金は天下の回りもの。自粛は、そろそろおしまいにして(まあ凹んで映画を観に行く気力が萎えていたというのが主な理由だったけど)、通常の経済活動にもどり、いつもどおり税金を払うとしよう(せっせ、せっせ)。
「いつもどおり」ということの重要性をひしひしと感じる今日この頃、震災の当日、翌日とテレビは全てのチャンネルが特番でCMなし。でも、いまだに通常のCMが復活していないのは、なぜなんだろう?CMを流しているのは、ソフトバンクとユニクロくらい?「ぽぽぽ、ぽ~ん」は好きだけど(笑)、通常のCMでないということに色々疑問が湧いてくる。
バレンシア選手が日本の震災を悼みカタカナ入りユニフォームでプレーしたという記事や、外国からの慰めや励ましの言葉にうるうるきた私は、避難所の人たちにこの声が届いているだろうか、気持ちが伝わるだけでも力になるからと母に話したところ、「・・・・・」と黙っている。私はピンときた。今を去ること40年前、寝たきりの舅を介護するよくできた嫁を役場かどこかが表彰しようとしたのを母は断った。「表彰するより金をくれ」と思ったはずなのだ。お金じゃなく何かの支援でもよかった。
「同情するなら金をくれかえ?」と言うと肯く。それでも私は「気持ちだけでも嬉しいということがあるろう?」と食い下がったが、左右に首を振る。気持ちだけじゃダメなら、自分は募金でもしているのかと問うと、貯金の利子の一部が募金に回るというのを何十年も前からしているとのことだった。隙のない女である。
オーディションの結果は?
なぜかyoutubeが、また見れるようになった。
このところ出番がなかった「エマデイル」も、もうすぐ退場とあって、細切れの出番を集めた動画2本(合わせて15分くらいかな)をアップしてくれていた(≧∇≦)。あ~、やっぱり、きゃわいい~。腹、出てる~(笑)。
撮影は終了しているので、ジェームズは次の仕事に向けて英気を養って(飲んで)いるところだろうかと思ったら、4月のいつぞやには新しいレストランの日替わりゲストの一人として仕事があるらしい。ゲイナイトのゲストなので、これは「ホリヨークス」のお陰か。
あと、今週、ロンドンで(?)オーディションを(二つ?)受けたらしい。ツイッターでどんなオーディションかヒントを求められていたけれど、「言えないんだ」と答えていた。
ジェームズのツイートは、酒とサッカーと音楽についてが多いが、もちろん、それ以外の話題もある(ような気がする)。友だちの結婚式で介添えとスピーチをするらしいが(もうしたのかな?)、その花婿になる友だちが「ヨーロッパをマシンガンぶっ放しながら練り歩くぜ。マシンガン、持ってこーい」と言うと、「おう、興奮するぜ」などと応じていた(ような気がする)。アホや~(^_^;;;;。
タクシー・ドライバー
不精者で行動力がないのはいいことだったなぁ。そうでなければ、今頃あの世か塀の中(^_^;。このポスターを見たとき「これは観なければ」と思い、観て、「独りじゃないって~、素っ敵なことね~」と救われる思いがし、コップの中の錠剤がたてるあぶくを見つめるトラビスを真似したものだった。その頃、一生分観た(?)と思うので、今回、午前十時の映画祭はパスしたけれど、他の人の感想を見てみたくなってネットぴょんぴょんしてみた。といっても、ほとんどはお気に入りサイト「みんなのシネマレビュー」なんどけど、すごく面白かった!
それにしても、共感又は反感で真っ二つだろうという予想に反して、ファッションとして観ている人の多さに驚いた。これだけパワーのある映画を観て、う~ん、鋼の心臓ですねと。少数なら驚かないんだけど。でも、考えてみたら、そういう軽い乗りの人たちが少数だったら、なんぼか窮屈な世の中だろうなぁ。と軽快が信条の私は思いなおすのであった。
いい解説。
鈴木創さんの「共鳴を続ける孤独な魂のゆくえ」
「みんなのシネマレビュー」から面白かった感想。しらっぺの画面が出たらリロードしてみてくださいね。
池田屋DIYさん(8点)
Nujabestさん(10点)
VNTSさん(4点)
ジャッカルの目さん(10点)
一番星☆桃太郎さん(8点)
enantiomerさん(10点)
ナオちんさん(5点)
tetsu78さん(10点)
ポン引きさん(9点)
ドラえもん(9点)
トラビスとおたくを結びつけている感想。
西澤晋さんの映画日記
ところで、『タクシー・ドライバー』の脚本家ポール・シュレーダーつながりで・・・。『MISHIMA』のDVDが付録の本、「三島由紀夫と一九七〇年」が出ているらしいです。
ナルニア国物語第3章 アスラン王と魔法の島
今回もカスピアン王子・・・・でなくて王(ベン・バーンズ)の声を菊之助が当てているのだった。ああ、いい声~。それだけでカスピアンを好きになってしまうのだ。
エドマンド(スキャンダー・ケインズ)もルーシー(ジョージー・ヘンリー)も私好みの顔で見あきない。
また、いろいろな冒険が待ち受けているので退屈する暇がない。
誘惑されやすいエドマンドは健在だし(笑)、今回はユースチス(ウィル・ポールター)という腰抜け文句言い少年が加わって、さらに面白くなっている。やはり映画には、とほほキャラはどうしても必要なのだ。
エドマンドとカスピアンが張り合うところとか面白いし、ユースチスとリーピチープの別れのシーンなんかも泣かせる場面になっている。
ナルニア物語は、まだ続くのだろうか。私としては異教徒との戦いをちゃんと描いてほしいと思う。天国で異教徒と再会するのが印象に残っているんだけど。結局、キリスト教徒もイスラム教徒も目指すところは同じだった、そんな結末じゃなかったけ?
(TOHOシネマズ高知3 2011/03/19)