天地明察

実は・・・・、本因坊道策(横山裕)を観に行ったのだった。出演シーンが思ったよりたくさんあって、嬉しかったよー(^_^)。だけど、う~ん、どなたか横山裕を鍛えてあげてください。滑舌がよろしくないというのは、なるほどだった。芝居のしすぎは、出演者全員に当てはまることなので、裕くんのせいじゃないからね。滑舌は、現代劇ではあまり気にならなかったけれど、鍛えておくと必ず良いことあるから、自主トレでも、ぜひ!

で、作品の方は、前半が岸部一徳と笹野高史のおかげで、軽妙でとても面白かった!数学の問題を絵馬に書いて神社に掲示するというのも面白かった。朝廷が(朝廷に限らず権力者は)、暦の(暦に限らずなんでも)実権を握ったら離しませんえというところも面白かった。ついでに公家のお化粧も面白かった。軽妙な感じが最後まで続けばよかったのに、後半が重たくなったのが残念だった。

「ご明察!」(時代劇風に)
誰かに言ってみたい。

安井算哲(岡田准一)/えん(宮崎あおい)

監督:滝田洋二郎
(2012/09/23 TOHOシネマズ高知1)

バイオハザードV:リトリビューション

予告編のアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)が、美しかったので久々に観なければ!とワクワクの「バイオハザード」だった。
いいねー、いいねー、冒頭の逆回しスローモーション。
見えそうで見えないサービスショット(笑)。
クローンということにしておけば、どんどこ死んでも同じ姿形で次々登場。
筋はとうに忘れちゃったし、どうでもイイ感じ。ラストシーンをズームアウトで統一すれば、それでイイのだ。
ただ、もう、戦うばかりでは、本当に疲れるので、どうにかしてほしい。金髪姿のアリスの場面では、もうすこしドラマがあるのかと思っていたので、そこは期待を外された。

RESIDENT EVIL: RETRIBUTION
監督:ポール・W・S・アンダーソン
(2012/09/22 TOHOシネマズ高知9 3D)

人生はビギナーズ

ユアン、可愛いよー。やっぱり世界一チャーミングな俳優だよ。でも、世界一の座が、あぶなかったよ。アーサー(犬)がめっちゃ可愛かったから~。
思えばそれだけの映画だったよー(笑)。

オリヴァー(ユアン・マクレガー)/ハル(クリストファー・プラマー)/アナ(メラニー・ロラン)

BEGINNERS
監督:マイク・ミルズ
(市民映画会 2012/09/20 かるぽーと)

最高の人生をあなたと

中高年向け喜劇。お客さんが少なくて笑い声は一つもなかったけれど、私は心の中で(あるいは口は開けても声を出さずに)何回も笑った。
はて、何が可笑しかったのか。う~ん、忘れた(^_^;。←年

そうそう、メアリー(イザベラ・ロッセリーニ)がえらく年齢を気にして、寄る年波に備え電話機なんか文字が大きく見やすいものを買ってきたり、浴室に手すりなんかを付けたり。夫のアダム(ウィリアム・ハート)はえらく反発して、まだそれほどの年ではないわいと電話機を返品しろといいつつ、浴槽に入るとき、つい、手すりを握ったり(^m^)。そんな些細な年齢に関する意識の相違から別居生活に入ったのだった。アダムなんか早々に若い女性から予期せぬお誘いがかかり、(興奮よりまずは戸惑い)それで返って自分も年を取ったなぁと自覚したり(笑)。
二人の子どもたちが、両親の離婚の危機を回避させるため密かに奮闘(?)するのが微笑ましかった(ツボ)。
メアリーの老いた母ノラもいいキャラクター。めちゃカッコイイばあさん。孫に対するその態度(^o^)。死に際(拍手)。
メアリーの独り者の友だちで、孤独をまぎらわすためボランティア活動にいそしんでいる女性は、将来の私なのか(?)。
一組の夫婦を中心に老後の楽しみ方(「こういう心持ちで行けばいいんじゃないかな」という提案)を描いた作品で、遅咲きというより、もう一つ花を咲かせましょうという感じだった。

LATE BLOOMERS
TROIS FOIS 20 ANS
監督:ジュリー・ガヴラス
(市民映画会 2012/09/20 かるぽーと)