ケン・ラッセルの『サロメ』

DVDで見たんですけど、思ったほどにはおもしろくなかったです。
だって、だいたいオスカー・ワイルドの戯曲どおり劇中劇は進んでいくんだもの。
白塗りのヨハネに、でっぷりとしたヘロデ王、金粉まぶした美少年とか出てきてもね〜、悪趣味度はそれほど高くないんじゃないかしら。
興味深かったのは、「ヨハネをボウジーがやるのはミスキャスト、ボウジーがサロメで、ヨハネは私(ワイルド)だ」というセリフです。ああ、「サロメ」ってそういう戯曲だったのか〜と納得しました。

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