この一週間のジェームズはインフルエンザだったみたいだが、もうずいぶんよくなって、ツィートしまくっている。
グラストンベリー・フェスティバルに行くそうで、今からハイテンション(笑)。
インフルになる前はジムに通っていることを書いていたので、もう少ししたら、もう少し引き締まったジェームズが見れるか、それとも飲み続けているのでお酒が勝ってぷよぷよのままか、もっとぷよよるか(楽しみ)。
更にその前は、「確かな運転」を求められる役柄のオーディションがあるようなことを書いてたけど、受けるのか受けないのかはわからない。ジェームズは運転を習ったことがあるらしいけど、ひどい運転だったとのことで免許を取ることは諦めているみたい。
ずいぶん前にイタリア人から話しかけられていたけど、今度はブラジル人に「ホリヨークス」の二人が大好きと言われていた。多分、youtubeのおかげだと思う。すごいな。
Glastonbury Festivals
ヒストリーのところを見たら1970年(ジミヘンが亡くなった年)から始まったって。
ギャラリーは観客が投稿した写真がいっぱい。すごく楽しそう!
グラストンベリー・フェスティバル(ウィキ)
投稿者: お茶屋
X-MEN ファースト・ジェネレーション
予告編を見て登場人物とその間の葛藤がすごく面白そうだったので是非とも字幕版を観たかったが、吹替版もなかなかよかった。
登場人物には、もっと苦しんでもらいたかったが、そこそこ苦しんでいたのでまずまず面白かった。
キューバ危機は私が生まれた年なので、キューバ危機映画をコレクションしようかな。
チャールズ・エグゼビア:プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)・・・・マカヴォイ君、頭のてっぺんがやばいぞと思ったシーンがあったが、そうか、後のプロフェッサーXだからか!妹と思っているレイブンの裸は気まずいよね。
エリック・レーンシャー:マグニートー(マイケル・ファスベンダー)・・・・一番のもうけ役。パラボラアンテナ-母の思い出-シーンでは思わず落涙させられた。今後はマグニートーを応援することにした。
セバスチャン・ショウ(ケビン・ベーコン)・・・・ケビン・ベーコンは、身のこなしが豊川悦司だ。
レイブン:ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)・・・・二番目のもうけ役。ジェニファー・ローレンスって魅力あるね。
ハンク:ビースト(ニコラス・ホルト)・・・・ああああ、もったいない!美形のニコラス・ホルトがぁぁぁ!ハンクの外見にこだわる気持ちはよくわかる。
ファンタスティック・フォ~!
X-MEN: FIRST CLASS 監督:マシュー・ヴォーン
(吹替版 2011/06/11 TOHOシネマズ高知5)
レベッカ
ビデオかなんかで観て、イマイチだった『レベッカ』。やっぱり映画は映画館で観るべし。面白かった!話をすっかり忘れていたので初見といっしょ(笑)。そして、帰ってビックリ、1940年の作品だとは!今観ても古くない。それに俳優さんが綺麗。今の映画の作り手さんにお願い。男優も女優も綺麗に撮ってください。映画館で、シミ、シワ、ソバカスを見て、我に返りたくありません。
・・・はっヾ( ̄0 ̄;ノ。我に返って『レベッカ』の感想。
ダンヴァース夫人(ジュディス・アンダーソン)てマクシム・ド・ウィンター(ローレンス・オリヴィエ)のことが好きだったの?身分違いで望みなしの恋だから、主のレベッカに自己投影して肩を持つというわけか。その他、いろいろと英国の階級社会あってこその映画だった。アカデミーの会員もそこのところを面白がっての作品賞授賞だろうか。
マクシムがマリアン(ジョーン・フォンテイン)に「無垢からくる可憐さが消えてしまった」というところ、マクシムの気持ちがわかる。彼にはいずれ消えるとわかっていたのだ。消えないとそれなりに困るものだし、持ちつ持たれつの対等な関係の方が楽だし味わい深い。でも、純粋に美しいときを少しでも長く見ていたいと思っていたのだろうな。年の差カップルのイイ感じがよく伝わってきた。
真相を明かすのは、長いセリフでだった。説明的にならないのは役者の力だろうか。
それにしても、スタンダードサイズの映画をビスタサイズ(?)のスクリーンで見せられるとは。TOHOシネマズ高知って、スタンダードに対応してなかったっけ???今の監督でもスタンダードで撮るかもしれないよ。ソフィア・コッポラとか撮らないかなぁ?
