退屈はしなかったんだけど、ワクワクもしなかった。予告編は巧く作ってあったなぁ。
王(フレディ・フォックス)と王妃(ジュノー・テンプル)が可愛くて好き(^_^)。
ロシュフォール(マッツ・ミケルセン)、リシュリュー枢機卿(クリストフ・ヴァルツ)の悪役がエレガント。ミレディ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)、バッキンガム公爵(オーランド・ブルーム)は小粒。アトス(マシュー・マクファディン)、アラミス(ルーク・エヴァンス)の見分けが難しい(?)。
映像も役者も全体的に軽くて平面的な印象だった。
ダルタニアン(ローガン・ラーマン)
ポルトス(レイ・スティーヴンソン)
プランシェ(ジェームズ・コーデン)
コンスタンス(ガブリエラ・ワイルド)
THE THREE MUSKETEERS 監督:ポール・W・S・アンダーソン
(2011/10/29 TOHOシネマズ高知6)
タグ: 映画
ミスター・ノーバディ
観る人によって様々な解釈が可能な作品だと思う。そっとプリズムを覗いているような、ささやき声に耳を澄ましているような感じがする映画だった。
人生、どう転んでもままならない哀しさが、ひたひたと水のように押しよせる。どのニモも水に溺れる苦しさを味わい、どこかのニモに逃避する。生まれなければよかったという思いが両親の出会いを単なるすれ違いに変換し、ニモを消してしまいさえする。
確かだと思ったのは、ニモは溺れたことがあるってことと、彼にとって最も大切な人はアンナだということ。エリースと結婚したニモも、ジーンと結婚したニモも心のどこかにアンナがいるような気がした。だから、灯台の見えるベンチでアンナと出会えたとき、出会えたニモを残して、他のニモは消えてしまったと思う。
ニモ(ジャレッド・レト)
アンナ(ダイアン・クルーガー)
エリース(サラ・ポーリー)
ジーン(リン・ダン・ファン)
パパ(リス・エヴァンス)
ママ(ナターシャ・リトル)
ニモ:15歳(トビー・レグボ)
アンナ:15歳(ジュノー・テンプル)
エリース:15歳(クレア・ストーン)
ニモ:9歳(トマ・バーン)
アンナ:9歳(ローラ・ブリュマーニュ)
『プリンセス・ブライド』(ロブ・ライナー)・・・物語つながり
『未来世紀ブラジル』(テリー・ギリアム)・・・逃避つながり
「銀の三角」(萩尾望都)・・・選択つながり
MR. NOBODY 監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
(2011/10/15 あたご劇場)
インシディアス
1週間しか上映しないというので『シベールの日曜日』をパスして観た。
『コンテイジョン』と間違えて観た(・_・)。
ホラーと知らずに観た・・・・。
INSIDIOUS 監督:ジェームズ・ワン
(2011/10/23 TOHOシネマズ高知1)
カウボーイ&エイリアン
ジェイク・ロネガン(ダニエル・クレイグ)、はぁ~、色っぽい~(満足)。作り手の皆さん、クレイグ様の魅力をわかっていらっしゃる(拍手)。(『Jの悲劇』で初めてクレイグ様にお会いしたので、てっきりインテリ眼鏡のうらなり中年の色っぽさが魅力かと思っていたのに(笑)。)
カーネル・ウッドロー・ダラーハイド(ハリソン・フォード)のバカ息子パーシー・ダラーハイド(ポール・ダノ)は、若い頃のサム・ロックウェルがやったらピッタリ(^m^)。サム・ロックウェルは、妻を愛するという点でのみ輝くさえない居酒屋店主ドクを演じて味があった。
サマードレスっぽいロングドレスに拳銃ホルダーでウエストを強調のエラ(オリヴィア・ワイルド)は、エラが張っていた(^m^)。
お客さんがいっぱいだったし結構おもしろかったので、今後『スター・ウォーズ&七人の侍』とか『Uボート&バナナボート』とか二匹目のドジョウを狙うプロデューサーが出てくるかもしれない。
COWBOYS & ALIENS 監督:ジョン・ファヴロー
(2011/10/23 TOHOシネマズ高知5)