念でならない。しかも、「アンナ・カレーニナ」って貞淑な妻が恋に溺れ節度を失う話と思っていたため、キーラ・ナイトレイ演じるアンナが欲求不満気味に見えてモノすごく当てが外れ、アーロン・テイラー=ジョンソン演じるヴロンスキーは確かに美男子だけど私は魅力を感じられないうえに、キティ(アリシア・ヴィキャンデル)の振り方からしてプレイボーイに見えて、後でアンナにどれほど誠を尽くしてもなかなか信じられなかった。(さすがに最後は「いや~、ほんまに好きやったんやねー」と感心し、若干株は上がったけど。)
それでも結構楽しんではいて、キティとオブロンスキー(マシュー・マクファディン)のお互いを思い遣る大地に根ざした安泰カップルと、アンナとヴロンスキーの周囲をほったらかして情熱に突っ走る破滅型カップルの対比は面白かったし、演出はどれだけ滑ろうとも手を変え品を換えなので退屈しなかった。
それに、この映画を観る前にスコセッシ監督の『エイジ・オブ・イノセンス』に嵌っていたのがよかった。『エイジ・オブ・イノセンス』は風景や人物や美術の何もかもが美しい不倫もののメロドラマなんだけど、主役の二人(ミシェル・ファイファーとダニエル・デイ=ルイス)が激しい情熱を必死の思いで抑え、周りの者を傷つけず、自分たちも変質することなく(変質することを恐れて)別れたため、切なくも美しい思い出となったという話だ。
アンナとヴロンスキーもそのようにすればよかったと言うわけではない。周りの者をどんなに傷つけても耐えられるか、変わらずに愛し合えるか、覚悟と強靱な精神力が必要だったと言うことだ。『エイジ・オブ・イノセンス』との対比のうえで、よい教訓を得られたというわけである。

ANNA KARENINA
監督:ジョー・ライト
(市民映画会 2013/09/19 かるぽーと)