やるねぇ!ベン・アフレック監督。
なかなか面白かった。
強盗から足を洗いたい、愛する人とこの町から出たい。ヤクザ映画の王道パターンのような気もする。
気の利いたセリフもあって、共同脚本家としても才能を発揮。
だけど、あの結末は・・・。そこだけが不満。
なかなか良い俳優がそろっている。
ジェレミー・レナー(ジェム:ダグと強盗。人間凶器の危なさ。)
レベッカ・ホール(クレア:銀行支店長。強盗の被害者。ダグと愛し合う。)
クリス・クーパー(ビッグ・マック:ダグの父ちゃん。服役中。)
ジョン・ハム(FBI捜査官:嫌なヤツ。でも、男前。)
そして・・・・、
ピーター・ポスルスウェイト(花屋:悪いやつ。)
[追記]
強盗を働いたうえに、悪の親玉とはいえ人を殺しておいて、警察にも捕まらず死にもせず、フロリダあたりでのんびり(?)しておっちゃいかんと思うなぁ。映画としては、ジェムみたいに死ぬのが正しいと思う。あるいは捕まって、あのFBI捜査官にねちねちと(父親のことも含め)嫌みを言われ、観客の同情を引くのもいいと思う。もしくは天罰が下るか、お天道様に顔向けできない裏街道を歩き続けるか。強盗と殺しのケジメはつけておいてほしかった。
投稿者: お茶屋
冬枯れ色
冬は鉢を家の中に入れるんだけど、入れるのを忘れる年もあって、そうすると葉っぱは全部枯れ落ちてしまう。
葉っぱの軸がツンツンと突き出ている写真も撮ればよかった。
ツワブキって石蕗なんだ。ワープロが変換してくれるのでわかった。>つわぶきのツワが石だったとは。
ウォール・ストリート
感動した!(びっくり。オリバー・ストーンでっせ(笑)。)
シャイア・ラブーフの名前をやっと覚えた。『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』『イーグル・アイ』『ニューヨーク、アイラブユー』しか観てないけど、どの彼も好きだ~。目が語るねぇ。
ジェイコブ・ムーア(ラブーフ)が父とも思うルイス・ゼイベル(フランク・ランジェラ)の仇をウォール・ストリートで討つって、可愛い~~。仇のブレトン・ジェームズ(ジョシュ・ブローリン)に対するメラメラ感。どうしてバイクで競り合う必要が?ラブーフにバイクが似合うからか?
キャラクターの面白さは、ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)がダントツで、彼の娘ウィニー(キャリー・マリガン)とジェイクが婚約するんだけど、ゴードンのお陰で破局してしまう。ジェイクの涙顔が可愛い~(泣いてほしい男優がまた増えた)。ウィニーも可愛くてお似合いの二人でとてもよかった。
いかん。ラブーフの話ばかりだ(^_^;。
シャボン玉に感動したんだけど、帰宅してキネ旬でストーン監督と田原総一朗の対談を読んで、これまたビックリ。
私の思ったシャボン玉の意味とストーン監督のとでは意味が違う!
うぬぬぬぬ。流石、オリバー・ストーン。人が悪い。
私はとても人が善いのだなあ。
[追記]
飛んでいくシャボン玉を観て思ったこと。
初めにシャボン玉が出てきたシーンは、ルーは資金繰りで追い詰められていて、ジェイコブはそれを知らないけれどルーの様子を見て心配し、公園内をいっしょに歩いていくシーン。公園で遊ぶ子供たちのシャボン玉が一つ空に舞いあがっていく。いやー、オリバー・ストーンも丸くなったなー。父とも慕うルーを心配する場面にシャボン玉を飛ばすとは。抒情性を感じさせるファミリー映画やのう。
次のシャボン玉が出てくるのはラストシーンで、ジェイコブに子供が生まれ、屋上でパーティをしている。晴れた空に舞いあがるシャボン玉。いや~、バブルもシャボン玉に変身するのだなぁ。ジェイコブも「マネー」でなく「お金」を儲けるような働き方に変わるのだろうなぁ。
ところが、オリバー・ストーンは、バブルが弾けても、また新たなバブルが生まれるよという意味でシャボン玉を飛ばしたのだそうな!
原題は、「WALL STREET: MONEY NEVER SLEEPS」。私が甘かった(完敗)。
チャイコフスキー[バレエ]2
メモ、メモ。
とにかくマラーホフ。
髭があった方が男前が上がる。>ケネス・ブラナー、マラーホフ
座っているだけで美しい。踊りももちろん美しい。
これまで観たアルブレヒト(「ジゼル」)、ソロル(「ラ・バヤデール」)の姫命のキャラクターとは全く異なるキャラクター。控えめ、大人、哀しい~。秘密を抱えて誰にも理解されず、人生諦めているような。苛烈な苦しみ方でないのが、いっそう哀れを誘う。
「分身/ドロッセルマイヤー」は、同性愛の解放区的な自由で美しい世界に誘ってくれる役目を果たしたという感じ。もっと感情的なものを発してくれたら面白くなったと思う。ウェーナルはん、自信を持ってチャイコフスキーをいたぶるなり、同調するなり、支えるなりしておくれやす。
「フォン・メック夫人」もイマイチ、何をどう思っているのか不明。カブレラの踊りがとにかく濃ゆかったので、儚いチャイコフスキーには逃げ出したい存在だったかも。経済的援助はありがたかっただろうけど。
「妻」は、サイダコワの踊りが美しい。マラーホフとバランスがいいように思う。
男性にモテモテの彼女がチャイコフスキーを選んで結婚してみたら、夫との性生活に不満で複数の愛人をひきいれ・・・・って感じ。それでチャイコフスキーを責めるので、どちらも可哀想。
最後に坊主になったのがわからなかったけれど、ネットで解説を読むと心を病んだことの表現だったよう。
「王子/若者」のタマズラカルは、そつのない踊り。5年前の「ニーベルングの指輪」では、すごいメイクで個性的なキャラクターを演じて目を惹いたけれど、王子を踊るとは思ってなかったので、今回意表を突かれ、きれいに踊れるし、とてもよかった。
他にもわからないこと、誤解なんかがあったので、1回しか観ないんだし、事前に予習しておけばよかった。
群舞は、必要不可欠なBGMのように場の雰囲気を盛り上げ、緩急自在の音楽そのもののような感じがした。
二幕のカードゲームの場面は圧巻。
エイフマンの振付はとても面白い。
★Pour passer le temps II(東京1/22,23)
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