面白かった。ゴジラがめっちゃ恐かった。放射能を吐くところは原子爆弾を落とされたみたいで、見るのが辛い人がいるかもしれないが、尾っぽから青白い背びれが立ち上がっていくところなんか、怖カッコイイ。破壊するところも見れたし(ラジオの実況中継もグー)、ゴジラを深海に沈めたり浮上させたりする作戦もうまく見せられた感じ。結局、人間はゴジラには勝てないというのもよい。それにしても立派な胸筋だった。あまり足が上がらないのは普段は海にいるからだろうか。
主人公が特攻作戦から逃げ、ゴジラから逃げ、ダメダメぶりを発揮しているのもよかった。娯楽映画だからおしまいには発憤してめでたしめでたしとなるのはよいことだし感動して涙が出たけれど、近年の私の気持ちには実のところそぐわない。ライオンに喉笛をガブリとやられて息も絶え絶えのインパラ。生きるというのは、何かのために役だつとか役だたないとかに関係なく死ぬまで生きることだと思う。人が生きることに付加価値をつけようとするのは人間だから?生きるということに関しては、生物として程ほどに謙虚になった方がいいような気がしている。
安藤サクラは凄い。
神木隆之介くんも。「お願いします」と言って机に額をぶつけるところは、笑っていいよね?
(2023/11/30 TOHOシネマズ高知9)