命ある限り

シャー・ルク・カーンが、かっこいい!!!チャーミングぅ!
は~、やっぱり好きだ~!・・・・で終わってもいいくらい私にとってはシャールクの映画だった!

お話は、サマル(シャー・ルク・カーン)とミラ(カトリーナ・カイフ)と神さまの三角関係(?)・・・・、みたいな(笑)。第1部のおわりで、サマルが防護服なしの『ハートロッカー』していたのは、そういうわけだったのか!!!!と感動して、第2部ではカジュアルな3ヶ月恋愛の現代っ子アキラ(アヌシュカ・シャルマ)の軽さに、古典的メロドラマ(第1部)の後にこれかーーーっ!とインド映画の何でもあり感を面白く思ったものの、サマルが記憶障害になったりアキラがこうしてと頼んでミラがそうしたりという「なんでそーなるの!?」度合いが増して、ぐだぐだになってきた感がなきにしもあらず(笑)。しかし、カジュアルな恋愛ではなく古典の方に軍配が上がり、メロドラマ好きとしては一安心(笑)。

それにしてもインド映画はサービス満点だ。開巻間もない山水の景色にインドは広いな大きいなと感心した。そんな広大な景色の中をノーヘルでバイクを転がすサマルが渋い~。ふふふ、これからはシャールクだよ、クルーズ君。(実はノーヘルには理由があるんだよねぇ。イギリスではミラと二人乗りでちゃんとヘルメットを被っていたのが可愛かった~。)時は遡り場面変わって、ギターを抱えて歌うサマルの背景にはロンドンの名所が次々と(わーい)。もちろん踊りも、ミラは肉感的でアキラは軽快と取り揃え。イギリスの緑もきれい。第1部だけもう1回観たいな~。

JAB TAK HAI JAAN
監督:ヤシュ・チョープラ
(2013/09/16 あたご劇場)

DVD

レンタルが始まったのでさっそく(笑)。
このメロドラマは、ただものではないゾ。っていうか、このドラマのテーマは「神様も降参する愛」で、ちゃんとセリフにあった。さて、どの場面で誰が言ったでしょう?

落ち着いて見ると第2部もなかなかよかった。アキラはサマルに失恋するわけだけど、ほろりとくるねぇ!第2部は「アキラ、失恋の巻」として観るべきだった。

ところで、記憶喪失になったサマルが自分のことを「猿みたいな顔」と言う場面があって猿の顔まねをするんだけど、シャールクは真似をしなくても猿顔に見えることがある(ごめん、シャールク(^_^;)。というのは、私はシャールクの中にみのもんたを発見してしまうことが時々あるのだ(涙×涙)。シャールクはミリオネアの司会をやってたことがあるそうなので、みのさんと深い(?)縁があるのだなぁ(やめてー。←ムンクさん)。

この映画にしても『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』にしてもインド映画はスケール感があって、スクリーンがふさわしいなぁ。

「命ある限り」への4件のフィードバック

  1. お茶屋さん、こんにちは。

     今日付の拙サイトの更新で、こちらの頁をいつもの直リンクに拝借したので、報告とお礼に参上しました。本作の楽しさ面白さが生き生きと伝わってくる名調子に感心。心から楽しむと心から楽しそうな観賞文になるんですねー。お見事。

     で、ノーヘルの理由ってなんでしたっけ? セット内で公道ではなかったってことだったような気がしてますが、ハズレ?(笑) でもって「神様も降参する愛」ってのはアキラだったような気がしてますが、場面は思い出せません。こちらもハズレ?(笑)

     “ボリウッド4”では、世評にもかかわらず本作がイチバンだと思っている僕には、大いに嬉しい観賞文でした。どうもありがとうございました。

  2. ヤマちゃん、やーやー、クイズに乗ってくれてありがとう!!!
    ノーヘルの理由は、これは正解も不正解もなくて、私が思っていただけのことですが・・・。サマルは神様に対抗意識があるのでノーヘルで死ぬかどうか試していたのかなと思ったのでした。(ただし、この映画だけじゃなくてインドロケではノーヘルがあたりまえなのかも(?)。そういえば、トム・クルーズもノーヘルだったような。)

    「神様も降参する愛」は、ミラが駆け落ちした母親に会いに行ったシーンを覚えていますか?その駆け落ち相手の男性が、ミラが会いに来てくれたので母親が本当に笑顔になった、それまでミラに向かっていた愛がこれからはやっと自分に向けてもらえるというような意味のことを言うのです。それまで10年はかかっているわけで、それで「愛には完成するときがある。」「神様も降参するくらい愛さなきゃ。」というふうなセリフにつながるのですよ~。
    それで、ラストシーンでミラが「前回の愛は未完だったけど、今回は」と言うのです~。

    というわけで、リンクとコメント、ありがとうございました。
    本作は私も昨年見たインド映画の中で1番だと思っておりますー。

  3. あちゃ~、両方ともハズレかぁ(とほ)。

     でも、『ハートロッカー』もどきとノーヘルバイクを同位に置くとは、いささか意表を突かれましたぞ(笑)。しかも先にハートロッカー出しといて、ノーヘルごときで挑まれては、神も形無しかと(たは)。

     駆け落ち母のエピソードは、すっかり失念しておりました。…踊ってました? 歌ってました? ボリウッドしてました?(笑)

  4. 母と娘は、しんみりしておりましたが、その背景で駆け落ち相手とサマルが、ワイン入りグラスをそれぞれ手にして曲芸をしておりました。そのへんがボリウッドかと(笑)。

    このエピソード、私も忘れていたのですが重要なんですよね。
    12歳のミラと父を捨てて母が駆け落ちしたので、ミラは父を裏切れない思いが強く、心に背いてロジャーと結婚する宣言をしたものの、恨んでいた母に会って話を聴いて本当に愛する人と結ばれるべきと考えが変わるんです。それでサマルとのラブシーンにつながるの。

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