アンサンブル・ベルリン ジャパン・ツアー2013

なかなか良いコンサートだった。
高知ジュニアオーケストラとの合奏は、大人数なのに指揮者がいなくて大丈夫~?とハラハラしたけど、大丈夫だった。どうも素人はいらない心配をするのでいけないなぁ(たはは)。しかし、プロと(しかも外国の)演奏できるなんて、いい経験だったろうな~。プロの皆さんも楽しかったことでしょう。

第1部では、オーボエ、ファゴット、ヴィオラ、チェロと、各楽器の独奏によって楽器の音色とかを堪能して(ヴィオラの音色が美しい~)、第2部では「待ってました!」のこれぞアンサンブル~な息のあった演奏が素晴らしく、アンコールでは曲芸の域に達したヴァイオリン・アートと、いやもう泣かされますわのチャイコフスキーと、小さく可愛いキラキラ感が美しい「きよしこの夜」の3曲も。いや~、良かった良かった。

ファゴトって立って演奏するとカッコイイな。音は間の抜けた美男子って感じでベン・アフレック・・・だと思ったら、オーボエは小回りの利くマット・デイモンに思えてしまって・・・。ファゴットとオーボエが仲良く掛け合ったりするものだから、う~ん、こりゃ、ますますあの二人だなと(笑)。

第一ヴァイオリン:ルイス・フィリペ・コエーリョ
第二ヴァイオリン:エーファ=マリーア・トマージ
ヴィオラ:ヴァルター・クシュナー
チェロ:クレメンス・ヴァイゲル
コントラバス:ウルリッヒ・ウォルフ
オーボエ:クリストフ・ハルトマン
ファゴット:モル・ビロン

[追記]
アンコールを含む演奏曲目と演奏の雰囲気がより伝わる次のページも、ぜひ、ご覧ください。
ヤマさんのライブ備忘録アンサンブル・ベルリン ジャパン・ツァー2013

(2013/12/06 県民文化ホール(グリーン))

「アンサンブル・ベルリン ジャパン・ツアー2013」への7件のフィードバック

  1. ヴァイオリンのアンコールの曲名、分かりますか?
    カッコ良かったんで、忘れられないんです。

  2. ;さん(?)、ようこそ。

    友だちからの情報ですが、
    バッツィーニの「妖精の踊り」だそうです。
    カッコよかったし凄かったですよねー。

    youtubeにもたくさんありましたー(^_^)。
    ソモラ ティボール バッジーニ作曲 「妖精の踊り」
    http://www.youtube.com/watch?v=K6IPvtnr-VM

  3. お茶屋さん、こんにちは。
    [追記]で過分のご紹介をしていただき、恐れ入ります。
    僕がyoutubeで視聴した『妖精の踊り』のなかでは、
    http://www.youtube.com/watch?v=TUjMNpyNCsw
    これ↑が最も気に入った演奏です。1分頃から聴こえてきます。
    フル演奏ではないのが残念ですが、とても素晴らしいものでした。

  4. わ~、良いですね!リンク、ありがとうございます。
    アンサンブル・ベルリンのコエーリョさんの演奏に似てませんか?
    コエーリョさんのこと曲芸の域に達したって書いたけど、技巧だけじゃなくて溜めて揺れる部分がちゃんとあって「うっとり~」と「わくわく」があってよかったですよね~。

  5. お茶屋さんがリンクしている演奏より遥かに近いですよね。
    というか、コエーリョさんよりも上回っている気がします(笑)。

    お茶屋さん御紹介のリンク演奏は、出だしの弓の弦への弾ませ具合からして
    コエーリョさんの域には至ってないし、高速ピチカートの入れ方も
    聴き劣りするのですが、ジノは流石ですよね。
    出だし部分はありませんが、倍音演奏の美しさも絶品ですし。

    ジノやコエーリョの演奏には、おっしゃるとおり
    楽曲としての味わいがあるんですよね。
    見せ物的な曲芸ではなく、ちゃんと音楽になっているというか。

  6. >というか、コエーリョさんよりも上回っている気がします(笑)

    本当にそうですね。
    まるみがあって熟成した感じ。味わいがあります。
    コエーリョさんも50歳を過ぎたらジノさんみたいになれるかもしれませんね。

    倍音って何?だったので検索しました。
    それで長年の謎が解けたような気がします。
    バイオリンとかソロで演奏していても、一つの楽器とは思えず、二つか三つで演奏してるんじゃ???と感じることがあったのですが倍音のせいかも。

    今日はもう一回ジノさんの「妖精の踊り」を聴こう。
    いい演奏にリンクしていただきました。あらためて、ありがとう!

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