シンビジウムの植え替え(初)

シンビジウムの植え替え

撮影:2020/4/9
2時間くらいで全部終えるつもりだったが、ほぼ倍の時間を要して二日がかりとなった。

鉢から取り出すのにけっこう時間がかかる。移植ゴテを株と鉢の間に差し込んで、鉢に密着している株を切り離す。逆さにして振ったり引っ張ったりして取り出す。(一鉢、二重になっているのがあって助かった。外の鉢からは簡単に取り出せて、株と密着しているペラペラの鉢・・・というよりポットは、上から押したり転がしたりして比較的労せず外すことができた。)

次に根をほぐして(2週間近く水を切っているので、しんなりしていてポキポキ折れない)、土(バークチップ)を取る。これもなかなか取れない。

株分けしようと思ったら、切り離すのに時間がかかる。できるだけ根を切らないように、ここでもフリフリ作戦。振ることによって絡まった根を自然にほぐす。のこぎりで真っ二つに切る方法もあるが(ネットではそのように指南されていた)、私はいつもフリフリだ。ガンガン振る。

そして、腰を伸ばしてから、やっと鉢に入れ、土を入れる。洋ラン用の土を買っていたのだが、土じゃないねぇ!ほとんど石。椰子の実チップが、まばらにあるだけ。「こんなので本当にイイの・・・?」「いいのでしょう。」と独りごちながら黙々と作業を進める。

植え替えのとき、株が真ん中になったためしがない。真っ直ぐに植わったこともない。常に偏り、斜めだ。もちろん、芽が出ている方にスペースを取ることは知っているが、思いどおりには行かない。
隙間ができないように割り箸をグサグサ刺して、きちきちに土(石)を入れていく。

植え替えによってダメージを受けた株には、光や風の刺激を与えないように、ふたたび玄関に取り込んで、水遣りは1週間後。
たいていの植物は、植え替え後に水を遣るが、蘭と多肉はすぐに遣らない方がいいそうだ。

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