壊し屋ラルフが壊していった後、魔法のトンカチで元通りにしていく直し屋フェリックスなんだけど・・・・。
フィギュア・スケーターのジェフリー・バトルにそっくり~(^Q^)。多分、そう思うのは、私を含めて世の中に2、3人だろうなぁ(笑)。
私にはジェフリー・バトルがあのように見えているので、イケメンと言われていたのが不思議でならなかった。礼儀正しく、ちょっとズレたいいヤツぶりもあんな感じで、心が丈夫そう。やさしいけど繊細すぎないから、心に傷を持つカルホーン軍曹のような人は、ああいう人が隣にいてくれると前向きになれそうだ。フェリックス、いいキャラだ~(^o^)。
主役のラルフとヴァネロペを始め、キャラクターが皆立ちまくり。ゲーム「シュガー・ラッシュ」の面々もパンチの効いた可愛らしさで好き好き♥。キャンディ大王なんか悪役なのに、あれだけ笑わせてくれたら憎めないわ~。それに大王にも「嫉妬」という悲しい性を負わせて、なかなか渋い作品だ。ラルフの状況は苦いし痛いし。失業してセントラル・ステーションでウロウロしているキャラもいるし。シュガーでコーティングしているけれど、けっこう大人の味もした。
そして、「私のヒーロー」。ヒーローの必須条件は犠牲をはらうってことで、「泣いた赤鬼」が基本じゃなかろうかと思うが、ラルフがヴァネロペのためにカートを壊したところと、虫(?)を何とかしようと命懸けで飛んでったところではうるうるきた。
共感したところは、誰のセリフだっけ、昔はのどかなゲームが多かったが、近頃はバトル系が増えたというぼやき。
WRECK-IT RALPH
監督:リッチ・ムーア
(2013/04/03 TOHOシネマズ高知9)