自立心が旺盛で真っ直ぐなサイラ(パウリナ・ガイタン)と、サイラに慕われて「おまえはわかってない、俺は終わってるんだ」と頭を抱えるウィリー又の名をカスペル(エドガル・フローレス)が魅力的だった。また、列車の屋根の旅は、危険だし、雨だと寒いし、乗っている人たちは大変なんだけど、木の枝に当たったり、果物を投げてもらったり、石を投げつけられたり、丘の上のキリスト像を見て十字を切ったり、見飽きることがなかった。
それにしても本当にやりきれない嫌な映画だった。どんな悲劇も「任せなさい」という感じでフィクションにはめっぽうタフな私でも、このメキシコのギャング組織には凹まされた。リルマゴ(テノッチ・ウエルタ・メヒア)が率いる一団に入るには、まず焼きを入れられる。殴られ蹴られ、それに耐えた者が「仲間」になれるんだけど、ぜんぜん「仲間」という感じがない。親分子分の人間的なつながりが感じられない。リルマゴが殺されて、本当に悲しんでいる者が一団の中にいるのだろうか。裏切り者を殺すのは見せしめだ。絆がないと掟が全てだ。対立する組織への牽制ってこともあるだろうけど。対立する組織の者たちも、貧しさから悪事に手を染めた「仲間」のはずなのに。そして、そういうギャング組織に進んで加わりたい子供たちがいるのも無理からぬ話というのがわかるゆえに、やりきれないのだ。
あああ、『ザ・タウン』が懐かしい。町を出ても不法移民でないってお得。
(2011/04/09 あたご劇場)
黒豆の煮方
メモです。
黒豆・・・・150g
砂糖・・・・適当
食塩・・・・小さじ3/5杯
醤油・・・・大さじ1杯
重層・・・・圧力鍋のときは使わない
水・・・・・3カップ(圧力鍋のときは、もっと少なくてよい)
黒豆は洗ってざる。
水が沸騰したら火を止めて、黒豆、砂糖、塩、醤油を入れて一晩おく。冷水につけると皮がむけやすくなるそうな。
翌日、圧力がかかったら20分煮て、自然減圧で出来上がり。
もしかしたら、20分も煮る必要はないかも。
「丹波黒」の袋には、翌日、「沸とうしたら泡とアクをとり、2回に分けてさし水をし、落としぶたをしてごく弱火で煮汁がひたひたになるまで5~7時間ゆっくり煮詰めます」と書いているけど、アクもとらず、煮詰めもせず。手抜き人間は、本当に旨いものを食べ損ねているのかも。それでも美味しいので、満足満足(^_^)。
満開
プラハ
残業つづきでジェームズの追っかけもままならなかったよ~ん。
この土日はプラハだそうで、さっそく、写真をアップしていた。
先週、書き忘れたけど、彼はクラミジア感染について若者への啓発活動を行った。かつての共演者からは「素晴らしいわ!いつ、どこで、なぜ、誰のすすめで、そんな活動を?教えて!」と言われて、「ジェームズ・サットンの知られざる一面なのさ」みたいに返していた。実は、ジェームズ、チャリティーなんかもする、いいヤツなのだった。
James Sutton’s Photos
プラハの写真を含むジェームズのフォト・ログ
(ナポレオン?のアイマスクをしている写真が、可笑しくて(^o^))