牧野の「の」の字

牧野植物園へ行ってきた。
温室は人でいっぱい。蘭を見に行ったのか人を見に行ったのか。


最後の一枚は、我が家の蘭ちゃん。
長らく葉っぱだけだったので、どういう素性の植物かわからなかったけれど、花が咲いてみると蘭だった。
水だけやっているので、だんだん葉っぱの数が減って、最後の1枚に。(写真、後方の緑は茎。)
考えてみれば、蘭は熱帯の木の股や何かの苔に生えているはずで、自然界では鳥の糞がかかったりするだろう。今度は、米のとぎ汁をやってみようと思う。

冬枯れ色

パキラ
冬は鉢を家の中に入れるんだけど、入れるのを忘れる年もあって、そうすると葉っぱは全部枯れ落ちてしまう。
葉っぱの軸がツンツンと突き出ている写真も撮ればよかった。
石蕗
ツワブキって石蕗なんだ。ワープロが変換してくれるのでわかった。>つわぶきのツワが石だったとは。

腐った薔薇

薔薇
庭の薔薇~。(画像クリックで拡大できます。)
散りかけの薔薇も美しいと思うようになったのは、ゴッホの薔薇の絵(ひまわりを活けていた花瓶に白薔薇を活けて描いたやつ)のお陰だ。
ゴッホといえば、九州国立博物館で2月13日まで特別展の開催中。行くつもりだったけど、その気が失せてしまったのは、先に東京の展覧会を観た友だちが「30年前のカタログを見たけど、前の展覧会の方がいい絵が来てたみたい」と言っていたから(^_^;。そうは言っても、行けば今回もいいとは思うんだけどねぇ。アルルの寝室の実物大模型部屋が展示されているっていうし。
ただ、およそ30年前に名古屋で観たゴッホ展の思い出だけで、この先充分生きていけるなーとも思って、結局、九州国立博物館はまたの機会に行くことにした。
その30年前の展覧会では、果樹園の美しさに感動した。写真で見ても、そのよさが全くわからなかったのに、実物の輝きにふれて、ゴッホが南仏の明るさに感動したのがよくわかった。それと、この展覧会までは私にとって「炎の人」だったのが、「硝子の人」になった。キラキラ感といい透明感といい、繊細なガラス細工を見ているような感じだった。ティム・ロスが演じたゴッホがイメージに近いかな。もしかしたらロバート・アルトマンもゴッホを「硝子の人」と感じていたのかな。
九州国立博物館 | 特別展 『没後120年 ゴッホ展』
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s22.html

ぎんなんと金木犀

先日、仕事中に何か臭い!と思ったら、昼休みに歩道に落ちたぎんなんを踏み潰していたからでした。
靴の底についたぎんなんの臭いが、机の下から這い登ってきたのです。
その昼休みには、「匂いはすれども姿は見えず、金木犀はいずこに〜?」と強い風に運ばれたきた花の匂いにいい気分だったのですが。
臭いぎんなんも、食べると美味しいですね。
金木犀は、果実酒と似たような要領で金木犀酒にできるらしいです。
毎年、作ろうと思っただけで季節は巡る〜(笑)。