楽しいファミリー映画だ。
浅田家のインテリア、つかず離れずの家族の距離感、イイネ。
母(風吹ジュン)も父(平田満)も兄(妻夫木聡)も弟政志(二宮和也)も、それぞれに(^o^)。私は消防士さんになりたかった父ちゃんファン。
弟の彼女(黒木華)、弟にはもったいない(笑)。しっかりした人が、そうでない人とカップルになった方が上手くいくのね。
そして、やはり、写真は記録媒体であり記憶媒体であると意識させられた。
政志が東日本大震災後の東北に行って写真を撮れず洗っているとき、一方で被災者にカメラを向けている人が複数いた。多分、報道人だと思うが、これは写真の記録機能を活用しているのだと思う。家族写真を撮ってきた政志は記録よりも記憶の方により重きを置いている。芸術写真はどういうものなんだろう。記録か記憶か、その両方か、はたまた別のものか。木村伊兵衛賞、初めて聞いた。
政志の家族写真を写真集として出版した赤々舎の社長(池谷のぶえ)のキャラが最高だったので、検索してみた。
齋藤陽道の写真集も出していた。
赤々舎
“天才写真家”を次々と発掘 業界に風穴空ける女性創業者の「目利き力」 (1/7)
(2020/10/08 TOHOシネマズ高知7)