新井浩文と風吹ジュンが親子の役をやるというので観た。新井浩文がカッコイイのでビックリした。ちょっと目がハートになりかけたけど、踏みとどまった。というか、あまりにも演出と脚本がひどいので、ハートになりかかったのを邪魔された感じだ。なんでキリスト教???カメラを動かしたり、カットを刻んで人物をスキップさせたり、その場面に必要???カッコつけたカッコイイ映画を作りたかったのかもしれない。いやしかし、泉谷しげるの先輩が永瀬正敏なんだから、もしかしてコメディー?永瀬正敏は10年前に死んだ先輩ってことにはなってるんだけど(^_^;。キャスティングはともかく、俳優に救われていると思う。ツヨシ(新居延遼明)の無気力そうな身体と、虚無的に目の据わった感じもよかった。
監督:能野哲彦
(2012/11/10 TOHOシネマズ高知1)