う~ん、よくわからなかったなー。チケット売り場で「オブビリオン」と言っても通じるし(笑)。機械と人類の戦いだったのかな。まったりのったりと進んでいった。
クローン人間とか核爆発などのSF要素に、プールでチャプチャプのサービスシーンがあるかと思えば、「君は『紅の豚』か」的隠れ家シーンや『スター・ウォーズ』的谷間の撃ち合いシーンもあったりして、あれもこれもとツギハギした感じだ。記憶をすべて抜き取られても別の個体となっても「愛は永遠」でまとめようとしているみたいだけど、ストーリーを追うと目茶苦茶だ。だけど、大丈夫。あんまり期待してなかったし(^_^;。金看板トム・クルーズの奮闘で何とかもっている。白い砂山を駆け上がる姿がまぶしい。また、ジャックは数あれど、49のジャック(トム・クルーズ)だけが本を読む。それをビーチ(モーガン・フリーマン)が観察していて・・・、というような独自のアイディアがあったのも面白かった。ジャックを挟んでのヴィカ(アンドレア・ライズブロー)とジュリア(オルガ・キュリレンコ)の葛藤が、ジュリアの失笑とヴィカの涙という形に表れたのもよかった。
Oblivion
監督:ジョセフ・コシンスキー
(2013/06/07 TOHOシネマズ高知8)