ザッツ・エンタテインメント

わくわくニコニコ。頬がゆるみっぱなし(^_^)。
きっと、昔のミュージカル映画をたくさん観ている人ほど楽しいだろうなぁ。少ししか観ていない私でもとても楽しかった。
トーキーになって俳優は誰もが歌って踊らされたということで、クラーク・ゲーブルが踊り、ジェームズ・スチュアートが歌う(^o^)。
エンタメの世界でも世相は反映するみたいで、4,50年代は軍服ミュージカルが多かったのね~。
荒廃したセットを背景に往年のスタアが昔を語り、次のスタアに解説をバトンしていく。きらびやかな映画のワンシーンとうらぶれた撮影所を交互に見て、栄枯盛衰、諸行無常を感じる(笑)。
元水泳選手の水中ミュージカルには、もう、お腹の底から笑いが込み上げてきた。シンクロナイズドスイミングはミュージカルだったんだぁ!アイデアもやっていることも、観客を楽しませる目的一直線で嬉しくなってくる。
若いときのビング・クロスビーのキラキラ美男子ぶりに目を見張り、年を取ってもエレガントなラッキョウおじさん、フレッド・アステアの紳士ぶりにうっとり。
重力を感じさせないアステアの踊り(はぁと、はぁと、はぁと)!アステアとジーン・ケリーが共演した映画、あれ、観たい!二人が年を取ってもいっしょに踊りまくって握手するという素敵なワンシーン(じ~ん)。
そして、なんと言ってもジュディ・ガーランド!子どものときから歌がうまい!これが才能というものなのね。額とか左右の眉が離れているところとか、ちょっとマリリン・モンローを彷彿させられる。永遠のベビー・フェイス。この映画で登場する分量が多いので、この映画は彼女に捧げられたような気がする。
娘のライザ・ミネリが「映画は記録として残るから良い。『彼女は誰?』と思ったら映画の中に答えがある。」と言っていた。(「彼」は誰?だったかもしれない。)まさにそれが映画の良さだ。単に過去のフィルムを編集しただけでなく、かつてのスタアが解説していく贅沢さが、「ザッツ・エンタテインメント」なのだ。
THAT’S ENTERTAINMENT! 監督:ジャック・ヘイリー・Jr
(2011/08/05 TOHOシネマズ高知1)

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

祝皆勤>自分(^_^)v
面白かった~!ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)の悲壮な決意にうるうる来たー。両親を始め、シリーズ中一番好きなキャラクター、シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)などがハリーを見守っていたのが嬉しかった。アルバス・ダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)の厳しさにもグッときた。でも、なんと言っても、始めから気になってしかたなかった(シリーズ中唯一の関心事項)セブルス・スネイプ先生(アラン・リックマン)の正体がわかって、きゃっほーい!!!ぬああああ、なんちゅう、ロマンチックな(涙)。ヴォルデモート(レイフ・ファインズ)の声を聞くため字幕版(3Dのみ)を選び、怖気だつのもいとおかし。シリーズをまとめると死と絆と闘いになるのかな?
キュアロン監督や英国俳優総出演に釣られての皆勤だったけど、観るといつも目で楽しめた。緑の野を走る汽車やホグワーツの周りの豊かな自然ばかりでなく、今回を例にあげれば、触れると双子になってモリモリと盛り上がっていくカップや、蛇の円扉の意匠、追いかけてくる蛇炎などなど。なんとか横町や魔法省やら建造物もなかなか魅力的。絵画や新聞の中の人が動くのも飽きなかったな~。CGだか特撮だかのおかげだ。
もし、CGだか特撮だかのシーンを最小限にし、人間関係や心理的な流れをメインにした総集編を3時間くらいにまとめてくれたら、多分観に行くと思う。その際、成長したハリーのギャランドゥ・シーンはカットで。そんなサービス、いりませんから~(えーん)。
ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)・・・ほうれん草を食べて隈をなくそう。
ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)・・・大きくなっても可愛いねぇ。
[追記]
ハーマイオニーがレストレンジ(ヘレナ・ボナム=カーター)に化けて魔法省だったか銀行だったかに侵入するするとき、外見はレストレンジだけど中身はハーマイオニーそのもので、ヘレナ・ボナム=カーターの演技力に感服した。思えば『英国王のスピーチ』でもジョージ6世を支える妻を演じていい味を出していたし、『鳩の翼』でも原作のケイトそのものだった。あまり好きではなかったので気にとめてなかったけど、いい俳優だなぁ!
HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART II 監督:デヴィッド・イェーツ
(2011/07/27 TOHOシネマズ高知4)

コクリコ坂から

1963年が舞台とはいえ、相思相愛の男女が実はきょうだいだった、という話は作り手も若干古いと思ったのだろう。
明治期の洋館で、生徒の部活の場である「カルチェラタン」の解体を阻止する運動の盛り上がりというか、生徒たちの活力と、町の活気に重きが置かれているような気がして、現在の若者や社会情勢が逆照射されているように感じた。
徳間書店の故徳間康快社長とジブリの関係をウィキなんかで予習していくと、より面白いかもしれない。
監督:宮崎吾朗
(TOHOシネマズ高知3 2011/07/24)

サウンド・オブ・ミュージック

わーーー!!!やっぱり、何度観てもワクワクする。歌の力ってすごいなぁ!
無人島に持って行くなら、このDVDだ。
マリア(ジュリー・アンドリュース)
トラップ大佐(クリストファー・プラマー)
男爵夫人(エリノア・パーカー)
マックスおじさん(リチャード・ヘイドン)
修道院長(ペギー・ウッド)
THE SOUND OF MUSIC 監督:ロバート・ワイズ
(TOHOシネマズ高知2 2011/07/23)