若かりし頃は勧善懲悪ものを小馬鹿にしていた。しかし、嫌な世の中を見てくると、力で人を制するより慈悲を持って接し心穏やかに暮らそうよという作品にことのほか喜びを感じる。しかも、この作品は、「武力、暴力、憎しみに反対」と言いながら、武闘シーンも楽しめて(いや、ほれ、正当防衛ですから~)、スケール感も茶目っ気もあり、丁寧に作られているので大満足だ。
侯杰(こうけつ)/浄覚(じょうかく)(アンディ・ラウ)・・・・最初はホンマに嫌なヤツで、アンディ・ラウってこんなに嫌な顔だっけと思いながら観ていた。変身してからのお顔の清々しさ(なまんだんぶ)。
曹蛮(そうばん)(ニコラス・ツェー)・・・・悪役としては力不足と思った。
悟道(ごどう)(ジャッキー・チェン)・・・・出演しているとはつゆ知らず。とてもイイ役!ジャッキーらしい役で嬉しい!
辛亥革命百周年記念ということだろうか、革命後に軍閥が覇権を争っていた時期を背景にしているらしいところも面白かった。
SHAOLIN 監督:ベニー・チャン
(2011/11/22 TOHOシネマズ高知8)
>とてもイイ役!ジャッキーらしい役で嬉しい!
ほんと!いい役でしたね~[E:heart04] ああいうジャッキー見ると、もうものすごーく嬉しいです[E:happy01]
(アンディ・ラウとニコラス・ツェーについては、お茶屋さんとおんなじこと思いました[E:confident]
ジャッキーって、本当に強そうにないですもんね[E:happy02]。いつも余裕のない戦いっぷりで。今回も小道具をうまく使ってくれて、小坊主さんたちの応援も嬉しかったです[E:chick][E:chick][E:chick]。
ニコラス・ツェーは、『孫文の義士団』でビックリ仰天!観た後で彼だと知ったので。っていうか、登場人物全員、化けっぷりが凄くて持ち帰ったチラシを見て驚きっぱなしでした。