ほどの良さ、品の良さ、顔の良さを感じさせてくれた。気は優しくて力持ち、そして何より、他人にも自分にも正直だから良い顔になれるんだろうなぁ。映像が柔らかく、映り込む色んなものに心がこもっていて美しい。大凧に乗るのは白影ではなかったかしらんと思いつつ見た。
監督:藤田容介
(2015/03/22 あたご劇場)
ほどの良さ、品の良さ、顔の良さを感じさせてくれた。気は優しくて力持ち、そして何より、他人にも自分にも正直だから良い顔になれるんだろうなぁ。映像が柔らかく、映り込む色んなものに心がこもっていて美しい。大凧に乗るのは白影ではなかったかしらんと思いつつ見た。
監督:藤田容介
(2015/03/22 あたご劇場)
ひえ〜、ホラーだった。エンタメ作品であっても、現実的で〜〜。私たちが生きているこの今の世の中はホラーなんだと感じさせられた。これを見ていると子どもって本当に希望だと感じる。笑えるところもあってポイント高い。
監督:成島出
(2015/03/15 TOHOシネマズ高知5)
沖にどんどん泳いで行って、不安になって振り返ると彼女も。浜辺をずんずん歩いて行って、泣きそうになりながら振り返ると彼も。二人だけれど二人だけではない愛の周辺。人を弱くも強くもするもの。振り向くといてくれるってことが強くする。音楽の使い方、カメラワーク 、編集。これぞ映画。
監督:呉美保
(2015/03/14 あたご劇場)
本当に生きるとは、どういうことか。戦場という極限状態を生き抜いた者、妻を亡くした者、何不自由のない生活の中で心に空洞を抱えた者。三者の心の旅を、宗教的な観点から描いている。成瀬(秋吉久美子)と大津(奥田瑛二)の遣り取りは、台詞が抽象的で難しかった。大津の言う、西洋とは異なる日本人らしいキリスト教があっていいというのは、原作者の遠藤周作の考えそのものかもしれないと思った。原作は面白いだろうなと思えるくらいにはよかったけれど、エピソードがつながってないような気がするというか、空回りしているみたいというか。でも、ロケーションが意欲的でよかった。また、秋吉久美子の演技か地かわからない演技が魅力的だった。
監督:熊井啓
(小夏の映画会 2015/03/14 龍馬の生まれたまち記念館)