愛についての傑作エンタメ。なかなか見応えがあった(嬉)。
Scott Free Productions Animation, Logo, introでおなじみの黒コートの人が鳥になって飛んでいくと、オープニングは黒い鳥。この繋がりからして「待ってた甲斐があった(ToT)」と感動した。その鳥はどこにいるかというと、第一次世界大戦の戦場なのだ。まさか戦場から始まるとは思いもよらず、またしても感動。そして、ポアロがなぜ髭を生やしているか明かされる。エピローグも髭がらみで、愛ゆえの切ない人間模様が髭に始まり髭に終わる。殺人事件のごちゃごちゃした真相解明が苦手な私にはありがたい「物語」となっていた。
実は事件のごちゃごちゃにも付いていけるように1978年版を予習していたのだが、新型コロナの影響で公開が延期になってしまい、予習したことは霧の彼方。何とか付いて行けたのか行けなかったのか(?)はともかく、犯人さえ忘れていたので「へぇーほぉ~」と楽しめた。
アネット・ベニングに似ていると思っていた人はアネット・ベニングで、どうしてモテるかわからなかったサイモンはアーミー・ハマー美丈夫だったので驚いた。ガル・ガドット(ガルガ・ドットの方が覚えやすい)はゴージャスだし、役者さんのおかげでその他の登場人物もしっかり見分けがついてよかった。残念なのは明暗のコントラストが強めの(っていうの?色味が濃い)画質で、私はもう少しやさしい色合いがよかったと思う。
検索したらケネス・ブラナー監督作は観てないのがけっこうあって落ち穂拾いが楽しみだ。ってまずは公開中の『ベルファスト』を観なくちゃ(^o^)。
(2022/02/26 TOHOシネマズ高知6)
「ナイル」ずっと待ってたのに、結局観ずに終わっちゃった(しくしく)
「愛のための傑作エンタメ」と聞いたからには
いつか家のTVで絶対観ます。
『ベルファスト』も観たいな~(さっさと行け!)
>いつか家のTVで絶対観ます。
ぜひぜひ(^_^)。
わたしは前作の「オリエント」より好きでしたよ~。
『ベルファスト』は今週木曜までに行くつもりです。2週目になると上映回数が減ったり、観れない時間帯になっちゃうかもなので。TOHOシネマズって実質1週間上映です(ToT)。