ケン・ラッセルの『サロメ』

DVDで見たんですけど、思ったほどにはおもしろくなかったです。
だって、だいたいオスカー・ワイルドの戯曲どおり劇中劇は進んでいくんだもの。
白塗りのヨハネに、でっぷりとしたヘロデ王、金粉まぶした美少年とか出てきてもね〜、悪趣味度はそれほど高くないんじゃないかしら。
興味深かったのは、「ヨハネをボウジーがやるのはミスキャスト、ボウジーがサロメで、ヨハネは私(ワイルド)だ」というセリフです。ああ、「サロメ」ってそういう戯曲だったのか〜と納得しました。

『サロメ』ともう1本

『あなたにも書ける恋愛小説』は楽しかったです。
ケイト・ハドソンは、やはりポスト、メグ・ライアンですね。結構芸達者だし、メグ・ライアンより芸域が広そう。
同時上映の『サロメ』は、爆睡してしまいました。よかったらしいいんですけど、ああ、もったいないことしたな〜。
アントニオ・ガデス(7月に亡くなりましたね)のような私好みのカッチョいいダンサーがいなかったせいだと思います。
あと、もっとフラメンコしてほしかったのですが、けっこうバレエっぽかったですよね。
サロメというとオスカー・ワイルドですが、たしか、最近、ケン・ラッセル監督の『サロメ』がDVDで出ていませんでしたか?ちょっと、検索してみよう。
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ありました、ありました。急に見たくなったなあ。
『マーラー』と合わせて購入しませんかって、amazonは商売上手だなあ(笑)。
『マーラー』って見たかったけど見てなかったような。う〜ん、両方ほしくなってしまった。
amazon ケン・ラッセルのサロメ