REBECCA 監督:アルフレッド・ヒッチコック
(2011/06/11 TOHOシネマズ高知8)
盟三五大切 かみかけてさんごたいせつ
芸者小万、実はお六を演じた菊之助が素晴らしい!夫の三五郎、実は千太郎(中村勘太郎)と組んで、源五兵衛、実は数右衛門(中村橋之助)から百両をだまし取る。源五兵衛が惚れるのも無理はない美しさ色っぽさ。あでやかにその場を仕切って、すりゃ、皆小万の思いどおりになるわいな。「小万は俺に惚れている」と思わせられては、男としてはのぼせるしかないだろう。悪女と言えば悪女だが、それは故あってのこと。欺されたと知った源五兵衛の復讐を恐れたり、三五郎の女房としてのしっかり者風情などは芸者のときとはガラリと違うが、同一人物の異なる面を観せてもらったという感じでキャラクターに一貫性があった。
残念なのは、勘太郎と橋之助。この二人も欺す・欺されるとき、復讐する・それを逃れるときではガラリと違うのだが、キャラが立つまでには至ってなかったと思う。特に主人公とも言える源五兵衛を演じた橋之助は、仏作って魂入れずみたいな感じだった。初日だったので、今頃はもっとよくなっているかもしれない。(橋之助の子どもが源五兵衛の従者を演じていて、滑舌がよろしくないうえ棒読みっぽかったんだけど、ほんわかとした雰囲気に加え、主人には芸者にうつつを抜かさず義士に加わってほしいという一所懸命さが伝わってきて意外によかった。未完成の仏に魂入れた感じ。)
勘太郎をずっと前に観て、若いのにこなれているなぁと思ったことがあった。今回はお父さんに似てきたなぁと。注文としては、もっと助平になってほしい(笑)。だって、小万の胸をもむ場面、もまれる方はエロティックだったよぉぉぉぉ。そこで鶴屋南北はエロだと聞いていたのを思い出し、三五郎の方に不足を感じたわけだ。
演出は串田和美。
5人切りの場の緊張感には場内水を打ったよう。ギシギシと回り舞台の音だけ。斬るたびにツケの音。あまりの凄惨さに本当に胸が悪くなった。聞きしに勝る南北だ。
下座音楽はよいとして、西洋楽器(チェロかなんか?)が奏でる旋律に気が滅入り、歌舞伎の世界に合ってないと思って観ていたが、小万とその幼子をなぶり殺した後、雨の中を庵まで帰る源五兵衛の場面にこの音楽が重なると、陰々滅々が更に陰々滅々でイイ!ここは客席まで降ってくる雨といい、ある種の美しさがあり、演出のハイライトだ。(しかし、源五兵衛はどういう気持ちで殺したのか、橋之助の演技では私はハッキリとはわからなかった。義士に加わるための百両を騙し取られた恨みか、小万に心底惚れていたためか。ひと思いに殺さないこと、小万が「三五さんの顔が見たい」と言ったあと、夫にそっくりな幼子をかばいに行くのを見て子どもまで殺したことからすると、台本上は恋の恨みが勝るような気がする。この場面で、仁左衛門で観たかったと思ってしまった。)
笑えるところもたくさんあって、笹野高史も可笑しくてよかったんだけど、初めての南北は・・・・・、南北だねぇ;;;;。本当に胸が悪いわ~。しかし、おしまいは5人切りの場を再び使い、死んでいった人も生き残った人も走馬燈の中で楽しげに回っている。なにやら人生やなぁと思ったし、なにより胸のむかつきが取れて行ったのがありがたかった。
(2011/06/06 コクーン歌舞伎)
コクーン歌舞伎「盟三五大切」@シアターコクーン
ガムザッティさんの感想