クリスマスローズの秘め事


昨日、牧野植物園へ行ってきた。うえの写真は、昨日のものと3月下旬のもの。3月に花盛りだった梅花桜蓮は、実になっていた。花皿鉢もチューリップから百合が主体となっていた。

驚いたのはクリスマスローズで、石垣の上の花を見上げると、実になっているものや、実が弾けて茶色い殻だけになっているもの、そのからも落ちてガランとなったものが混在していた。
実がな~るでギボウシと並んで咲いている我が家のクリスマスローズをアップしたが、うつむいて咲いているその中で実を結んでいたとはつゆ知らず。えらい長いこと咲くもんやなぁと思っていたのであった。

マンネリとビジネス

ジェームズが出演したBBC1の医療ドラマ「Holby City」は、5月8日に放送された模様。ファンサイトでは、もちろん「よかった」と喜びの声があがっていたけれど、あるファンは、色んなキャラクターを演じることは俳優にとっていいことだけれど、表情が同じでマンネリなんじゃないかというようなことを書き込んでいた。あいたたた。実は私も同じことを思っていて、おまけに演技してますって感じだとも思ってたんだけど、ここんところの出演作のスクリーンキャプスをちらり見ただけだから、実際どんなもんかねぇという気持ちでいたのだが、う~ん。

いくつかの連ドラ出演もあくまでゲストだから、舞台を目指してオーディションを受けているんじゃないかと想像するが、いつかの見ていて恥ずかしくなったオルシノを思い出すと、あの調子で受かるのか!?!?と激しく心配だ。
そのうえ、少し前にはビジネスを始めると言っていて、噂されるのは恥ずかしいけど「買って、買って、買って」なんてツイートしていた。ジェームズ、いったい何を始めたんだ!?!?裸の写真集でも出したんか!?生活に困ってるのか!?
私は写真集はほしくないが(と言いつつ、ファンサイトでアップされたスクリーンキャプスを収集しているが)、ツイートを読んでいると面白いのでエッセイなら買うかもよ(日本語訳があれば)。

さて、あとはskylivingで6月から新シリーズが始まる「Bedlam」を待つばかりとなった。
「Bedlam」のプロモーションビデオ(約1分)
Bedlam Series 2: First Look

勲章

うむむむむ。眠ってしまった(ヒミツ)。
えーっと、どんな映画だったか。

元軍人の岡部(小沢栄太郎)は、彼の身代わりで戦犯のお務めを果たして帰ってきた元部下寺位(東野英治郎)に乗せられ、再軍備化を計る組織あけぼの会を発足し、運動を始めるや、義弟の家に居候していた肩身の狭さも忘れ勢いづく。
ところが、寺位の密輸が新聞ネタになり運動はぽしゃるは、娘ちか子(香川京子)は父を振り切り愛する男性のところへ嫁いでいくは、放蕩息子憲治(佐田啓二)は父が大切にしていた勲章を犬の首にぶら下げるは、ついに昔の彼女よね(杉村春子)の胸に泣きつくも、金の切れ目が縁の切れ目で冷たくあしらわれるという、泣きっ面に蜂、不幸の雪崩。

つまりは、軍国主義も家父長の威厳も過去の遺物。勲章になんの値打ちがあるものかという話なのだろうか。確かに喜劇調の演出で、俳優も喜劇のお芝居をしていた。眠らなかったら笑えたかもしれない。

それにしても、父が息子を拳銃で撃ち殺し、父も・・・・という結末には、目が点になった。これからの世代である息子を死なせる筋書きにしたのは、なぜなのだろう。あまりにも親をないがしろにしたからだろうか。
父の横暴に耐えながらも、父を気遣い心配していたちか子。父と恋人の間で揺れていたが、自分の意志で旅立った。「わたし、とっても幸せ」と言う彼女に比べて、あまりにあまりな結末が妙ちきりんな余韻を残した。

監督:渋谷実
(小夏の映画会 2012/05/13 あたご劇場)

『ヒアアフター』について

『ヒアアフター』の感想をネットぴょんぴょんしていて、どぎもを抜かれた。
マリー(臨死体験者)の双子の姉が、ジョージ(霊能者)の妻だったというのだ。
もう一度観るときは、そういう目で観てみようかな。
まあ、読んでみてください。
#136 『ヒア アフター』って、こういうこと?
#139 これでわかった『ヒア アフター』完全攻略……か

となりのページの#137 映画館憑依日記 2011.2.23『リンダ リンダ リンダ』もよかったよ~。