猿の惑星:創世記(ジェネシス)

今度のアカデミー賞授賞式で、アンディ・サーキスに主演男優賞が授与されるところを見たい!!!そして、助演男優賞は、アルツハイマーの父親役が見事だったジョン・リスゴーに!
シーザー(アンディ・サーキス)に自我が芽生え、不満のようなものが溜まっていく様子にはドキドキしたし、ウィル(ジェームズ・フランコ)に背を向けるシーンではもらい泣きしそうになった。だけど、一番悲しいと思ったのは、シーザーが初めて発した言葉を聞いたときだ。シーザーの境遇では当然の一言だけど。
いつも遠くからでしか見たことのない金門橋を(CGかもしれないが)、こんなに近くで見せてもらえてワクワクした。アメリカ杉の森もよかった(CGかもしれないが)。
地球で人類の立ち位置が類人猿にとって変わられるのは、旧作シリーズでは核戦争の末の話だったような気がするが、この映画ではウィルスのせいで人類は滅亡の危機を迎えるような感じになっていた。原発の恐怖はともかく核戦争の危機が遠のいた今、新型ウィルスやバイオ科学の副作用がいかにもな驚異ということなんだろうか。
RISE OF THE PLANET OF THE APES 監督:ルパート・ワイアット
(2011/10/15 TOHOシネマズ高知7)

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