シュガー・ラッシュ

壊し屋ラルフが壊していった後、魔法のトンカチで元通りにしていく直し屋フェリックスなんだけど・・・・。
フィギュア・スケーターのジェフリー・バトルにそっくり~(^Q^)。多分、そう思うのは、私を含めて世の中に2、3人だろうなぁ(笑)。
私にはジェフリー・バトルがあのように見えているので、イケメンと言われていたのが不思議でならなかった。礼儀正しく、ちょっとズレたいいヤツぶりもあんな感じで、心が丈夫そう。やさしいけど繊細すぎないから、心に傷を持つカルホーン軍曹のような人は、ああいう人が隣にいてくれると前向きになれそうだ。フェリックス、いいキャラだ~(^o^)。

主役のラルフとヴァネロペを始め、キャラクターが皆立ちまくり。ゲーム「シュガー・ラッシュ」の面々もパンチの効いた可愛らしさで好き好き♥。キャンディ大王なんか悪役なのに、あれだけ笑わせてくれたら憎めないわ~。それに大王にも「嫉妬」という悲しい性を負わせて、なかなか渋い作品だ。ラルフの状況は苦いし痛いし。失業してセントラル・ステーションでウロウロしているキャラもいるし。シュガーでコーティングしているけれど、けっこう大人の味もした。

そして、「私のヒーロー」。ヒーローの必須条件は犠牲をはらうってことで、「泣いた赤鬼」が基本じゃなかろうかと思うが、ラルフがヴァネロペのためにカートを壊したところと、虫(?)を何とかしようと命懸けで飛んでったところではうるうるきた。
共感したところは、誰のセリフだっけ、昔はのどかなゲームが多かったが、近頃はバトル系が増えたというぼやき。

WRECK-IT RALPH
監督:リッチ・ムーア
(2013/04/03 TOHOシネマズ高知9)

1980年に観た映画

生涯のベストテン候補作。


♥旅芸人の記録
♥ディア・ハンター
♥アガサ
♥家族の肖像(秘密の部屋~。)
♥プロビデンス(もう一度観たい。)
♥ウエディング(デニス・クリストファー♥)
♥スティング
♥タクシー・ドライバー
♥ヤング・ゼネレーション
♥エデンの東(何回見たことか。)
♥ブロンコ・ビリー(忘れたけど、すごく面白かった。)
♥白い家の少女(ジョディ・フォスター!マーティン・シーン!「アーモンドの味がする」)
♥シャイニング(満席。最前列で。後日、最後列で。)
理由なき反抗(牛乳グビグビ。)
ファイナル・カウント・ダウン(面白かったような気がする。)
カッコウの巣の上で(ビリー役のブラッド・ダリフ♥)
クレイマー・クレイマー(青空に雲の壁紙。)
女の叫び(エレン・バースティンが花のガクを指さして「スター」と言う。)
リトル・ダーリング(デニス・クエイド♥)
ノーマ・レイ(ユニオンと書いたカードを掲げるシーン。)
テス(ナスターシャ・キンスキー♥)
酔拳(好きなんだけど、どれがどれか。)
蛇拳(好きなんだけど、どれがどれか。)
ボビー・ディアフィールド
インテリア
地球へ・・・
影武者
これからの人生
愛と喝采の日々
真夜中の向こう側
帰郷
さよなら、エマニエル夫人
復活の日
スタートレック
二百三高地
さくら
母をたずねて三千里
奇跡の人
ウォーターシップダウンのうさぎたち
南太平洋
シティ・オン・ファイヤー
フォクシー・レディー
Mr.レディー Mr.マダム
愛の地獄
13日の金曜日
マイ・ロード
夕暮れまで
アーバン・カウボーイ
アメリカン・ジゴロ
奇跡
マリア・ブラウンの結婚
悪魔の棲む家
狂い咲きサンダーロード
オール・ザット・ジャズ
夜よ、さようなら
フェーム
ニューヨークの恋人

ジャックと天空の巨人

水もしたたるニコラス・ホルト君を観に行った。満足。
ユアン・マクレガーは、こういうポジションができる年齢になったのね。
ビル・ナイ様に気がつかなかったのは不覚。
最後に王冠を頂くのは誰なのかというところに注目していたら、あらら、やっぱりそうなの?ふぅん。姫の方がよかったな。
ジャックと豆の木ってイギリスのお話だったのか~。

ジャック(ニコラス・ホルト)/イザベル姫(エレノア・トムリンソン)/ロデリック(スタンリー・トゥッチ)/エルモント(ユアン・マクレガー)/ファロン将軍(ビル・ナイ)

JACK THE GIANT SLAYER
監督:ブライアン・シンガー
(2013/03/23 TOHOシネマズ高知6)

かぞくのくに

ソンホ(井浦新)が我が家へ向かう車の中から見る景色が、なんとも言えずよい。遊具があるちょっとした公園や神社の境内。車から降りて、ゆっくり商店街を通り抜けると、蔦の絡まる実家の前に母(宮崎美子)が待っている。景色だけならよいのだが、その景色の中にソンホがいると、懐かしいとか嬉しいというのとは少し違って、心も体も死にかけた人が、昔確かに見たことはあるけれど現実とは思えないような世界をさまよっている、そんな感じがした。

言いたいことも言えず、したいことも出来ず、考えても状況は変わらないので考えないようにしているというソンホは、妹のリエ(安藤サクラ)に、「おまえは好きなところへ行けよ」と言う。「私の分まで○○してね」というのは割とよくあることだとは思うが、ソンホの状況があまりにも不自由なので、まるで生きる屍ではないかと思ってしまった。

ラストでスーツケースを購入したリエは、兄の分まで生きるんだという決意の表情だ。その憤りにも似た表情は、私にとってものすごく説得力があった。
リエは誰に怒ればいいのか。兄を北朝鮮に帰還させた父(津嘉山正種)にか。兄にも自分たちにも不自由を強いている北朝鮮という国の体制にか、それとも権力者にか。兄と家族を監視し続けるヤン同志(ヤン・イクチュン)に「あなたもあの国も大嫌い」と怒りをぶつけたが、「あなたの嫌いな国でお兄さんも私も生きている」と返されて二の句が継げない。個人では抗いようがない問題が立ちはだかっている。
そんなリエが個人でも出来る抵抗が、兄の分まで生きるということなんだろう。

あと、日本では多くの国民が国等から強いられている不自由に気づかず、日本国憲法を活かせないままであることについてと、国交がない状態についてに考えがおよんだ作品であった。

監督:ヤン・ヨンヒ
(シネマ・サンライズ 2013/02/21 高知県立美術館ホール)

[追記]
「生きる屍」と書くのは、けっこう勇気がいったんだけど、写真のこと書くからいいやと思ってたのに、写真のことを書くのを忘れてた!
おしまいの方、ソンホが北の国で子どもといっしょに撮った写真が飾られているのが映る。日本にいる家族に近況として送ったものだろう。子どもといっしょで笑顔のソンホだ。日本のような自由はないけれど、北の国にも生活があり、日常の喜びもあるということを教えてくれる写真だと思った。