ゴジラ-1.0

『ゴジラ-1.0』の感想を毛筆で書いた画像

生きるで~!
役立たずOK!!

面白かった。ゴジラがめっちゃ恐かった。放射能を吐くところは原子爆弾を落とされたみたいで、見るのが辛い人がいるかもしれないが、尾っぽから青白い背びれが立ち上がっていくところなんか、怖カッコイイ。破壊するところも見れたし(ラジオの実況中継もグー)、ゴジラを深海に沈めたり浮上させたりする作戦もうまく見せられた感じ。結局、人間はゴジラには勝てないというのもよい。それにしても立派な胸筋だった。あまり足が上がらないのは普段は海にいるからだろうか。

主人公が特攻作戦から逃げ、ゴジラから逃げ、ダメダメぶりを発揮しているのもよかった。娯楽映画だからおしまいには発憤してめでたしめでたしとなるのはよいことだし感動して涙が出たけれど、近年の私の気持ちには実のところそぐわない。ライオンに喉笛をガブリとやられて息も絶え絶えのインパラ。生きるというのは、何かのために役だつとか役だたないとかに関係なく死ぬまで生きることだと思う。人が生きることに付加価値をつけようとするのは人間だから?生きるということに関しては、生物として程ほどに謙虚になった方がいいような気がしている。

安藤サクラは凄い。
神木隆之介くんも。「お願いします」と言って机に額をぶつけるところは、笑っていいよね?
(2023/11/30 TOHOシネマズ高知9)

「ゴジラ-1.0」への2件のフィードバック

  1. 面白かったです!
    細かい疑問はイロイロあっても
    「面白かった」からすべてOK(あはは)
    できるものなら世界中で売ってほしいなあって
    本気で思いました。

    でも、ゴジラの吐くあの白い光線は
    放射能だったのね(忘れてた)
    観るのが辛い方もおられるでしょうね…

    「ゴジラ」って軍隊絡みじゃなくても
    やっぱり「戦争」なんだな…とは
    観た後ちょっとシンミリして思いました。

    戦後まもなくという設定だから、良くも悪くも
    「戦争」の記憶が人々を動かしてるのは当然って感じで
    観てる間は誤魔化されてたんですが(^^;
    「民間」の話でも「戦争」なんだなあ…というか。
    (ソンナコト言ってたら、こういう映画は観られないのかな)

  2. よかったですよね(^_^)。これは世界中で大ヒット間違いなしじゃないでしょうか。つくり手の気合十分でしたね。山手線の電車、バキバキのシーンはトム・クルーズも真っ青(笑)。

    そうか、戦争なんですね。『シンゴジラ』でも自衛隊が活躍したものね。私は天災だと思っていました。人里に出てきた熊を猟師さんが狩るのと同じかな〜?でもやっぱり戦争なんでしょうね。戦争は全て負け戦、ゴジラにはかなわないです〜。

    >(ソンナコト言ってたら、こういう映画は観られないのかな)

    そうです。楽しみませう。こうやってあれこれ言うのも楽しいです〜。

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