SHAME シェイム

う~ん、あまりに辛い。甘美なのは冒頭の地下鉄シーンだけで、後はどんどん辛くなってムカつきを覚えるくらいだった(^_^;。
どうやら近親相姦の過去があるらしい兄妹。二人とも親から虐待されていたみたい。頼れるのはお互いだけだったのでしょう。離れ離れになると相手の代わりになるものが必要なのね。二人の脱出劇というか逃避行(?)を想像すると「ニューヨーク、ニューヨーク」の歌詞は泣ける。あまりに辛いので、二人仲良く暮らす話にしてくれてもよかったのにと思う。インモラルだとしてもフィクションじゃん。こんな話にしたのは、どうも、マックィーン監督がマイケル・ファスベンダーに対してSでMなためと思われて仕方ない。『それでも夜は明ける』でも奴隷を愛した主人役が、たいそう痛々しく、明らかにファスベンダーが(影の)主役だったし。

色調が美しく、音楽とかもよくて、スクリーンで見ると浸れる作品だったろうな。
ブランドンの上司には罰が当たり、同僚のマリアンヌには良い人が現れますように。どなたかキャリー・マリガンとミッシェル・ウィリアムズの見分け方を教えてくれますように(-人-)。
(動画配信)

初リース

花輪
昨日、初めて作った花輪です(^o^)。
小さい方は腕輪くらいの大きさです。剪定したローズマリーを台にして、デモルフォセカ、韮の花、藪蘭です。
大きい方は、ペチュニア、蔓穂、千日紅(白ですが;)、コモンタイムです。

日曜ガーデナーとなってから作ってみたかったのがリースとピクルス。ピクルスのために去年月桂樹をゲットしています。パクチーも一株育てて種を採ったので準備万端なんだけど腰が重い(笑)。種は爽やかないい香りです。

昨日はパクチーの種まきもしました。去年播いたチャイブは、芽はたくさん出たのですが、水遣りで倒れてしまい、育ったのは一株だけでした。その轍を踏むまいと如雨露を買ってきました。根っこも食べてみたいので、種用と食用と二株は育ってほしいなぁ。

ウォーターマッシュルーム

2021

1号の素焼き鉢(3個セットを百均で買ったもの)にショボショボと生きている。妹がくれた瓶入りも最初は盛り盛りだったのにショボショボしてきた。何でだろう?(2021/07/31)

2019

1.5号鉢を鉢カバーに入れて室内で育てている。鉢カバーには水をたっぷりと。1月から(だったかな)ずーっと花が咲きっぱなしだ。昨年の秋に植え替えたが、もう根が回って葉っぱが黄色くなっている。一月ほど前から株分けしたいと思い続けている。(2019/03/13)
本日、切り戻して株分け。1.5号鉢が二つ。欠けたミルクボールの出番だ。(2019/03/24)


2018

水草なのに水を切らしてしまい2回ほどグッタリ~ノになった。あわてて水を遣ると復活。シャッキーン!・・・・というよりヒョロ~ンかな。しっかり立っているのだが微妙に茎が曲がっている。そして、どっと老け込み、色が少し黄色っぽくなった。黄色っぽいヤツを全部カットすると、艶々の粘っこい若葉が次々と生えてきた。花も幾つもついた。なるだけ水が蒸発しないよう、以前のように鉢をマグカップに漬けることにしたが、もう少し見栄えがよいように、カップか鉢を変えたいと思っている。(2018/01/21)
夏、育ち盛りの季節なのに、どうも調子が悪い。小さい葉っぱが数枚になってしまった。根詰まりだろうか。9月に水苔から草花培養土に植え替えた。そうすると復活。鉢カバーも購入。(2018/11/25)


2017

2016年12月、購入。蓮のような葉っぱが可愛い。地味な花もまた可愛い。葉っぱは太陽を追いかけるソーラーパネルだ。鉢の向きを変えても次の日には太陽を向いている。老いた葉っぱは動きが鈍くなり、やがては黄色くなって枯れていくが、株は至って元気だ。水草だから水遣りも簡単。いつもビショビショにしておけば間違いない。2017年3月には株分けをした。10月にも株分けをした。どんなにザックリ切っても次々と芽を吹く。(2017/10/16)

マンチェスター・バイ・ザ・シー

酔って絡んで暴力を振るうなんて、ろくでなし。
モテモテなのにその気なし。
いったい何があったのかと思ったら、う~ん、それは辛い。海辺の美しい町。良い思い出だってあるはずなのに戻れない。
だけど皆、辛いことを乗り越えて幸せになっているよ。元妻も今、幸せだから「許す」「ごめんなさい」と言えるのだろう。
わかっちゃいるけど、情けなや。やっぱり、酔っては殴り合う。ろくでなしに変わりなし。乗り越られない自覚あり。
それでも生きていいのだ、生きて行くのだ。底なしにダメでも弱くても。

本当にもう、自分を許してあげてほしい。
兄ちゃんも息子より弟の方が心配なんじゃないかな。
甥にボストンの大学へは行かないとあっさり言われたのが可笑しかったが、甥が来るかもしれないからと思えたことが救いだった。子どものことは、いつかはポケットの中の小石になってくれると思いたい。

淀川さんが映画で娼婦が悪く描かれることはないと言っていたのを思い出す。貧しい人、傷ついている人、あるいはダメダメな人、懸命に生きている人の側に立つ作品こそが胸を打つ。久々に行間の美しさを感じた。ユーモアもあるし!

監督、脚本:ケネス・ロナーガン
2017/09/13 あたご劇場