わたしに会うまでの1600キロ

よかった。母を亡くした女性(リサ・ウィザースプーン)の喪の仕事であり、生きる力(多分これが原題「WILD」が意味することではないかと思う)を取り戻す話であり、女性映画(メリット、デメリットあるある)であり、ザッツ・アメリカだった。ポイントポイントで登山届(入山記録?)を書くとき、添えられる言葉をもっとじっくり読みたかった。美しいものの中に身を置きなさいという母の言葉と夕日、よかった。元夫はめっちゃ善い人。(リメイク、「四国八十八ヶ所版」希望。主演は沢尻エリカ、若しくは北川景子。)
(動画配信)

「わたしに会うまでの1600キロ」への2件のフィードバック

  1. お茶屋さんこんにちは。

    これ良かったですよね。大切な人を亡くすと自暴自棄になったり引きこもってしまったりしまいがちなんだけど、なぜか彼女は突然トレイルを歩き出す。そして歩くことで再び生きることができるようになる。あるいは生きようともがく心が体に歩くことを要求したのかもしれません。一言で行ってしまえば喪失と再生の物語なんだけど、作品から受けたメッセージはもっと複雑で豊かなものでした。

    四国八十八ヶ所版でのリメイク良いですね!沢尻エリカや北川景子は、きれい過ぎませんか。韓国映画のレッド・ファミリーを観たばかりなんですけど、班長同士役のキム・ユミあたりに是非お願いしたいです。外国人を主演にすれば多少なりとも変化がつけられますし。これ、ほんとにリメイクしてほしいです。

  2. 四ツ谷さん、ようこそいらっしゃいませ。
    リメイク賛同、ありがとうございます!
    キム・ユミ、検索しました。かわいい系美人ですね。確かに外国人を主演にすると、言葉の壁とか旅に試練が増して映画として見所が増えそうですね。実際、ハングルの道案内も所々張られているようですし。
    キム・ユミに乗り替えます(^o^)。

    >作品から受けたメッセージはもっと複雑で豊かなものでした。

    そうでしたそうでした!原題の「WILD」の持つ意味が重層的に描かれていたように思います。
    一つだけあげると、なんか東洋的なものも感じました。最後に狐が出てきますが、東洋人はつい「お母さん」って思ってしまいませんか?まあ、それは置いておいて(笑)、西洋人には狐は狐でしかなく、狐も人間と同じ生き物という考え方はあまりないそうなんですが、この映画では同じ生き物(仲間)っぽく描かれていたように感じました。

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