フライトナイト 恐怖の夜

面白かったー!!!思わぬ拾いもの。
ちょっと男前でコリン・ファレル似の安上がりの俳優を使っていると思ったら、ラストで「コリン・ファレル」とクレジットされていた。コリン君は、どんな役を演じても可愛かったのに、今回、不気味なうえに憎たらしく、このヴァンパイアには吸われたくない(血を)と思いながら観ていたので本人だったとは心底驚いた。にじみ出る可愛さを封じ込める役作りができるようになったのか、本当に可愛くないヤツになってしまったのか(謎)。
トニ・コレットの出演も嬉しかった。『シックス・センス』以来、母一人子一人の依頼が増えたのだろうか。ガールフレンドもできて手が離れた息子を見守る陽性のママぶりとともに、女性としてもまだまだイケる感じがよく出ており、隣のヴァンパイアを招き入れはしないかと心配させてくれる。
その息子チャーリーを演じたアントン・イェルチンは、登場したときは冴えなかったのに、飽きのこないお顔で瞳も麗しく、高3の役でその髪の毛は大丈夫かしらとは思ったけれど、額の広さといい中途半端なハスキーヴォイスといい、ひとまずポール・ベタニー系と分類させてもらった。主役を張るだけあって魅力的だった。
ガールフレンドのエイミー役イモージェン・プーツは、もちろん可愛かった。エイミーはチャーリーのことを本当に好きで、まるで『七年目の浮気』のマリリン・モンローみたいなセリフを宣うので、自分をダサくてモテないと思い込んでいる男子の救いの女神となっている。イモージェンちゃんは、こんな役柄の魅力を十分表現できているところが俳優としてイケてると思う。
チャーリーのオタクな親友エド(クリストファー・ミンツ=プラッセ)も、カリスマ魔術師と酒飲みひょうたんの落差も楽しいピーター・ヴィンセント(デヴィッド・テナント)もなかなか良かった。

お話はけっこうな穴がいくつかあったけれど無問題。ところどころ感動した(マジ)。
隣人はヴァンパイアだというエドの忠告を信用しなかったチャーリーが、立場代わって母に自分を信用してくれと言う。母が息子を信じるか否か、私にとってはここが最大の山場だった。
チャーリーとエドの悲しき関係(涙)。
ママよりエイミーの方がチャーリーをよく観てくれてるという関係も面白く、将来、母と妻の板挟みになったときは、迷わず妻を取れよ~と思う。

FRIGHT NIGHT
監督:クレイグ・ギレスピー
(2012/01/11 TOHOシネマズ高知9)

たえてパソコンなかりせば

世の中にたえてパソコンというものがなかったなら、私は夜更かしなどせず、実に健康的に暮らせるということが、ここ数日で明らかになった。
と言うのは、お正月にパソコンが壊れてしまって、本日、新しいのを購入。なんとかメールの送受信ができるように設定をすませたところなんです。
WINDOWS7になったものだから、使えないハードやソフトウェアができてしまって、あああ。
そんなわけで、なんか色々、明日の休みも四苦八苦する予定です。

謹賀新年2012

年賀状
青龍でがんす。

当地には青龍寺(しょうりゅうじ)という朝青龍関の名前のもとにもなった第36番札所がありまして、それでうえの青ドラゴンであります。
いや~しかし、本日は焦りました。パソコンのスイッチを入れると立ち上がりかけてプッツン・ダウン。専属のPCドクター(弟)が解体して掃除をすると運良く立ち上がりました。すかさずバックアップを取って年賀状を印刷。やれやれ。これで今年のお正月もネット三昧できる~(これがめでたい)。マイミクを始め、ネット内の皆さん、今年もよろしくお願いします。

★これからのお楽しみ
京都 細見美術館 琳派・若冲と雅の世界
パリに渡ったニッポンのアール・ブリュット
ドラゴン・タトゥーの女・・・・ダニエル・クレイグ様(はぁと)。
メランコリア・・・・トリアーの奴め、絶対観たいと思わせおって。
ヒューゴの不思議な発明・・・・3Dで観るつもり。